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2015年11月

2015年11月27日 (金)

鯖江市議会定例会、始まる

11月25日、議会が開催され、会期を11月25日から12月18日までの24日間と決め、26年度の一般会計など8議案を認定しました。値上げにつながる下水道会計については、認定に同意しかねるものがありました。

12月議会には、一般会計の補正予算案9億4260万円、下水道使用料金を来年度から値上げするための条例一部改正案など12議案が提案されました。牧野市長から提案理由を所信で述べられました。下水道料金の値上げ等は、子育て世代の洗濯物が多い家族のことなど考えると納得の行く話ではありません。

会派代表質問、一般質問の締め切りは11月30日正午です。

ようやく、一般質問の通告書つくりに時間がつくれそうです。11月、議員活動の前に市民の皆さんと一緒に動かせていただいているのが木村、かなり忙しかった月と言えます。

国、県、市と通して25年、26年度に受託している事業の2つが、国の会計実地検査受検の対象になり、11月8日は文化庁の文化遺産を活かした地域活性化事業・狂言「塗師」うるしの里活性化事業を、11月26日は農水省の共生対流総合交付金事業の調査を受けました。申請書類も、膨大ですが、活動の中身にあわせ、実績報告もそれ以上。

それでも、これからも国からの補助金等が地域に直接入ってきてもらえること、期待していきたいと思います。

2015年11月25日 (水)

丹南のこどもたち「おもしろ科学実験」などを体験

11月21日、22日23日と3日間にわたって、鯖江市文化の館を会場に、毎回違うプログラムで、講師は福井高専の川本先生でおもしろ科学体験教室が開催されました。3日間共通していたのは、ホバークラフトに試乗と言う大きな目玉プログラムでした。

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Cimg6835科学離れも叫ばれていますが、未来のノーベル物理学者が楽しそうな眼で参加。120名以上の参加者で、おもしろ環境実験隊のメンバーも大張りきりでした。

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2015年11月24日 (火)

日本福祉文化学会北陸ブロック現場セミナー

11月21日(土)東北の視察から戻って鯖江の駅2階、駅ライブラリー tetoteで、日本福祉文化学会北陸ブロック現場セミナーが、18:30から開催されました。

Kc4d0407コメンテーターに、石井バークマン麻子先生、清水孝次先生NPO法人小さな種・ここる理事長、薬学博士。コーディネーターに、宮川深雪氏が、シンポジストに、ここるファーム勤務の当事者の皆さん、保護者のお母さまが登場されました。

Photo_2石井先生から多様性とチャレンジド、自分を諦めないこと、と。

また、当自者の方の勇気あるシンポジスト、相手に伝わることで安心感が生まれることなどを学ばせていただけました。

Kc4d0419ここるファームのA型就労支援事業所の次は、当自者のお母さんから、会場からグループホームと言う大きな目標の発言も出ました。

行政の力も、今後ますます必用になることでしょう。障がいのある人もない人もみんなが夢を広がる、幸せになれる社会づくり、大変ですが、がんばっていきたい。

南三陸町の被災地の現状を、市民創世会で研修

11月21日(土)、南三陸町の3・11の被災地を市民創世会で視察。被災地説明ガイドを、復興みなさん会代表の後藤氏が、会派で借りてきたレンタカーに乗車して、早朝からしていただきました。

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Cimg6759ホテル観洋から見える、全部流されてなくなってしまったが、現在ではワカメやたこの筏・養殖も広がり始めている。

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高台の住民が避難場所になっていた中学校の地震、停電でとまったままの時計、津波など時系列での説明や丘の下の小学校が児童生徒全員が無事山に逃げ、そのまた山の中に逃げ込んで鳥居すれすれまでの波から全員助かった、1週間後の校長先生の言葉、「神様はあるんだ」、丘の上にいたんでは、流されなくなってしまっている国有林審議官家族と同じ運命になっていたなど・・・。

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涙無しにはお聞きできない津波での運不運、人生の分かれ目を感じる説明をしていただきましたが、後藤さんも涙を感じる眼でした。

志津川中学校に統廃合されて戸倉中学校、被災した廃校で、卒業式だけを3回開催。校庭には、仮設住宅が立ち、4年たってもまだほとんどの方が移るところもなく、居住しておられました。

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Cimg6797震災前の町並の写真を手に、防災センターの瓦礫を20年は残していこうと。

Cimg6796役場の防災センターも海抜0メートルに造っているんでは駄目だ。防潮提が8メートルだから、町職員は避難しなくても大丈夫、役場で支援に当たってください、と指示を出していた町長の判断。防災センターで30分避難を呼びかけていて命落とした24歳のみきちゃん、そのあとをマイク持った三浦さんも津波に飲まれてしまった。

現在の橋をつける工事や、防潮堤防、かさ上げなど、国の縦割り行政や、現状にそぐわない復興施策など問題点も多く語っていただけました

人間は埋め立てをした。自然から奪ったもの自然が海から返せ、と言うのが今回の津波。縄文時代の遺跡は被災していない、昔の人間は、自然を見ながら自然の法則に沿って生きてきたことを証明している、と。

エネルギーだけでなく、資源も枯渇してきている。欲望をかなえるために電気も必用だった。自分自身の欲求をコントロールしながら幸せとは何なのか考えることを与えてもらえた。

今後とも被災地のガイドを通し、震災は、人間の生きていく生き方を教えられた、絆の大切なことも教えられた。1歳8ヶ月のが、生まれてきてよかったと言ってもらえるような、孫の喜ぶ社会を作りたい、と、後藤さんは語られました。

今回の3日間、東北地方の被災地支援は、まだまだこれからが本番かなと身が引き締まった視察でした。お世話になりました方々、ありがとうございます。元気で前を見ながら進んでおられる日々、非被災地にいてもできるところで出来る支援をさせていただきたいと思います。

奥州市「地域6次産業化の推進について」を、市民創世会で行政視察

「食の黄金文化奥州」、商標登録になったロゴ。

奥州市の1/3は農業にかかわりがあり、基幹産業は農業なので、農業を基軸としたい業種連携による地域一体的な産業振興を目的に、市長の政策。

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Img137平成27年1月に、農商工等の第一線で活躍の市内の方と行政との協働で策定された奥州市地域6次産業化ビジョン(行政がたたき台を出すのではなく、ワークショップなど行い、白紙から検討、策定まで15回のミーティング、2回先進地視察)、アクションプランを27年度中に策定予定。

トライアルプロジェクトの実施が、伝統野菜の掘り起こし調査、地産地消こだわりの店「う米のおうしゅう黄金店」認定、6時産業化加工品お土産パンフレットの作成・配布、食黄金文化2015「おやつフェスティバル」

平成26年~28年、「食の黄金文化・奥州」の実現による地域産業振興の推進~食の黄金文化・奥州とは~奥州へのコアなファンづくり、奥州市の魅力発信、観光イベントなどの取り組みを業種横断的な官民協働型戦略組織と産業支援機構・国、県、商工会議所・商工会、JA、南いわて食クラねっと、みちのく奥州イブニングサロン、金融機関などと推進。

また、ふるさと納税をしていただいた方々に、奥州までの旅費は自分もちであるにもかかわらず定員20名に40名の応募があった食をテーマのツアー企画など、一つ一つにストーリ性・テーマ性を感じさせる事業です。

さらに、休耕田活用ビジネス化に、女性の視点でのお米をエタノールに、化粧品や石鹸、消臭剤の開発は驚きでした。

市民創世会で、相馬市の東日本大震災からの復興状況などを行政視察

11月19日(木)から2泊3日で、3・11被災地の相馬市と地域6次産業化の推進を奥州市に、南三陸町に被災地の現状を視察に寄せていただきました。

相馬市では、これまで福島の子どもたちに「絵本を届けよう」、「絵本でつながろう」の取り組みで知り合いになっている相馬報徳社の副理事長渡辺さんにお世話になって、復興状況やまちづくりを研修させていただきました。市民創世会では、2012年7月にも一度お伺いしていて、今回で二度目の研修です。3・11という予想の出来ない地震、津波、放射能汚染などの経験を、現場を見ながら、その声を聞きながら、次に活かして欲しいと、短い時間でしたが、多くのところを案内をしていただきました。

Cimg66943・11後に立てられた防災センターに建つ、救助活動にあたりながら犠牲になられた分団のかたがたの顕彰碑。

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Cimg6697防災備蓄倉庫、昨年の広島の災害には、ここから救援物資が、すぐさま相馬市の対応として出されたそうです。

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Cimg6703相馬市の、国の重要無形民俗文化財の相馬野馬追は、相馬氏の祖である平将門が原野に放してあった野馬を捕らえる軍事訓練と、捕らえた馬を神前に奉納したことに由来するそうで、一千余年の歴史を誇り、史跡中村城跡での総大将の出陣式を皮切りに、約500余騎の騎馬武者が戦国時代絵巻を繰りひろげられます。7月末に毎年行われるようで、「一度本物を観に来てください」、と勧められました。

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Cimg6718相馬市の新たな観光案内所・千客万来館と中央公民館が併設で復興予算でオープン

Cimg6722昨年12月にも、福井の皆さんから非被災地にいても出来る支援活動・福島と絆福島の子ども達と「絵本でつながろう」と、メッセージつきの絵本プレゼントのために訪問させていただいた「みなと保育園」を、市民創世会の議員でお尋ねさせていただきました。降園時間を過ぎていましたが、お唄と皿回しを披露していただきました。

そのあと、3・11当時の地震発生時195名の園児のうちほとんどがお迎えで自宅に戻られていたが、津波の来た時間に残っていた40名の園児の屋上から後ろの公民館へと避難状況や避難所での様子など、また今後の災害対策として、避難する車やタンカー、発電、備えなどを和田園長先生より研修させていただきました。

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Cimg6743今回は、パニック状態にはならなかったが、次は誰もがパニックに陥ることだろう、とも。

Cimg67492012年7月、放射能汚染の海、漁業の再開はめどが発たず、魚がなくても、給食や老人ホームなどに納めなければならず、焼津港や北海道からのお魚に助けられて営業を再開されていた高橋さん、奥様。あの時、「魚のコロッケが出来たから味見して」と言われたことがなつかしい。今回も会派や鯖江の皆さんを誘ってお魚を注文しよう。

Photo報徳社のコミュニティセンター・さとばたけセンターで、相馬市議会議員の鈴木氏、門馬氏と夕食の弁当を頂きながら交流もさせていただきました。

鯖江市議会全員協議会開かれる

11月18日、午後1時30分から鯖江市議会全員協議会が開催されました。

12月議会に提案される27年度一般会計補正予算9億4260万円の歳入歳出が追加になり、総額269億1470万円の歳入歳出の予算になるようです。耐震工事のための鯖江市総合体育館施設整備費が5億円組まれていることで、大きな補正額が提案されています。

また、指定管理者制度外部評価結果について、地元企業就労者支援シエアハウスの設置および管理について、下水道事業の地方公益企業会計への移行について、下水道料金値上げ、鯖江市総合体育館耐震補強工事についてが議題でした。

今、この時期に、洗濯物の多い子育て世代にとって、下水道料金が値上げなど、くらしに家計に大きなしわ寄せが来ることは確実、私には値上げなど考えられないことと思います。

2015年11月23日 (月)

平成30年に開催の『福井しあわせ元気』国体・障がい者スポーツ大会鯖江市実行委員会第1回総会

平成30年に開催の『福井しあわせ元気』国体・障がい者スポーツ大会鯖江市準備委員会第2回総会および平成30年『福井しあわせ元気』国体・障がい者スポーツ大会鯖江市実行委員会第1回総会が、11月17日、アイアイさばえで開催されました。

体操、新体操がサンドーム福井で、なぎなた競技が鯖江市総合体育館で開催になるようです。障がい者のスポーツ大会は、卓球(身体・知的)、サウンドテーブルテニス(視覚)がサンドーム福井で開催されます。

県民運動、市民運動のアクションプログラムも発表、できるところで話題にして、アクションを、ボランティアを、参加して盛り上げていきましょう。

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鯖江市議会の総合戦略等特別委員会開催、午後からが決算特別委員会(総括審査)、夜は市民創世会で「THE談会」を

11月16日午前中、鯖江市議会の総合戦略等特別委員会が開催されました。議長より特別委員会設置の思いが語られ、活動計画などの確認しました。また、北陸新幹線事業に係る独自意見書の提出についても、前回の鯖江市議会(改選前の最終委員会での引き継ぎ事項)の意向を踏まえながら、市会案を提出していくために、進め方を協議しました。さらに、会派の意見なども聞きながら、2ヶ月に1回くらいの割合で委員会を開催することが決まりました。

午後からは、鯖江市26年度の決算特別委員会(総括審査)が、市長にも出席いただいて、認定審査が行われました。

木村は、所管する総務委員会が久しぶりのことで、人件費と超過勤務について、不用額についてを、分科会で質問、指摘をしました。総括にもあげてもらい、平成17年から5年間、その後も国の第2次行財政構造改革プログラムで職員数を極端に減らしてきて結果、最近の土・日曜日のイベントなど、職員や臨時職員が動員されている。また、代休処理がとられているが、4時間未満の端数を超過勤務手当てで処理している。平常の通常勤務にも支障をきたしているし、それが原因で残業をしなければならない悪循環を生んでもいる。超過勤務手当ては人件費の増にもなっていることを指摘。

また、決算で不用額が多いことは、必要とするところに、もう少し有効な予算配分が考えられるのではないかという疑問も生じて然るべきでしょう。毎年欠損金で消滅しているにもかかわらず、同じような額が未済になることや、市県民税の滞納額が30万円を超えた場合滞納整理機構に依頼しているようだが、生活困窮者のいじめなどにはなっていないか、機構の役割などを総括審査にあげることが出来ました。

議案54号から61号までの決算が、賛成多数や全員賛成で、認定になりました。

Innyokoe夜は、市民創世会で「THE談会」を新横江公民館で開催させていただきました。若者が住みたくなるまちというがどういう施策があるのだ、とか、大きな企業誘致などして、若者の雇用の場の確保も必要ではないか、市の負債と基金残高は、についてや、河和田に住んでいたけれど、固定資産税が高いと言うご意見などいただきました。この場で、6人の議員で考えや市の現状を申し上げましたが、議員活動に課題を多く頂きました。

孫のピアノ教室の発表会

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Cimg6671鯖江市文化の館の多目的ホールで午後の部で出演させていただけました。先生のおっしゃるとおりに、しっかり音頭とっています。孫のリズム感、バッチリです。

Cimg6673「聖者がまちにやってきた」の曲を披露してくれています。

Cimg6675 3歳の孫もピアノを習い始めていますが、6歳の孫と、両親で家族アンサンブル・発表です。

両方のおじい、ばあばが、孫、ファミリーアンサンブルを楽しみに出かけた秋の1日でした。

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