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2016年10月22日 (土)

「山田トシさんの手料理帳」をクラウドファンデングで出版、さらにクラウドファンデングで増刷

これまで、河和田21世紀村づくり塾に女性の立場で関わらせていただき、ラポーゼかわだの立ち上がりのソフト事業を、パンつくり体験、蕎麦打ち体験、ハーブ栽培とクラフト体験、木工生地つくり体験と、もう20年も前のことですが、全力投球させていただきました。そのころ、河和田食と健康を考える会があり、ハーブ・薬草を使って薬膳料理の研究もさせて頂きました。年配のお料理上手な、器用な会員さんから、ふるさと料理をいろいろとお習いすることも出来ました。母はちょうどそのころ体調崩して、福井医科大学病院に入院していたころでしょうか。

まだまだ母から教われるという思いもあり、教わりきれていない河和田の伝統的料理の作り方など、母が亡くなって、「あっしまった」と後悔しました。家庭料理の先生だったおばさん(山田トシ先生)に「おばちゃん教えて」とお願いすると、「もっていきない」と出来たものをもたせてくださるのが常でした。

議員になってすぐに、ユーカルさばえ(当時は青少年ホーム)や公民館講座で料理教室の先生をしておられ、その活動のながれで、家庭料理、ふるさと料理のレシピ集の発行など出来ないか、教育委員会等にも提案したり、女性の活躍と言うことで女性活躍推進室にも話もちかけたりしていました。それが10年以上たって、うるしの里かわだまちづくり協議会の活動の一環で、農林政策課の若手職員の熱心な動きもあり、2年がかりで「山田トシさんの手料理帳」、92歳のおばさんの手書き料理レシピが、形になりました。ここまで思いを溜め込んで実現できたことは、関わってくださった多くの皆さんに、ご苦労にただただ感謝です。

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昨年暮れの出版から、さらに編集内容に久保田桐子先生たちに、また手をかけていただいて増刷対応を、ファーボを活用して行なうこととが出来ました。ファーボにご協力いただいたかたがたに「トシさんを囲んでお料理を楽しむ」メニューもあり、このほど9月25日(日)昼、うるしの里会館で、河和田の料理研究会のみなさまにお料理作りなどお世話になって開催されました。

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カメラマンの倉橋さん、レシピの整理や本文を手がけていただいた久保田桐子さん。
このほか、編集を竹内陽一さん、スタイリストに藤本よしこさん、デザインを長岡綾子さん、挿画に里見佳音さんの若手集団です。

日常おばさんを先生に料理研究会のみなさんが「囲む会」のお料理をつくってくださって、代表の高橋さん

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Cimg9212食べることは生きること、身の回りの食材、ものを使い、家族に喜んでもらえる料理をつくることができる田舎暮らし、この暮らしそのものの存続も、この手料理帳で繋がっていくことは、造り酒屋で育った姉妹、母を超える年齢にそろそろなってきて、自分への褒美でもあるかなと涙の出た事業です。

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