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2015年8月

2015年8月31日 (月)

循環型社会に、調理残渣や食べ残しを減らすよう啓発活動・県連合婦人会

「おいしいふくい食べきり」運動推進事業が、福井県連合婦人会といっしょに展開されてきて3年。8月29日、嶺北地区リーダー(鯖江市連合女性会から役員10人参加)の推進学習会がユーアイふくいで開催されました。

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福井県は、おいしいふくい食べきりの日をあらたにスタート。
 30日から、お店によっては、注文したお料理を全部食べきったら、サービスもあるようです。

Kc4d0488おいしい食材を残すなんて、もったいね!
今日から食べきり運動に参加してね。

今年度は、リズム運動を取り入れてのおいしいふくい食べきり運動の推進です。子ども達への啓発などに取り入れられるよう出来た新作リズムダンスの練習も行いました。

Kc4d0498地球温暖化防止、燃えるごみの削減、リサイクル・たい肥化に、まず台所から心がけていきませんか。

夜は、自由民主党鯖江市支部の総会でした。

市民創世会で、軽井沢町に「通年議会」開催を研修

8月28日、軽井沢町が通年議会を開催されておられることから、鯖江市も議会改革を進めていて、先進自治体にお伺いして、内藤議長、篠原議会活性化特別委員会委員長、市村副議長さんたちから具体的に研修させていただいてきました。

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軽井沢町では、平成20年に議会報告会を開いてきておられました。ただ、議会で決まったことの報告は、議会便りを見ればいいとの声もあり、参加者がだんだん少なくなってきたことや続けなくてもいいのではとの声もあり、「議会とまちづくりを語る会~議会報告会~」に変更されたとのこと。

その結果、こんなことしたらどうだろう、という、市民からアイディアをもらう場に、内容になってきたと、政策立案能力が弱かったけれど、このことにも力を入れて、議会が主導する権利を取り戻してきていると話していただきました。

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平成22年、理事者側からの提案もあり、1年の施行期間を経て、23年から通年議会に踏み切られた軽井沢町議会です。理事者側は当初自分たちの時間が取られるか、首長の権限が弱くなるとか心配だったようです。ところが、現状は、町のほうが通年議会を利用しているといえる、とおっしゃられました。

通年議会に持っていくためには、定例会条例改正や通年議会実施要綱、議会定例会の招集時期に関する規則改正などやらなければならないことがいっぱいです。議長以下団結してスムーズに進められた軽井沢町の素晴らしい事例を参考にさせて、鯖江市でも専決処分を減らすためにも、議会改革・議会活性化に進んでいきたいと思います。

また、篠原公子議員が議長だったときに模擬議会を実施されてきていて、その結果今年1月の選挙で2人ふえ、5人の女性議員ということも誇りにしておられました。

 羨ましい限りです。鯖江市も女性の活躍、なんとか地につけていきたいと思います。

2015年8月30日 (日)

市民創世会 魚津市に北陸新幹線開業に伴うまちづくりを行政視察

8月27日28日と、市民創世会で魚津市に、「北陸新幹線開業に伴うまちづくり」について行政視察をさせていただいてきました。

魚津市産業建設部商工観光課が北陸新幹線業務を所管しておられ、観光おもてなし振興条例を平成22年に制定し、23年に実施計画をたてて、新幹線の開通でマネジメントできるように動いてこられていて、政ニ課長代理、亀田さんから「新幹線開業に伴う変化と対応」を研修させていただきました。

1.新幹線開業による変化

  • JR北陸線の運行は「あいの風とやま鉄道」など各県ごとの第3セクターへ
  • 魚津駅に停車していた特急列車37本の廃止
  • 高速移動の拠点は新幹線駅に移動
  • 特に関西・中京・新潟方面への移動利便性低下
  • 魚津駅の乗客数データ(あいの風とやま鉄道の平成27年6月11日の調査・輸送密度も乗客数も増えている)
  • 魚津駅「みどりの窓口」の廃止、午後8時以降の駅員不在(列車の中で乗務員さんの話では、あいの風とやま鉄道の社員30人加えJRから10人が出向)

2.魚津市の対応

  ①在来先頭対策連絡協議会の活動(平成13年~) →北陸在来線がスーパー特急方式により魚津駅に停車する計画であったが、 平成12年フル規格による整備に変更され、魚津駅に停車しなくなったことから、新幹線開業後の鉄道を中心とした街づくりを目指し、市、議会、経済界、と共に講演会、地鉄・あいの風とやま線を利用したツアーの企画・実施

  ②魚津駅・新魚津駅の乗り換え利便性向上とバリアフリー化を目指し、新魚津駅の魚津   駅側への移設や駅前広場の整備を行うなど、駅周辺の整備を計画

  ③沿線市町とともに、JR切符の購入環境が維持されるよう要望

  ④富山地方鉄道が、黒部宇奈月温泉駅と隣接して「新魚津駅」を新設したことに合わせ、沿線市とともに地鉄線の増便を支援

  ⑤地鉄線を補完するために、黒部宇奈月温泉駅と魚津市内を結ぶ予約敷き乗り合いタクシー「おもてなし魚津直行便」の実験運行を開始(ジャンボ5000円、普通1000円、収入の足りない分を補填、当初予算600万円、補正必要)

  ⑥魚津駅がJRから経営委譲された際に生まれた空きスペースを、例えば地場産品の販売所として活用を検討

  ⑦地域交通としての「魚津市民バス」等路線網等運行体制の充実

など、詳細に研修をさせていただきました。

Cimg6190お忙しいところ、魚津市役所の職員さんにお世話になり、ありがとうございました。

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2015年8月29日 (土)

国の政策と地方議員の隔たり

FB上で、娘さんが何で子宮頸がん予防ワクチンを摂取させてくれなかったと、娘にうらまれたらどうしようと悩んでおられるお母さんがおられる、との話を漏らされ、子宮頸がんワクチンの論議をさせていただいた。

子宮頸がんワクチンは、まだ日本人の身体での研究は進んでいません。国立感染研究所のデーターなど、牛の避妊薬などつかっている成分もあるようで、見切り発車過ぎる思ってきました。子どもが将来産めない体になるかもしれない心配など・・・。

民主党政権の時の国会通過です。 民主党の国会運営、 子宮頸がん予防ワクチンの導入など拙速に進めること、不思議でした。地方の市議会議員がおかしいと、議会で提言してもいみないこと、発言しないよりはしなければとの思いで、性交渉で発病する子宮頸がんであることから、鯖江市議会で性教育を訴えました。

今、原子力発電が止まっていても電気は足りているなどと言ってもおられません。福島の原発災害の検証を一日も早く出して欲しいし、エネルギー全体で考えて、再生エネルギーなどを進めていかないと、世界規模で、地球温暖化はすごいことになっていくのではないでしょうか。

原子力発電が停止して2年、主に火力発電が稼動している日本の電気、ここからの電気代は、大半は原料代として、中近東にお金が流れていっているんです。

地方の議員、モットモット、自分たちの暮らしのために、市民の皆さんとの話し合いの場を持っていきたいと思います。特にお母さん方たちと。

食事の取れていない子の居場所つくりを地域で

鯖江市の児童生徒の朝食摂取率は、現状平成25年のデータでは、98,2%、平成31年に100%を目標値に子ども・子育て支援事業計画が、本年27年3月に策定になっています。

貧しくてというのではなく、精神的な貧困や養育環境から、「孤食」も、鯖江市においてもおきているようです。活動を同じくする若い女性・おかあさんが、今自分が本当にやりたいことは、十分な食生活を送れない地域の子どもたちに、1週間に1回でもいい、100円ででも、食べるところをつくってあげたいの、と相談を受けています。

議員以上の周りの子どもさんを思う・支援、気配りに驚いてしまいました。ぜひ次はこの事業に向けて動いていこう、彼女を応援していこうと強く心にとめています。

そんな時、敦賀市では、来月「こども食堂 青空」を開店すると言う新聞記事が・・・。代表の中村さんに早速問合せをしてしまいました。

鯖江市では、どういう事業展開が出来ることか、総合的な子育て支援に動き出そうと思います。

2015年8月26日 (水)

鯖江市の明治大学との学生連携・協働事業、「創立者の出身地への学生派遣プログラム」

8月24日から27日にかけて、明治大学の「創立者出身地への学生派遣プログラム」参加者が鯖江入り、牧野市長表敬の後、うるしの里・かわだに移動をされて、「移住・定住施策について」の意識調査や河和田での実体験を元に東京でPRを実施していただく事業です。まず工房見学や越前塗り山車、うるしの里会館内の見学をされました。

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Kc4d0443この日は、河和田アートキャンプの学生さんほか、早稲田大学の環境ロドリゲスチームは漆塗り・蒔絵体験を、また、京都伝統工芸大学のインターンシップの皆さんも蒔絵体験や漆工芸の体験を終えて会館に集合しておられました。

さらに、河和田アートキャンプ草創期に頃のNLKのメンバー戸田さんも童子の彫刻と漆器のコラボ作品作成中、生地引き作業中の坂本さんをのぞいて、若い二人の会話も芸術とものづくり、若者であふれるうるしの里。 坂本さん、後継者育成で越前漆器で修行中。漆器の生地を女性が挑戦、女性ならではの後継者になって欲しいし、そういう環境を作ってサポートしてあげたいと思います。 
戸田さんは、童子を彫刻、作品4作目とか、彫刻と漆器のコラボではるかなる宇宙の神秘を! ごろごろ引きながら京都とうるしの里かわだを往復して、製作中です。1作目は河和田古民家改修改築で片木さんのアートギャラリーに飾られています。
女性の生き方として、2人とも、とても羨ましい!です。

Kc4d0440ものづくりの産地の魅力人の魅力で、「若者が住みたくなる・住み続けたくなるまちづくり」に、一つ一つ歩を進めていきたい。移住・定住する皆さんは、またそれだけの覚悟をして地域の中に入ってきてもらえるうるしの里を目指していきたい。

 25日は、明治大学の皆さんは漆器体験と桑の葉採集などの体験事業でした。桑事業を行っているうるしの里いきいき協議会の協力を得て、桑畑で桑の管理の仕方や利用の仕方など特に健康にいいお茶であることなども、桑の管理の実体験とふくめ研修していただきました。

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絵本好き、本好きの親子に!の願いで、かわだ文庫オープンから22年

平成5年8月に、鯖江市図書館まで遠い河和田の子どもたちのために、自転車ででも行ける場所・かわだ文庫をオープンして22年が過ぎました。

これまで開館時間を、試行錯誤色々な時間単位でやってきました。午前中からお昼をはさんで開いていた時期もあります。午前中のみのこともありました。でも運営するボランティアメンバーの都合を考えると、開館は午後1時から3時がいいかなということで、お楽しみ会などは午前中から開いてきました。

Kc4d0426昨年、夏休み、もっと利用したいとの声もありましたが、なかなか準備も整わず、今年になって、8月22日(土)は、久しぶりに朝からオープンしました。

「絵本すき・本好き!」の皆さんがやってきていただき、お友達同士読み聞かせをする光景もありました。いつものように午後に見えた方もありました。

これからの「絵本・本大好き! 読書の出来る」子どもの居場所として、考えて活きたいと思います。

うるしの里・河和田地区の民俗資料室の看板あがる

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Kc4d0400jpg河和田地区には、古くからの民俗資料が、現在コミセンの倉庫に保管されています。

自分たちの先祖が利用していた道具、暮らしのルーツなど、一般公開できるような部屋が欲しいことは前々からの願いですが、現在かつての消防倉庫であった2階に、1部が所狭しと並べられています。

学校の空き教室を利用したらというご意見もあるようですが、役員さんのなかでは色々なご意見もあるようです。せめて看板でも、ということで素敵な自然の板を活用して、「河和田 民族資料室」の表示が通りから見えるように、掲げられました。

作業に関わっていただいた関係者の皆様、お疲れさまでした。

鯖江市精神障がい児(者)福祉協会(四つ葉会)の定例会、ハーブの研修も

8月23日(日)、アイアイさばえの2階大会議室で、臨床心理士・岡本氏を講師にお迎えして「障がいは小さく、夢は大きく」というテーマで研修をさせていただきました。

Cimg6184岡本先生は、障がい者・当事者の心理状態など、薬の過剰摂取を木になるご家族の悩みには、「飲みすぎや、あかん」と言ってとめるだけでなく、「最近飲まなくていれるようになったな~、偉いな~」とほめてあげることを勧められました。基本的に薬は飲まないほうが良い、ということも。

とにかく、そのままの現状を受け入れてあげて、出来ないと思うのではなく、出来ないことではなく、できることをふやしていくといいね、というふうにも語られました。穏やかなお話しぶりで心が安らぐいいお勉強でした。

そのあと参加者で少し楽しいことしたいねと、「ハーブティの会」になり、久しぶりにハーブの先生(HERB工房AIKOママンズ)をさせていただきました。今年は、手入れがあまり出来ていませんが、育てているハーブをバケツいっぱい、バジルは妹にお願いして、抱えられないほどのハーブ持って、香草・薬草を気軽に楽しんでいただきました。
神経を強くし、頭をシャープに、記憶力も良くするといわれているローズマリーや利尿作用などもあるフェンネル、昔から、養蚕時代からある桑、血糖値を下げるともいわれています。

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いずれにしろ、ミント入りのクッキーも焼ける時間があり、ハーブティのお菓子として提供できました。皆さんに「頂戴、頂戴」とハーブのお土産をもって帰っていただくことが出来ました。

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おうちで水差しして、発根、薬草・香草が市内に広がっていくとうれしいです。

早稲田大学環境ロドリゲス、鯖江で子どもたちとエコ活動

早稲田大学環境ロドリゲス環境スマイルの皆さん27人、うるしの里後継者養成事業で入ってきて下さっている若者や京都伝統工芸大学校からのインターンシップの皆さん、漆器事業者やメーカーさん、地元NPO理事、関係者の皆さんで意見交換会を持ちました。

Kc4d0418代表の千賀さんは、今回で多い7回目の訪問だそうです。「NPO法人かわだ夢グリーンの呼びかけで始まっている先輩がはじめた事業はぜひ続けていきたい」と語ってくれています。活動のフィールドと、鯖江・地方の環境とものづくりのまちに魅力を持っておられます。

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今回は、エコプラザさばえの事業として、「子どものエコ体験」事業が、ユーカルさばえやエコネットさばえで、取り組まれました。エコ体験のほかにもユーカルさばえで、お兄さんと宿題ををやろうという計画もあり、来年には、「かわだ文庫」でも「宿題をやろう会」を手伝ってね、とお願いしました。

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22日から1週間の鯖江滞在です。楽しいこと面白いこと、新しい発見をして、次につなげていくことが出来れば、と思います。

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