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2014年1月

2014年1月25日 (土)

茂山忠三郎狂言会、河和田入りされて第4回「狂言inかわだ」開催、うるしの里に広がる初笑い

Kc4d0100 第4回「狂言inかわだ」会場うるしの里会館

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前日、河和田入りの忠三郎先生の奥様、お嬢様方が越前漆器の産地で絵付け体験

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茂山忠三郎狂言会の良暢先生をお迎えして、初めて参加の狂言クラブ生のごあいさつ、その後司会の綿密な打合せも行われる。

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会場の舞台設営、幕をつるロープのワイヤーが外れたりして思いのほか時間がかかってやきもき。やはり前日に舞台設営は出来ていることが大切であることを実感。それでもNPO法人かわだ夢グリーンの駒本理事長、丸山副理事長以下チームワーク良く準備整い、朝のリハーサル風景。

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1部は地元を集めての演目で、狂言クラブの河和田小学校の子ども達の狂言「うるし」、4人が少し声がうわづってはいたので、緊張が伝わりましたが、堂々の演技を披露。

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狂言クラブの大人グループ狂言「うるし鎌腹」を初披露

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親子狂言「いろは」「うるし鎌腹」に出演の役者、牧野市長さんにもはいってもらい、着付けの倉橋さんも一緒に記念撮影。

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第2部 新島健人先生によるこどもたちの「笑い」のワークショップ。何回かやっているうち、なかないい調子になっていって、会場からも「うわっはっはっは」と声が出る。

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「柿山伏」軽妙なやりとりで、会場は狂言の世界に引き込まれる

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きれいだ。「俵を重ねて・・・・」、茂山忠三郎狂言会の面々が伝わる、最後まで。ここまで4回にまで続いてきているご縁に本当に感謝。室町時代に出来ている狂言「塗師平六」が、京都と越前漆器、そのとき既につながりがあったから演目になっていることで、この貴重な狂言「塗師平六」を地域資源に ”「伝統芸能のまち さばえ」を創りましょう” うるしの里活性化に、このことから鯖江にまで「笑いの世界」でまちづくり、元気を醸したい。

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親子狂言「いろは」で好演技だった泰佑くん、茂山先生にすっかり気に入られて、「精進しなさい、大きくなれるよ」と、励まされる。

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若先生・良暢先生、越前漆器のiPhoneのケースをお買い上げ、今回は河和田を少しばかりですが、楽しんでいただく時間もあったようです。来年度に向けてのご相談もさせていただきました。

それにしても、第1部から第2部に違和感なく入り、プロの狂言士のとてもとても軽妙な狂言!!! いつも、出し物の選ばれる影響力、舞台全体の仕上がりを考えながらの茂山良暢先生の総監督・演出に助けられています。狂言の素人事務局の企画を助けていただきながら、茂山良暢先生の個性を感じ、今回もすごいと感心するばかりでした。自ら演ずることは、昨年の第3回「狂言inかわだ」鯖江市文化センターでの晴れ舞台で終わりにさせていただき、事務局に徹しましたが、反省すること多々あり、来年度への課題でしょうか。

「年々中身が濃くなってきているよ」との感想を言って帰られた方もおられ、あっすんだ・・・という気持ちの今晩です。明日は北吟会の新年句会、月曜日から会派で視察研修です。

うるしの里いきいき協議会 役員会

うるしの里いきいき協議会では、、昨年末に引き続き、福井県中小企業団体中央会から芹沢さんと農林総合事務所丹南支所から村野主任に来ていただき、今度は役員で法人化に向けての検討会議を持ちました。

まず現状の課題などを整理してというところから始まりました。また、現在、土曜日日曜日のオープンですが、喫茶椀椀を月曜日から金曜日まで毎日オープンするにはどうしたらいいだろうかということも、真剣に考え始めているところです。地域の中で、女性団体が連携して、NPO法人かわだ夢グリーンの支援ももらいながら、地域活性化を、生ごみを減量リサイクルして有機堆肥での菜園からの学校給食支援野菜で朝市をオープンさせて、もっと元気になろうとがんばってきて8年半。

これからの地域の問題を一気になのもかも解決は出来ませんが、多くの方が巻き込めるような取り組みに持っていくことが出来ればと思います。

「山うに」まつりの打ち合わせ

2月11日に「山うに」プロジェクトの「山うに」まつり(参加研修費500円)に向けて、市職員とプロジェクトの主だった役員で打合せを行いました。

今年度は コーナーを3つに分けて、いつもつくっておられる名人から「山うに」をおすそ分けしてもらい、「山うに自慢コーナー 」を設けていきます。昨年のように、試食コーナー と、どうやってつくるんだろうという地域住民市民の要望にお答えして、山うにづくり体験コーナーをつくっていきます。「山うに」づくり体験コーナーは別と500円の体験料が必要です。

また、うるしの里食文化戦略協議会の展示コーナー等も設けて、「和食・日本人の伝統的な食文化」としての河和田地区の現状活動などもお知らせしていこうという内容です。

申し込みは、29日から受付ですが、河和田公民館が窓口です。お名前、住所、電話番号をお書きのうえ、FAXにて申し込みください。直接申し込みもOKです。

鯖江市精神障がい児(者)福祉協会・四つ葉会役員会開かれる

新年はじめての四つ葉会の役員会が、アイアイさばえで開かれ、2月の第6回定例会に向けての打合せを行いました。昨年の8月に行ったアンケート結果を会員の皆様にお返しするために、内容によっては、市役所からの現状や施策、考え方や方向性をお聞きしようということで、社会福祉課の馬場参事、障がい者基幹相談支援センターの業務を担っておられる吉村課長補佐にも参加していただきました。

家族の方は、当事者の息子さんやお嬢さんの就労であったり、外出時の交通や服薬のことなど自活や自立についてのご心配や不安が大きいようです。もちろんこの会の設立の一番の動機となっているのは、親亡き後の生活を心配されての動きでした。家族がまとまって、行政に具体的な要望をしていこうというのが目的です。ケアハウスであったりグループホームであったり、福祉行政に何を望んでおられるか、社会福祉課としても現場の貴重なご意見は、より充実した内容のある福祉の向上を図るために大切なことであり、私自身も、今後も増えるであろう障がい児(者)に寄り添ってお役に立てる活動をさせていただいているところです。。

2月定例会: 日時・2月15日(土)午後1時30分~3時30分ころ アイアイさばえ 大会議室

内容・アンケート活動から「鯖江市の精神障がい児(者)および家族に対する現状の支援確認&支援計画等について」

2014年1月21日 (火)

TERRAねっとふくい東日本大震災三周年追悼会の打ち合わせに参加

TERRAねっとふくい東日本大震災三周年追悼会が3月16日に、鯖江のお寺で行われるというので、その打合せに参加させていただきました。宗派の垣根を越えて、同じような世代のご住職が集まられるという場所に、はじめての体験です。このときに読み聞かせをお願いされて、お引き受けさせていただいての仲間入りです。

阪神大震災でお子様をなくされた方と、東日本大震災でいまだ行方不明のおばあちゃんと一緒だった1歳前のお子様の2人のママが、子ども達に贈る「優しいあかりにつつまれて」という絵本を出版されました。

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この絵本から朗読をさせていただくことになります。絵を描かれたのは、ひらたゆうこさん、ひらたひさこさん、越前市のイラストレーターです。阪神大震災からちょうど生きておられたら20歳という記念の日に発行されました。このご縁を、ふしぎなご縁に感謝して、心こめてがんばりたいと思います。

町内新年総会に出席

2014年がスタートして、尾花町の新年総会に、ごあいさつに寄せていただきました。冒頭あいさつの時間を頂き、町民の皆様の総会だと思うと、たくさん話す時間をもらうわけにもいかず、うるしの里河和田元気再生プロジェクト事業の取り組みの概要の概要を説明させていただいてきました。計画策定には、これまで河和田の中では姿の見えなかった若手の方が100人くらいも参加していただいて出来ていることをお知らせしました。内容は、今ある資源に磨きをかけ、河和田の皆さんの誇りとなるように、一部の人で動くのではなく、区長さんを中心に一人一役でがんばっていきましょう、とお願いしてきました。

愛子の活動ニュースも持参し、配布していただきました。

福井県連合婦人会の新年会が開かれる

1月18日(土)、福井県連合婦人会の新年会が、西川知事、笹岡県議会議長、林教育長、生活学習館今富館長、安全環境部循環社会推進課宮永課長さんがた13人の来賓のご出席を得て開かれました。

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田村会長のごあいさつ、楽しく会員が、女性が集うことから、社会の活力が生まれる、そのためにもがんばりましょうとのごあいさつ。

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最後に,東北の復興を祈って「花は咲く」をうたい、おきな声を出せば出すほど涙が出てきました。前田鯖江市連合婦人会の会長も同じで、被災地に伺ったときのことを、彼らの「又来てね」を思い出して・・・。被災地に思いを寄せて、出来ることでの支援を考えていきたい。

映画「じんじん」の上映会にむけて

6月の議会で、一般質問模させていただいている読み聞かせの町・北海道の剣淵町。この剣淵町の「絵本・読み聞かせによる元気なまちづくり」が映画になっています。「じんじん」です。この映画の上映会をしようと動き始めています。「じんじん」とつながろうの会の第5回のうちあわせです。

打ち合わせの終わりに読み聞かせが2冊ありました。「1000の風 1000のチェロ」と「さばうりどん」でした。30日は試写会があります。越前市の文化センターで、午後7時からです。4月の上映会に向けて賛同者の支援を募っています。

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2014年1月15日 (水)

ふるさと鯖江の日に「ふるさと料理を楽しむ会」

本日1月15日・ふるさと鯖江の日に「ふるさと料理を楽しむ会」が催されました。福井県の2月の鯖江バージョンを、女性の活躍の場を、と。そのつもりはなかったのですが、市長室に入っていたときに、急に市長に提案して始まっています。あの時担当課長が即呼ばれ、あわてさせてしまったことを今でも忘れることが出来ません。申しわけなかったと思いますが、「誰が、してもらえる」といわれ、「任せて」と胸をたたいたものです。そのときの職員さんとは、ユネスコ遺産登録の措置事例の応募に向けても相談を受けました。

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そのときが合って、今の形が出来ています。市内の女性グループに、商工会議所農商工連携委員会会員の皆様も加わっての手づくり料理です。担当職員は勿論、職員集団、市民ボランティア集団、市民みんなでの「ふるさと料理を楽しむ会」になっています。

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地場の食材を活かしながら伝承料理を今風にアレンジして、越前漆器のトレーで、楽しい時間を過ごさせていただきました。自慢の料理ご協力の皆さん、おいしかったです。越前漆器(業務用)トレーに、たくあんの煮たの、高野豆腐の辛し和え、鯖江菜花入りうち豆かきあげ、変わり昆布巻き、さばえ菜花とぜんまいの豆和え、焼き鯖巻き寿司、ブロッコリーとゆで卵のマヨネーズ和え、山うに田楽、このほかまだまだありました

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トレーの上にかけられている和紙、和紙は和食には欠かせないと思う。

さばえ菜花米のごはん

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お料理をさらににおいしく、近松人形浄瑠璃「近松座」さんの寿式三番叟が披露されました。ソノーレアンサンブルの赤松さんのトランペット演奏も光っていました。とてもお上手でした。

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閉宴のあいさつを、市区長会連合会の齋藤会長が「鯖江市民でよかったと思える日でした。2014年、来年の市制60周年に向けて1年間午年を市民協働で力を合わせてがんばりましょう」と万歳三唱で締めくくられました。
最後に夢ボーノさんの漫画・メガネブのパッケージのケーキを家にお土産に。

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孫は「明日、食べるんだ~」ってお休みなさいして寝床に行きました。

国語の教科書に、狂言「柿山伏」

お正月があけたら、小学校へと考えていましたが、やっとお伺いできました。連絡を入れさせていただいたからでしょうか、加藤教頭先生、水間校長先生が手を休めて待っていてくださいました。

校長室で、あらためて、今回の事業についての感謝とお礼を申しあげ、プログラムの流れなどを説明させていただきました。茂山忠三郎社中と狂言のつどい第4回「狂言inかわだ」に、河和田小学校の狂言クラブでがんばっている子達に出番をお願いしています。これまで、茂山先生からのワークショップを受けるプログラムでしたが、始めて、第1部で地元狂言「うるし」も演じてもらいます。第2部で、ワークショップです。

また17日に美浜から見える小学校との交流会で狂言を披露されることについてや、25日の舞台までに増澤善和先生に指導してもらおうと思うことなど話し合わせていただいてきました。

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水間校長先生から、5年生の教科書に「柿山伏」があるから、市内の子どもたちにも声かけたい、と言っていただきました。本当の狂言を生で鑑賞できるなんて、地方ではなかなか出来ないことです。こどもたちに折角の機会ですから、感動を味わってもらうことが出来れば、文化庁の「文化遺産を活かした地域活性化事業」を受託して本望です。

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