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2012年9月

2012年9月23日 (日)

防災を子どもたち、ゲーム感覚で体得の「土曜塾」

防災を子どもたち、ゲーム感覚で体得の「土曜塾」

塾長の早苗さんに、今回の河和田での活動のとき、うるしの里いきいき協議会の喫茶椀椀の食事を提供してもらえないかとの相談を受けていた土曜塾。

鯖江の未来を託す子ども達が、地元を誇りに思い、その意識と責任を担える市民に育ってほしいとの願いから、地域の教育力による人間性豊かな青少年の育成を目指して10年前から活動しておられる。

今回は、防災をゲーム感覚でグループに分かれて、市内の子ども達、異年齢の校区を越えて学校では網羅できない体験メニューをさばえNPOセンターを会場に、いきいきと体験。スタッフの皆さん、お疲れ様。

2012年9月22日 (土)

秋の交通安全県民運動始まる

秋の交通安全県民運動始まる

県庁で、西川知事より交通安全母の会の天谷会長が、高齢者の事故防止に向けて、靴などの貼っていただく反射材のシールが贈呈される。この後、市町の交通安全母の会が中心になり、ピカピカキャラバン隊が巡回する。

夕方は、鯖江市交通事故防止対策協議会の構成機関・団体が一斉街頭啓発を行った。私は、毎回同じ場所・JAたんなんのAコープ東鯖江店前で、交通安全県民運動チラシとポケットティッシュを配らせいただいた。

2012年9月21日 (金)

沖縄こどもの国 こどものまち推進事業 視察研修

沖縄こどもの国 こどものまち推進事業 視察研修

沖縄市の平成20年3月に出された「こどもまち推進プラン」に基づくところの、ひとづくり、環境づくり、沖縄の未来づくり拠点として事業を実施されている「こども未来ゾーン」の施策を、鯖江市議会市民創生会の4人の議員で視察研修に伺いました。

特に15歳までこどもたちが、安心して本音で声を出せる場作り、仕組みづくりから始まって、こどもの声にしっかり応えていこうと、こどものまちづくりが、東門市長のもと「沖縄こどもの国」を拠点にすすめられていました。

教育的普及施設として、ワンダーミュージアム、チュルドレンセンターなど設けられ、動物園がネイチャーランドとして生まれ変わり、動物保護センターの役割も担いながら参加型の体験ゾーンの整備が行われていました。また市民参画や支援活動を積極的にコーディネートして、こどものあそびと教育の場が出来ていました。市長の思いだとか、体系的に部局も横断しているのも肌で感じられました。

①ネットワークづくり(「こどものまちづくり協議会」「こどもプロジェクト」)②人づくり(「こども学講座」の開講、沖縄市版 こども白書」の作成、③場づくり(「こども図書館」の開設、「まちなかこども図書館」の開設)

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2012年9月19日 (水)

はじめてのタコス

はじめてのタコス

http://www.yanbaru-b.co.jp/sisetu.html#fudocoto

沖縄県名護市の道の駅「許田」、年間166万人がおとづれる「やんばる物産センター」を研修。本当にひっきりなしにフードコーナーもお客が入っておられる。オープンから20年がたっているようですが、家族連れ、友だちのようなグループで、沖縄の地場産物を買い物しておられた。食堂も沖縄名物のものが取り揃えられていて、若いお嬢さんが嬉しそうに運んでおられたタコスを気になって注文、始めての食べ物、あっ!おいしかった。

名護市緑風学園 小中一貫教育について視察研修

名護市緑風学園 小中一貫教育について視察研修

名護市にある9年間の系統的・継続的な学びのための、小中一貫教育校「緑風学園」が、平成24年に出発式されている。

台風の影響を心配していたが、やはりで被害を受けられて、運動会も延期にされている緑風学園に、申し訳ないと思いながらも、予定通り市民創生会の議員4人視察研修にお伺いした。 小学校部分は新しく改築、中学校教室、体育館はこれまでのところが併設された校舎で配置。

主に、英語の授業などに使われる多目的室で、島袋校長先生から、二見以北小中一貫教育校の構想や学校の教育目標、運営などの説明を受ける(お茶菓子に出していただいた「なんつう」、この地方でお祝い事や法事などの行事のときに作って召し上がる餅菓子とか、おいしかったです)。

特徴ある教育課程は、基礎・基本の定着に、英語教育、ふるさと教育(子どもたちのアイディンティを育てる)を柱に、前期(小1~小4年)、中期(小5~中1年)、後期(中2~3年)と学年を区分して、まだ6ヶ月であるが、明るい学校の中で、やさしく、たくましく英知を磨く緑風の子を感じました。

階段には、英語の単語イラストなども張ってあり、英語教育に、教育課程特例校制度を導入されていて、世界に羽ばたく環境づくりを感じました。

また、学校区を取り払い、小規模特認校制度も導入されて市内全域から児童生徒を受け入れられ(現在は1人)ていくとのことでした。 校長先生はお一人、教頭先生は2人、先生方の辞令は、小学校・中学校と両方の辞令が発令されるとのことでした。

中学校の教科担任、特に英語や理科の先生は、小学5年から、英語に関しては小学1年生から部分的イマージョン授業が行われ、図画は2年生から教科担任で指導されている教育環境をすばらしいと思いました。

沖縄IT津梁パークに視察研修

沖縄IT津梁パークに視察研修

うるま市にある沖縄県の沖縄IT津梁(しんりょう)パークを、市民創生会で、視察研修に伺いました。沖縄県が、日本とアジアを結ぶ架け橋~リゾート&ITの戦略拠点~として実施されている事業で、現在までに237社の立地で21,700人以上の雇用が創出されている。中核機能支援施設や企業立地促進センター、企業集積施設などが、企業が建設し県が家賃や通信費などを補助する仕組みなどが取り入れられて成果を出されている。

平成25年には、アジアIT研修センター(宿泊施設付き)も供用開始の予定で事業が進められている。広い敷地はこれからもどんどん埋まり、成果が出ることでしょう。製造業を誘致することは遠隔地ゆえ難しいが、3・11の東日本大震災後、リスク分散ということで、地方に動いてきている状況もあるようです。 アメリカのシリコンバレーのように。

2012年9月17日 (月)

秋の空、朝も夕方も虹

秋の空、朝も夕方も虹

秋の空になってきたのに、朝は、畑に出たら西の空に、夕方は、車を走らせていたら東の空に、消えては浮かび、浮かんでは消えてを繰り返しながら虹が・・・。俳句の世界では季語は夏?

河和田地区軟式野球大会

河和田地区軟式野球大会

第27回、河和田地区軟式野球大会が、中山公園グランドで、5町内から5チームが出場して開催されました。朝晩は涼しい風もふく秋空になったとはいえ、残暑厳しい中で午前7時30分から、開会式が行われ、ユニークな選手宣誓で8時プレーボールでした。スポーツを通して地区内での住民が集うことで、コミュニケーションがはかられ、地域へ目も向けられ、愛着も深まるというものでしょうか。

市民と意見交換「THE談会」・市民創世会

市民と意見交換「THE談会」

立待公民館で開催の市民の皆様と市議会議員との意見交換会「THE談会」が、9月13日夜開催されました。 丹尾会長の挨拶の後、会派で7月福島県相馬市に視察研修に出かけさせていただいた報告を木村、石川議員、水津議員と順番にさせていただきました。

石川議員は福井県の若手議員の会で、大船渡市や釜石市に研修に出かけられたことなども説明。 特に、3・11の東日本大震災は地震、津波、そして原発事故の放射能汚染と、日本がこれまで経験したことのない災害で復旧復興は現場に行ってみて、まだまだ進んでいないことを報告。

原発の安全対策についての質問もあり、国は信用できないとの強いご意見などもありました。このご質問に、鯖江市も、大飯原発が再稼動するのなら、その前に原発災害の減災・防災計画など絶対必要であることを、6月議会等で申しあげてきていたが、10月には原発防災計画を策定する組織を作っていく、国、県が動かなくても、鯖江市単独でも動き出す見通しになったことを報告させていただきました。

このことで、ほっとしているところですが、福島県での知見は必ず生かしていかなければならないという強い思いも話させていただきました。

「道の駅」についてや農業問題や耕作放棄地の草で荒れ放題で困っている問題などについても、参加者の皆さんと市民創世会の議員とのやり取りが行われました。

2012年9月15日 (土)

越前塗山車・山車会館完成記念式典

越前塗山車会館におさまる山車、井波彫刻協同組合、高岡の留め金、越前漆器協同組合の越前塗と国の「連携活性化事業」の補助金を得て、異業種連携で、3年がかりで完成。

山車の高さ約3,8メートル、幅1,5メートル、長さ約4,8メートル、漆がほぼ全体に施され、大変な迫力と技巧。製作職人代表の駒本氏の概要説明によると、河和田地区の五穀豊穣をイメージし、四季のまつりや風習、草花、生き物をあしらってあり、クマタカの絵には、鯖江市の東に位置し最初の朝日が昇る地区を意識して描いていると、心をこめて作られた山車のストーリーが語られました。日本に一つしかない、日本一の山車といえるでしょう。

記念の神事や式典がうるしの里会館で行われ、福井県西川知事はじめ、近畿経済産業局局長代理の坪田産業部長からお祝いのメッセージを頂いた。

越前塗山車・山車会館完成記念式典

これまで、越前漆器は主に食器を手がけていて、3年がかりで山車を制作したことで、今後、建築ななど大きなものにも漆の施せる技術の高さをアピールしていく狙い。

今回の54人の職人が、うるしの里会館に出かけてこられて携われた作業は、伝統工芸士らの仕事が普段作業等、行程が分業によって成り立っている伝統工芸越前漆器の業態をがらりと変えていくこともできるのでは、と思わさせられた。また、技の伝承は、短期間で出来るものではないが、今後山車などの受注が続けば、後継者は必ず育つ環境と思える。

うるしの里会館では、うるしの匠展も23日まで開催されています。

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