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2015年11月24日 (火)

市民創世会で、相馬市の東日本大震災からの復興状況などを行政視察

11月19日(木)から2泊3日で、3・11被災地の相馬市と地域6次産業化の推進を奥州市に、南三陸町に被災地の現状を視察に寄せていただきました。

相馬市では、これまで福島の子どもたちに「絵本を届けよう」、「絵本でつながろう」の取り組みで知り合いになっている相馬報徳社の副理事長渡辺さんにお世話になって、復興状況やまちづくりを研修させていただきました。市民創世会では、2012年7月にも一度お伺いしていて、今回で二度目の研修です。3・11という予想の出来ない地震、津波、放射能汚染などの経験を、現場を見ながら、その声を聞きながら、次に活かして欲しいと、短い時間でしたが、多くのところを案内をしていただきました。

Cimg66943・11後に立てられた防災センターに建つ、救助活動にあたりながら犠牲になられた分団のかたがたの顕彰碑。

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Cimg6697防災備蓄倉庫、昨年の広島の災害には、ここから救援物資が、すぐさま相馬市の対応として出されたそうです。

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Cimg6703相馬市の、国の重要無形民俗文化財の相馬野馬追は、相馬氏の祖である平将門が原野に放してあった野馬を捕らえる軍事訓練と、捕らえた馬を神前に奉納したことに由来するそうで、一千余年の歴史を誇り、史跡中村城跡での総大将の出陣式を皮切りに、約500余騎の騎馬武者が戦国時代絵巻を繰りひろげられます。7月末に毎年行われるようで、「一度本物を観に来てください」、と勧められました。

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Cimg6718相馬市の新たな観光案内所・千客万来館と中央公民館が併設で復興予算でオープン

Cimg6722昨年12月にも、福井の皆さんから非被災地にいても出来る支援活動・福島と絆福島の子ども達と「絵本でつながろう」と、メッセージつきの絵本プレゼントのために訪問させていただいた「みなと保育園」を、市民創世会の議員でお尋ねさせていただきました。降園時間を過ぎていましたが、お唄と皿回しを披露していただきました。

そのあと、3・11当時の地震発生時195名の園児のうちほとんどがお迎えで自宅に戻られていたが、津波の来た時間に残っていた40名の園児の屋上から後ろの公民館へと避難状況や避難所での様子など、また今後の災害対策として、避難する車やタンカー、発電、備えなどを和田園長先生より研修させていただきました。

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Cimg6743今回は、パニック状態にはならなかったが、次は誰もがパニックに陥ることだろう、とも。

Cimg67492012年7月、放射能汚染の海、漁業の再開はめどが発たず、魚がなくても、給食や老人ホームなどに納めなければならず、焼津港や北海道からのお魚に助けられて営業を再開されていた高橋さん、奥様。あの時、「魚のコロッケが出来たから味見して」と言われたことがなつかしい。今回も会派や鯖江の皆さんを誘ってお魚を注文しよう。

Photo報徳社のコミュニティセンター・さとばたけセンターで、相馬市議会議員の鈴木氏、門馬氏と夕食の弁当を頂きながら交流もさせていただきました。

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