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2014年8月

2014年8月15日 (金)

市民創世会、会派で視察研修と参議院議長を表敬

先進地視察・小平市(インセンティブ予算導入)と柏市〔地域包括ケアシステム)、参議院議長、国会議員表敬・要望と、市民創世会で出かけました。

Cimg4519小平市役所のインセンティブ予算は、市長のマニフェストで不用額の翌年度使用について、打ち出され、26年度から始まった施策です。各担当者の努力によって、縮減できた経費については、その額の一定割合を翌年度他の充実させたい事業に振り分けられる仕組みを創設されたことからです。

この予算配分で、既存事業の見直しや廃止、他事業との統合。新たな歳入確保(広告収入等)などにより、財源を確保する努力が認められた場合は、優先的に予算配分を行う、という内容です。

また、小平市では、予算書など、市民の希望者にも100円で売られるなど、すごく開かれた分かりやすい予算になっているという印象を受けました。詳しくは、下記を

http://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/034/034980.html

Cimg4522柏市の地域包括ケアシステムについてを研修に伺いました。ほかに2市の議員の方も研修に見えていて、合同で、柏市における長寿社会のまちづくり~豊四季台プロジェクト~の背景や、在宅医療の普及、生きがい就労の創設し、このモデル事業を順次市内に広げていくことと説明を受けました。

柏市と包括協定を結んでおられる東京大学の高齢社会総合研究所・辻教授、都市再生機構・今後の団地のありかたの検証するため高齢社会総合研究会を三者で発足させ、いつまでも在宅で安心して生活できるまち、いつまでも元気で活躍できるまちを目指し具体的に動き出されています。

このあと、参議院山崎正昭議長を、議長室にお尋ねしました。また、滝波参議院議員、高木国土交通副大臣のもとに会派として表敬し、新幹線問題や国道417号線の早期開通についてや鯖江市西部の大雨による浸水被害等の住民不安の解決策などについて要望をさせていただきました。

高木国土交通副大臣と、道の駅西山公園ついての話も弾みました。西山公園の町の中にあることから、鯖江市の観光の拠点として、越前漆器、丹南のもの創り産地、朝倉遺跡、永平寺、恐竜博物館など、やまぎわ街道を利用し、移住・定住につながる観光客を増やしていく効果を期待できる、とも考えています。

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「山うに」プロジェクト会議開かれる

1)「山うに」のブランド化について

①プロジェクトの位置づけ

②商標登録への取り組みについて

2)今後の活動・取組みについて

①普及啓発&イベント開催

②事業展開について

・里親登録者、ゆずの木等の栽培研修会開催について

・「山うに」の6次商品化「山うに豆」の販売について(業者、店舗の関わり方)

・商品開発の進め方

・「山うに」食べ方レシピ集作成(案)について

3 その他

等、今年度初めて開かれたプロジェクト会議、前向きな意見などで話し合われました。

まず、8月31日に、柚子の木の里親さんにも案内して、25年度も柚子をたくさん納品してくださった河和田の生産者を講師に、柚子の育て方等の研修会を行うこと、やらねばならないこといっぱいです。

2014年8月14日 (木)

NPO法人格を持った市民活動・・・

ネコをたくさん可愛がっておられた高齢者の方が亡くなられた。ネコがそのまま地域に出て、増え続ける、このことを防ぐために、自費で避妊手術を施しているけれど、数が多くなると、とても大変。福井市や敦賀市では、3分の1、獣医師会が3分の1の補助金を出して、個人負担は3分の1とか。鯖江市にもこういう補助金は? 何か行政的に手立てはないものか、との相談を受けました。

早速環境課に、このところこの趣旨の相談を受けてきました。福井市も敦賀市も26年度は補助金を出していないとのことでした。すでに、福井県では平成20年に福井県動物の愛護および管理に関する条例を制定しています。

鯖江市では環境美化等に対する意識を高め、空き缶ポイ捨て等の迷惑行為の抑制を図るため、次のように罰則化を打ち出しています。
対象行為
公園、道路、河川などの公共の場所や、他人の土地などにおける、
① 空き缶やたばこの吸い殻等のポイ捨て行為
② 愛がん動物が排せつした糞の放置行為

という規制しか今のところないのが現状です。個人で動いているのでは大変辛いし、お金にも限界があるだろうから、資金援助なり、補助金を獲得するために、社会的認知度を揚げることのためにNPO法人格をとってみたら、というアドバイスもさせていただきました。

越前漆器縁の狂言「塗師平六」に始まった、伝統芸能のまちさばえ・文楽と狂言のまち

Cimg4513NPO法人かわだ夢グリーンの狂言クラブ、暑くてもメンバーは定期的に、大蔵流で狂言を地元鯖江市でお習いしています。

来年1月の、茂山忠三郎社中と狂言のつどい 第5回「狂言inかわだ」に向けて日々練習です。この日のメンバーは、舅婿を演ずるメンバーです。あと二人、子どもさんも登場しての狂言に少し創作されています。

福井豪雨から10年目、「河和田アートキャンプ」IN

Kc4d0339jpg河和田アートキャンプ2014、今年はオランダのエラさんも参加でIN、うるしの里会館でオープニング式典と交流懇親会です。

福井豪雨から10年、鯖江市河和田地区では、豪雨災害のボランティアで入ってきてくださった京都大学のNLKのメンバーのリーダー・浅利先生を中心に「よそ者、若者の力で継続的な支援をしたい」との申し出を当時NPO法人かわだ夢グリーンにいただきました。
ときの区長会長にも相談して始まってきた「河和田アートキャンプ」。
今年は10年の記念イベントです。
復旧ボランティア、アートキャンプ等に入って見えたOB、OGも全国から参加されての「河和田アートキャン2014」、
9月には、これまでの「なかみちアート」の事業とも合体して、鯖江市に多くの観光客等も呼び込もうと「河和田暮らし巡り」が繰り広げられます。

暑い夏がますます熱くなります。河和田アートキャンプのイベントの多くは市民、子どもたちの参加型にもなっています。プログラムをご覧のうえご一緒にお楽しみください。

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かわだ文庫「まほうの粉でじぶん色 HISAのパステル&クレヨン とびだす絵本を作ろう!」

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Photo_2設立から21年になるかわだ文庫では、花みずき母親クラブと共催で、8月2日、こどもゆめ基金助成活動を受けて、ひらたひさこ先生のご指導で「とびだす絵本を作ろう!!」を、河和田コミセン2階の会議室で開催しました。

夏休みのちょうど折り返し点くらいで、お母さんつきそいの子どもさんがた総勢60人近くが参加して、ひさこ先生愛用の特別注文で作ってもらわれている蠟蜜のクレパスを材料に、まほうの粉をナイフで削って、紙にのせて、指先などで、こすることでグラデーションの柔らかな色を出していきました。子どもたちの豊かな感性は、自由な発想で思いがけないきれいな彩色に生まれ変わりました。それぞれ別々に3枚の絵を仕上げ、それらをどう組み合わせていくか、お話を生み出しながら、組み合わせを、子ども達は考えていっていました。

Cimg4496その後カバーをかける表紙も作り、本格的な手づくり絵本が、ページをまくると「とびだす絵本」が仕上がりました。子どもたちのキラキラ光る目、輝く笑顔、お母さんたちの一緒に楽しまれての「かわだ文庫」の活動は、これからもずう~と、地域の子どもたちの心豊かな感性を育める場所としても、読書推進の環境づくりを続けていかねばという思いにさせられました。

Cimg4497「とびだす絵本を作ろう!」から、かわだ文庫の部屋にはいって、絵本や児童書を楽しむ親子連れ。

Photo_3ひらたひさこ先生が、「rakugakiya-HISA」アトリエでつかっておられる、北海道で作ってもらわれているクレパス

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京都大学浅利先生のエコ「さばえバル」おもしろツアーのチーム来鯖江・河和田

Kc4d0324jpg_sabae8月1日~3日の予定で、「エコ~るど京大実行委員会」と「3R・低炭素社会検定実行委員会」を中心に編成の調査団「さばえバル」おもしろツアーで、福井豪雨から10年という節目に、うるしの里食文化戦略協議会の事業で鯖江市に、河和田入りをされました。浅利先生(河和田アートキャンプのきっかけを作ってこられた当人)たち3人はまず市長表敬で市役所に、残りのメンバーは、めがね会館で、鯖江市の概要のレクチャーを木村が説明者になり、そのあとメガネミュージアムで榊さんから鯖江のめがね発祥などを語っていただきました。

当初予定では、コミュニティバスで移動していただく予定でしたが、かなりの猛暑でNPO法人夢グリーンメンバーが車を出して送迎に変更して、河和田に移動、宿舎に入ったあと、ラポーゼかわだが管理運営しているラポーゼ農園のブルーベリー畑の草取りなどの作業を手伝ってもらいました。作業のあとお風呂にはいって、宿舎に戻り、グループごとに、都会からみた視点での「おもしろツアー」を考える論議を行いました。


何でも手にはいる今日この頃。でも満足の行く物事に出会うことは、前より難しくなっている気がします。不便で生きるのが精いっぱいの中(サバイバル環境)で、自分は何をどうやって求めるのか? 本当に満足できるものはなにか?


河和田地区は、こじんまりとした地域ですが、スパイスの効いた物(メガネや漆や?!?!)ねばっこい人懐っこい人々が暮らし、ホタルやオシドリ、おいしい湧水など自然に囲まれている、この地域資源を活かせる


3日は、うるしの里会館で、地区民も参加して、様々な角度から、都会の住民向けにかわだを紹介し、共感を得た人々を呼び込む企画の提案がありました。

Cimg4515農業体験のあと産地直売ツアーや映画会の定期的な開催、なお浅利先生たちのグループは最後に、東京大学は2040年説で京都大学では2038年説で、南海トラフト地震と環境、地震ごみの研究に入っておられることを披露され、南海トラフト地震を切り口に、これまで以上に横のつながりを大切に、隣の町・地域が一緒にまちづくり・文化づくり、産業づくりに取り組むことの必要性を発表されました。なるほど、日本海側と太平洋側のつながりの強化を今から準備していく、共感すること大でした。

また、軒下工房といっている職人の技は、すごい技術力で、工房などといわず大学と銘打って、モノづくりの見学や体験のできるかわだ大学という名で呼び込んでみたら、という提案も今後に活かしたいと思いました。

鯖江市戦没者追悼式厳かに行われる

Kc4d0326jpg鯖江市主催の戦没者追悼式が、鯖江市連合会主催のみたま祭り・戦没者慰霊法要、点灯式にあわせて、8月1日嶺北忠霊場で関係者が参列して行われました。

これまで、各地区で遺族会で実施されてされてきた戦没者追悼式ですが、遺族会の高齢化や会員数の現象に伴い、市に統一して開催されるようになりました。引き続き、遺族会が毎年行われてきている「みたま祭」は、例年以上のお参り者で厳かに行われました。

平和の大切さを後世に伝え、守ることを慰霊に改めて誓う追悼式でした。

2014年8月 6日 (水)

「ふるさと薬膳」づくりのヒントを研修

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福井県が主催で「野山にある身近な薬草を活用した ふるさと薬膳づくりのヒント」と題した研修会に河和田からも参加してきました。講師は、新倉久美子先生で、平成7年に鯖江市にもいらっしゃったことがある(河和田21世紀村づくり塾で薬草・ハーブなどを中心に健康を研究)とのご挨拶でした。薬膳の基本から身近な野山にある薬草の活用方法や農家レストラン等で薬膳を取り入れた事例やその際の注意点などを研修。

郷土食は日本の薬膳で、ふるさと薬膳と提唱されてこられている新倉先生の講演は、地域食文化の継承と創造に、陰陽五行からの説明もしていただきました。

鯖江市河和田地区では、ハーブで地域おこしを、再びうるしの里食文化戦略協議会でスタートさせています。また、女性団体が連携して食を通して、越前漆器・食文化という視点で産地の活性化に女性も参加したまちづくりで活動をしているうるしの里いきいき協議会では、オープン当時から旬のものを、地域の食材を使ってスローフードで喫茶椀椀を営業しています。

地産地消が薬膳、農を近くに感じれるところでの旬の食を、家族、子らの孫たちのためにも安心安全な暮らしのためにも大切にしたい、と改めて思いました。

鯖江市の中心地に「やすらぎまちなかサテライト」オープン

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7月27日(日)、障がいのある方が気軽に集える場所がほしいと要望していたことが実現しました。交通アクセスの良い鯖江市本町の街なか休憩所「らてんぽ」で、市の地域生活支援事業として、千草の家に事業委託して開設されました。

この日は、オープンセレモニー等手づくりで行われましたが、今後は、第4日曜日12:00~15:30まで、障がいのある方(サービス受給者証をお持ちの方)から一般の方や大学生のボランティアの参加も頂きながら、幅広い年代の方々の交流の場となるよう展開されます。参加料金は無料ですが、飲み物はお菓子付きで1杯50円です。

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