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2015年6月17日 (水)

鎌仲ひとみ監督の映画「小さき声のカノン~選択する人々」、鯖江で上映

「六ヶ所村ラプソディー」「ミツバチの羽音と地球の回転」など核や被ばくをテーマにしたドキュメンタリーを手がけたきた鎌仲ひとみ監督が、3・11東日本大震災の福島原発事故を乗り越えようとする子どもたちを守るためのお母さん方の暮らしを「小さき声のカノン~選択する人々」の作品に、鯖江市文化の館で、6月14日上映会と監督とのフリートークがありました。

チェルノブイリの原発事故後の生活を、母親たちの視点から捉えたドキュメンタリー。

福島で家族一緒に暮らすことを選択した母親たちが、葛藤しながらも子どもたちを守るための方法を模索し続ける姿、またその支援に携わる人々の姿を描き、1986年のチェルノブイリ原発事故から28年を経た現在も事故の影響下にあるベラルーシでは、多くの子どもたちを診察し続けてきた小児科医の女性らに話を聞き、長期間にわたって低線量の汚染地域で暮らしてきた子どもたちに何が起きたのか、また母親たちはどうやって子どもを守ろうとしたのかを探り、特に福島の原発事故後を前向きに生きる人々の姿を通し、原発や環境問題について考えさせられる映画でした。

また、放射能の被害が福島だけでないことも、関東一円広域に広がっていることもよく分かりました。

これまで、木村は、福井も原発県ということで、3・11後、放射能災害で、外で遊べない、福島の子どもたちに、鯖江から「絵本絵を送ろう」(6500冊2000冊)、昨年は子どもたちに1冊1冊メッセージつきの「絵本でつながろう」(380冊)届けています。昨年12月に現地にうかがい、子どもさん方に直接絵本をプレゼントさせていただきましたが、町や道路、建物はきれいになりつつありますが、寂しい空気が流れていました。相馬の漁港での水揚げ、漁獲した魚をまた海に放棄するんだそうです。このようなことの事実は報道されればされるほど、そこで暮らすことできなくなります。

このような状況、マスコミに報道されないことは、政府の責任ではありません。皆様の複雑な思いをどう汲み取るか、です。現地の知り合いの方とのお付き合いをしていて思います。

お母さん力を、政治の世界に、今こそ発揮していくべき、と信念を強くしました。

それと、まだまだ保養の必要なこと、医学的な見地からも、新潟の例も参考にしたいなとも思いましたし、国が組んでいる事業予算等の検討もしてみたいと思いました。

わが子も、他人の子にも、できるだけの愛を降りそそいでいきたい!  

さばcansのみなさん、TERRAねっと福井のみなさん、ありがとうございました、映画の上映! 今年も保養キャンプ頑張っていきましょう。

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コメント

木村さん
 いよいよ明日ですね。
 
 今までの活動は、本当にすごいと思います。
 女性だからこそできる、気づく活動をぜひお続けくださいま すように。どうぞ、お体にお気を付けになってご無理の在り ませんように。

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