鯖江・丹生消防組合高機能消防指令センター開始
鯖江・丹生消防組合人口10万人の住民の安心安全を守るため、2年がかりで、高機能消防指令センターを設置、平成24年9月15日、事業を開始しました。災害用援護者に対応したシステムも兼ね備えた住民サービスの向上、現場到着までの時間短縮、情報の集約化・効率化を実現し、大規模災害への対応を強化して、最新のシステム機能の運用を開始しました。
これまで消防組合議会では、京都や大阪などの大都市や、また鯖江・丹生消防組合と同規模の先進事例を研修に行って、真剣に管理者とのやり取りをしながら進めてきました。式典で、消防署の職員もモデルを務めながらのスライド上映による事業経過報告を見せていただきながら、「設置できて、良かった!」と、思いました。
指令センターの開始、テープカットを前に最新の機器に目を奪われ、管理者、組合議員は、大型画面のモニターにくぎ付けに。
管理者牧野市長が、消防指令センターの指令台、指揮台、無線統制台の取り扱いの説明を受ける。
福井県が広域化を検討していましたが、現在ではその動きも無いことから、鯖江・丹生消防組合でのスタートです。将来的には広域化もにらみながら、車両運用表示盤、支援情報表示盤、多目的情報表示盤、消防署の分署・分遣所の大型モニター、指令電送装置、端末装置・バックアップ無線受令装置、このほか支援システムに気象情報収集装置、地域医療情報閲覧システム、画像伝送装置(現場から消防本部にリアルタイムで情報を送信)、消防署職員・団員Eメール指令装置など設置、もちろん車両にも運用端末機が備えられ、どこに位地しているか?効率的運用が計れるシステムにもなりました。
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