« 2015年11月 | メイン | 2016年1月 »

2015年12月

2015年12月24日 (木)

うるしの里いきいき協議会、喫茶椀椀大掃除後、昼食兼ねて研修

うるしの里会館が休館日の火曜日、厨房から、喫茶室、外回りなど大掃除をして、新年を迎える準備を行いました。

そのあと、清水町の膳野菜レストラン「旬菜」に、忘年会・昼食を兼ねて研修に伺いました。JAさんの野菜を使ったレストラン部門としてバイキングで営業をしておられるようで、少しばかり形態(お店に出すお惣菜や近くの葬儀場等のお弁当もレストランの厨房で担当)が違うところもありますが、多いときには290人以上の集客という女性の働きを学んできました。

Kc4d0427

Kc4d0434代表の月田さんや鈴木さんのお話にエネルギーをいただいて帰りました。

福井県青少年愛護審議会に出席

12月21日、福井県庁において、福井県青少年愛護審議会(愛護部会1班)が開催され、出席させていただきました。

「杉原千畝 スギハラチウネ」の映画を推奨してはどうだろう、と前回の全体委員会で提案があり、全員が福井県とも非常に関係のあることだし、子どもたちに平和の大切さからもいい方向であることを認識、事前審査をまず行えるかどうか事務局で検討、準備がされました。

映画興行の予定等にあわせ、優良興行として緊急推奨の手続きが行われました。事前審査に参加された全委員から推奨との審査結果で、優良興業(平成27年11月分)として推奨したことの報告がありました。

そのあと、有害興業の指定や有害図書等の指定を行い、最近に出版されている図書等の指定にかかる諮問(事前に委員に配られていて審査を行っている図書)を行いました。木村は「ジンベイザメのはこびかた」(ほるぷ出版、平成27年7月出版、1,300円)を事前審査。委員会で全委員が回し読みをして、推奨できるかの審査を行い、次に、福井新聞のコーナーで写真入りで掲載する本「稲と日本人」を選びました。

その他、福井県青少年愛護条例一部改正についてや最近の青少年の行動やスマホ等の学校側も注意喚起を促しているけれども、脅威にさらされていている現状などについて話し合われました。

青少年の愛護は、親、家族から、そして地域で社会の問題として取り組んでいかなければならないことです。

鯖江市役所に門松お目見え

Kc4d0436毎年この季節、シルバー人材センターがボランティアで、市役所正面玄関に門松を設置してくださっています。今年も登場です。迎春の準備が整いだしています。また、玄関はいって庁舎内に鯖江市内の案内図の表示版が業者からの申請で設置になりました。ナビタッチも整備されていて、携帯をかざして情報が収集できるようです。

Kc4d0422また、西側玄関には、福祉関係の部署などもあり、暖房が行き届いていないこともあり、ストーブが設置されています。市役所におこしのどなた様にも気分よく用事を済ませてお帰りいただけますように、願っております。今年も残りわずかになりましたが、風邪など引かれませんように、ご自愛のうえ、良い年をお迎えください。

Kc4d0364

鯖江市地域公共交通網形成計画(素案)出来る

Kc4d044912月18日本会議終了後、全員協議会が開かれて、鯖江市地域公共交通網形成計画の素案ができたと言うことで、理事者から説明を受けました。マスタープランとして、パブリックコメントにかけられていくようです。鯖江市の現況から始まり、市民の意向調査、地域公共交通網の問題・課題を浮き彫りにし、計画の素案になっています。公共交通は、自家用車が一人1台で動いている車社会に対して、地球温暖化防止のためにも環境にやさしい乗り物です。かなりの資料、しっかり読み込んでいきたいと思います。

この後、高校通学生などルート調査や公共交通に対しての意見調査結果も、事務局にもらいに行き、現状の課題と、暮らしやすい、すみ続けるための公共交通網のあり方は、若い人の考えにも応えていきたいと思います。

かわだ文庫、ひとあし早いクリスマス「ホルンおじさんの朗読&読み聞かせ」開催

12月19日子どもゆめ基金の助成事業「子どもが喜ぶ絵本活動」を、河和田コミュニティセンターかわだ文庫の部屋で開催しました。

Cimg7063伊藤忠記念財団の26年度の文庫活動助成金を受領して、随時新しい絵本・児童書を購入していますが、入れる本棚も足りなくなり、絵本など、もう少し楽しく選べるように並び替えようとかわだ文庫の中の整理途中の段階ですが、30人くらいの親子で、フレンチトーストを、大きい子たちが大人と一緒に焼き、アラザンやチョコスプレーをみんなで飾り、少し味見をして、ホルンおじさんのホルン演奏を楽しみました。

Cimg7065

Cimg7069クリスマス関係の歌など子どもたちの好きな歌をたくさん聞かせていただきました。何か質問があったら、と会場に振りましたら、昨日、全国一斉封切になった「スターウォーズ」のリクエストがあり、西見さんは早速イントロ部分を聞かせてくださいました。

Cimg7074そのあと、29歳で結核でなくなっている新美南吉さんの「子どもが好きな神様」と「手袋を買いに」を朗読していただきました。私も大好きな「子どもの好きな神様」、読み聞かせにも選ぶことが多いのですが、中学高校生のサポーターや不登校、ひきこもり支援などをされている西見さんのお気持ちが痛いほど伝わりました。

子どたちは、みんな心豊かに、すくすくと成長できるように、環境整備することは周りのおとなたちの責任でもあり、神様がお守りしてくださっているんですよ、と。

Cimg7078

子どもの喜ぶ絵本活動、これからも地味でもコツコツと続けていかなきゃ、と思いました。

12月鯖江市議会再開され、12議案など可決し閉会

12月議会は、代表質問が終わり、一般質問に、いつもだとそのまま移りますが、選挙管理委員会から刑事告発され、虚偽の日付を記入した転入届を提出し選挙人名簿に登録させたとして、福井県警が公選法違反(詐偽登録、投票)などの疑いで、福井地方検察庁に書類送検になっている現在、通告どおりに行くと福野議員ということで、一旦休憩が取られました。倫理規定などから考えると、と、議運が開かれ、代表者会議が開かれ、議長采配に一任と言うことになり、福野議員自らが、議場での発言時間の許しを得て、迷惑かけていることを陳謝し、鯖江市のために力いっぱい仕事をしたいと述べられて、議事進行しました。

3日間の会派代表質問、11人の一般質問を終え、常任委員会、特別委員会を経て、18日本会議が再開され、本年度一般会計補正予算案9億4260万円や地元企業就労者支援住宅「シェアハウス河和田」の設置、管理に関する条例制定や鯖江市下水道条例の一部改正について等全議員賛成、賛成多数で12議案を可決しました。下水道料金値上げの条例一部改正については、木村のほか賛成でない議員がおられました。

市教育委員会委員に笹本憲子氏や公平委員会委員に佐々木氏の選任、固定資産評価審査委員に高田氏の再任などに同意しました。そのほか、年金積み立基金の安全な運用を要望する陳情を採択し市会案として上程し可決、また、北陸新幹線敦賀開業後、福井駅までの特急「サンダーバード」「しらさぎ」の存続を求める意見書も可決して閉会しました。

鯖江市総合戦略等等区別委員会、開かれる

牧野市長も、総合戦略等特別委員会に参加されて、市民が一番心配している大阪、中京方面への不便さを少しでも解消する手立てとして、北陸新幹線金沢・敦賀間開業後の特急「しらさぎ」、「サンダーバード」の福井駅まで存続を求める意見書提出について、市会案として、国に要望していくことを確認しました。

伝えたい「ふるさとの味」レシピ集、発行できる

Img141他市や町にはあるので、議員になったときからのやりたい仕事の一つでもあった鯖江市に残る、将来の子どもたちにも伝えていきたい「ふるさとの料理」レシピ集が、うるしの里かわだ元気再生事業でようやく出来上がりました。

山田トシさんは、現在河和田公民館で子どもの料理教室を今でも担当してくださっています。かつては、鯖江勤労センターで、今の50代60代くらいの方々が通ってこられていた頃の料理(家庭料理)教室を担当もされていていましたし、鯖江公民館や神明など、まちなかの公民館の料理教室も受けておられ、膨大な量の手書きのレシピがありました。

それを一つ一つ、若い久保田桐子さんたちが本文を集録しなおし、スタイリングの藤本さん、アメリカで修行もされたカメラマン・倉橋さんなどに関わってもらい、編集は職員・竹内さんが手がけていただいて、このほど完成。お料理は全て、山田トシさんが手がけられたようです。

トシおばさんは、91歳、母の妹です。河和田と暮らす24節気「山田トシさんの手料理集」と言うタイトルで発行していただけました。12月議会でも、農業、農村ビジョンで農作物、食べることは生きる根源であることを力説させていただきましたが、生きる基本である「食べること」に、60年以上にわたる家庭料理の先生、おばさんの集大成として、ふるさとの伝えたいレシピ集が出来、非常にうれしいことです。

また、うるしの里かわだまちづくり協議会の事業として、出版披露レセプションまで設けていただき大変名誉なことでありました。

2015年12月23日 (水)

12月議会、一般質問

鯖江市議会12月議会は、3会派の代表質問と11人の議員の一般質問がありました。いつもだと2日間ですみますが、3日間となり、木村も順番から3日目、終わりから2番目に質問をさせていただけました。下記の質問(要旨)に対して答弁は、期待していた以上の内容もありました。市民活動に関心があるからと傍聴にいらっしゃっておられた方もあり、質問も張り合いがありました。議会報告会&意見交換会を開いてご報告していきたいと考えています。

1.    「農業・林業・農村ビジョン」策定について

(1)23年に策定して、現状の総括は

農業、農産物は食べること生きることの根源に関わることであり、林業は、生産物としての林業以上に山林は、水資源になり、これも命くらしを守る原点である。23年度策定のビジョンの検証をどのようにされたのか、地区別ごとの集落ヒアリングをもとに地域別の課題と方針もあった。総括した所見は。

2)現在策定中の『農業・林業・農村ビジョン』について

①  TPPへの大筋合意と言う流れの中、鯖江の現状を踏まえながら、儲かる農業経営の確立に動けるのか、所見を。

②  国は、耕作放棄地に課税を強化するとの話も出ているが、ご所見は。

③  耕作放棄地の一番の大きな要因は、大きな耕作機械が使用できないとか、高齢化、労働力不足だと思われるが、中山間地での山ぎわ資源の活用を、今以上に図るべきでは、ご所見を。

④  奥州市の政策、「地域6次産業化ビジョン・食の黄金文化・奥州」を会派で研修したが、ふるさと納税者に対して、都会からのグルメツアーなどの企画まであり、横断的な施策を感じた。6次産業化の付加価値を持った地域ビジネスとしての可能性が高いと考えられるが、ご所見は。

⑤  県は、「子ども農産漁村交流」の推進を検討している。市としても、グリーンツーリズム事業に本格的に取り組むべきと考えるが、ご所見は。 

2.下水道料金の値上げについて

①  上下水道料金改定検討委員会を設置の、料金値上げ答申であり、28年度からの下水道道料金値上げは当然の結果とも言えるが、経過と概要についての説明を。

②  基本料金10㎥のみの所帯はどれくらいの割合か、高齢者お一人あるいは二人のみの世帯になるのか。また、洗濯などで水道水を毎日たくさん使用し下水道料金に跳ね返る子育て世帯への配慮はなされているのか、この時期の値上げは市民感情からは考えられない、ご所見は。

3.地域で支える子育て支援について

(1)子ども園の今後の整備予定は

地域で支える子育て支援は、市民主役のまちの重点施策に、また、若くて元気なまちの創造で、認定子ども園の整備事業が事業例で挙がっているが、今後の方向性としてのご所見は。

 4.公共施設の指定管理について

(1)安全性の確保について

指定管理者の27年度の外部評価結果が公表されたが、指定管理者自己評価と外部の評価委員との結果に、自己評価ではAでも、外部識者はCと判定しているケースがある。特に、安全性の確保について、文化センターは、前回の外部評価でも指摘されていたように思う。ご所見は。

 (2)指定管理の意義と役割

公共の施設の指定管理者制度を導入して10年であり、公募によるものは、株式会社であったり、市民団体であったり、NPO法人であったりで、当時は市民団体に何ができると言うような言葉もありました。が、今後を見据えながら、どのように振り返るのか。市民協働のまちづくりですから、市のかかわり方も含めご所見を。

河和田地区雪害対策、除雪基地会議開かれる

平成27年の長期予報では、冷え込み荒れる日もあるが中続きしないでしょう、との予報。

そうあってもらえるとうれしいですが、昨年から今年の冬も暖冬と言われながら、除雪車出動は、予想を上回りました。お正月そうそう屋根雪もおろしました。

鯖江市の雪害対策に関する配備基準などを、1月から区長さんになられる副区長さん、関係者の皆さんに集まっていただき、除雪の基準や基地設置の目安、市民の日常における協力体制や冬期間のごみ収集、ひとり暮らし高齢者、身体障がい者世帯等の暮らしでの困りごとや除雪、屋根雪おろしの支援対策などについて説明を受けながら、地元の状況などから質問など、基地会議(12月7日)が開かれました。

積雪がおおむね30センチを超えたときに、地区に除雪基地が開設されます。それまでは、市役所土木課で受付ています。

Powered by Six Apart