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2010年8月

2010年8月11日 (水)

村上信夫さん言葉のビタミン、鯖江で「さりげない言葉の力」をプレゼント

村上信夫さん言葉のビタミンを「さりげない言葉の力」でプレゼント

8月9日(月)、NHKエグゼクティブアナウンサー村上信夫さんをさばえっこ図書ボランティアネットワークでは、鯖江市文化館にお招きして講演会を開催。

朝起きて、単身赴任の村上さんがまずされることは鏡を見て、鏡の中の自分に「おはよう」と、あいさつ。次に、朝食を準備して「いただきます」という言葉が日課だそうです。それから6時30分ころに職場・NHKに向かわれるそうです。

小さいとき言葉が出るのが遅かったそうです。一人っ子でさびしがりやで、原稿用紙に書くことが好きだったそうです。話すことは好きでなかった村上さんが大学3年のときにアナウンサーになろうと決心。

昨年の夏、「NHKのラジオビタミンの村上信夫さんとのトークトークがあるらしい」と、京都の綾部まで友達と車で出かけた(乗せてもらって)。吉水の中川誼美さんから、その年の6月「河和田にホタルを観にこられたお返し」といってお誘いがあった。このときのことがご縁で、「さりげない言葉の力」の講演会を企画することが出来た。

「過去は変えられないけれど、言葉の持つ力で未来はかえれる」。言葉にすることで、たとえ相手を傷つけてしまっても「あぁ、この言葉で傷つけてしまった」と気がつかせてもらえる。コミュニケーションが希薄になってきている現代の社会。何気ない言葉の数々から力をもらっている、「言葉の種まき」をしていこうと、「言葉のビタミン」を、村上さんは訴えられた。

思っていることを、言葉にして次は確実に行動に移していこう。そのための言語能力を高めるためにも必要な読書、読書を通して言葉を得ていき、これからの大きな生きる糧にしていこう。

今回、さばえっこ図書ボランティアネットワークのメンバーだけでなく、多くの方がラジオビタミンで一度お聞きしていることも生の村上さんから話してもらえる貴重な出会いに感動・感激。

それにしても、村上さんは聞き上手だと思う。

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2010年8月10日 (火)

薪能、野村万作さんの狂言楽しむ

薪能、野村万作さんの狂言楽しむ

第9回花筺薪能を、8月7日(土)おばばの会のメンバーと鑑賞に、越前市花筺講演能楽ステージまで出かけた。

前回の第8回の時にも、おばばの会では狂言「塗師」が越前、越前漆器にいわれがあるということで、自分たちで演じてみようと取り組み始めていたが、今回の鑑賞はお師匠の増澤先生からいろいろと演技指導をいただいているだけに、かなり勉強になった。

開演後、野村萬齋さんの狂言トークが軽妙な語りで狂言の世界にぐっとひきつけられました。蚊相撲は大名に野村萬斎さんが、樋の酒は太郎冠者に野村万作さんの配役で、2つの演目とも手の動かし方、もちろん声の出し方、間の取り方など、とてもとても吸収できない最高級の狂言に「笑い」はもちろん、ほろりとしました。

そのあと、おばばの会のメンバーは「淵上食堂」で、余韻を楽しみながら反省会をしました。次回の公演依頼は、地区の敬老会に呼ばれている。この間8月1日に、河和田創作版狂言「うるし」を、まなべの館で発表させていただいたが。狂言「塗師」、河和田創作版狂言「うるし」を、暑くても練習を重ね、引き続き演じれるようにがんばっている。

2010年8月 8日 (日)

鯖江・丹生消防訓練が実施される

鯖江・丹生消防訓練が実施される

越前町の白山神社本殿から出火し、強風下で、初期消火の域を越え朝日生涯学習センターに飛び火し、延焼拡大したことを想定して、平成22年どの鯖江・丹生消防訓練が午前7時25分から現地で行われた。

越前消防団、鯖江消防団が川からポンプ車両を中継しながら、消火する訓練を消防本部と294人が参加して実施され、消防組合議会議員も訓練の模様を見せていただいた。

暑いところ、本当にご苦労様でした。ところで、住宅用火災警報器、平成23年6月1日からすべての住宅に設置が義務化されますが、皆さん、安心を取り付けられましたか?

鯖江・丹生消防訓練が実施される

ビルの建物から負傷者を建物から地上にロープを伝わせて搬送する訓練も行われた。

鯖江・丹生消防訓練が実施される

朝日生涯学習センター屋上に避難しているところをはしご車(伸ばすと40メートルの高さまでok)で救助訓練。

鯖江・丹生消防訓練が実施される

総務省から配備された多機能型消防車。消火活動はもちろんのこと、自然災害における救助活動に活躍する小型動力ポンプや夜間の照明、救助資材などを搭載している。

さばえやっしきまつり、市連合婦人会も参加

さばえやっしき祭り、市連合婦人会も参加

鯖江市壮年グループ連絡協議会が中心になって開催する第37回「さばえやっしきまつり」が、鯖江市講演口商店街・寺町商店街大通りを会場に、8月7日(土)午後から夜にかけて開かれた。「こども万灯」にも灯がともされ、やんしき総踊り、鯖江市連合婦人会もゆかた姿で踊りに加わり輪が広がる(みんなで来て見て踊ろう、踊ろう!!)

さばえやっしき祭り、市連合婦人会も参加

今年の目玉企画・書道ガールズ路上パフォーマンス「書道ガールズ書楽・書W time」

若い芸術家のはじけるエネルギーに暑さも吹っ飛ぶ。

さばえやっしき祭り、市連合婦人会も参加

さばえ de YOSAKOI 演舞

市内各地で夏祭り開催のため、よさこいチームは、あっちこっち出演で、大忙し・・。

連合婦人会も各地区の祭りと重なり、会長はじめ役員の皆さん掛け持ちでしたが、白玉団子やお茶、朝収穫したばかりの地産地消の野菜のバザー出店などで、祭り盛り上げに協力させていただいた。

うるしの里納涼やんしき祭り

うるしの里納涼やんしき祭り

6月のホタルを観る会の句会での優秀句に、表彰式。川柳の島田さん、北吟会の木村さんから講評もあった。

来年も開催されて、ホタルを題材に句が、川柳が参加できることを願っているとも。

うるしの里納涼やんしき祭り

会場にそろそろ明かりがつき始めるころ、子どもたちによる「よさこい」

NPO法人かわだ夢グリーン「環境ロドリゲスによる寺子屋」開催

NPO法人かわだ夢グリーン「環境ロドリゲスによる寺子屋」開催

8月7日(土)、早稲田大学の学生を中心に「環境ロドリゲス」チームが、NPO法人かわだ夢グリーンの「環境寺小屋」の企画で鯖江市河和田入り、河和田コミュニティセンター・かわだ文庫の部屋で、地域の子どもたちと「ごみ問題」をテーマに交流紙芝居やゲームを通してごみを分別することの大切さを学んだ。

また日本海の海岸に漂流するごみの多く・5割が日本のものであることも教わった。

NPO法人かわだ夢グリーン「環境ロドリゲスによる寺子屋」開催

NHK福井が、福井豪雨からNPO法人かわだ夢グリーンが、河和田アートキャンプや都会の学生をエコツアーやワークスティなどで交流してきていることなどを取材。この環境寺小屋も取材を受けた。

早稲田(青山)大学生たちは、10日まで滞在し、河和田アートキャンプの学生たちと草刈り応援隊や、漆器工房を訪ねたり、環境団体と、エコグリーンツーリズムについても懇談をする予定。

2010年8月 7日 (土)

今田人形の館見学

今田人形の館見学

今田人形の館見学

今田人形の館見学

今田人形座も、神社の境内に練習会場・公民館として建てられている。国・県洗濯無形民族文化財に指定された300年の歴史を持つ伝統人形浄瑠璃。毎年10月、大宮八幡宮祭典で奉納上演されるとか。

夕方の本番控えて、小道具等を取りにこられた近所の係りの方が特別にあけてくださって中を見せていただく。

2010年8月 6日 (金)

飯田市人形フェスティバルに視察研修

飯田市人形フェスティバルに視察研修

黒田人形浄瑠璃保存会の会長さんから、300年途切れることなく続く伝統芸能を継承されている苦労話、人形の保管蔵などをみせていただく。

飯田市人形フェスティバルに視察研修

黒田人形座は、下黒田諏訪神社の春祭りで奉納上演される。 国指定重要有形民俗文化財の指定を受けている。今も残っている芝居小屋。

飯田市人形フェスティバルに視察研修

すご~い文化財に指定された人形のお顔、100体はあるそうな・・。

飯田市人形フェスティバルに視察研修

飯田市人形フェスティバルに視察研修

8月6日(金)、長野県飯田市で開催されている国内最大級の人形イベント「いいだ人形フェスタ」に行ってきました 。

今年の春、狂言「塗師」を「おばばの会」が演じ始めていることから、「近松座」さんとリニューアルになったまなべの館でコラボで演じさせてもらえることが決まって、このことから、人形浄瑠璃、人形のことを勉強してみよう、とインターネットを開いていたところ、飯田市の「いいだ人形フェスタ」をみつけた。近松座の座長・大橋さんと、文化課の浮山さんに「飯田に行ってみない」と、呼びかけて、実現。

ウィキベディアの百科事典によると、飯田は、京と江戸の真ん中に位置することから、西と東の両様の文化が流れ込む山の都だった。この地域に、人形浄瑠璃が伝わったのは江戸時代半ば。京都大阪を中心とする上方で隆盛を極めていた人形浄瑠璃は当時、歌舞伎の台頭により勢いを失いつつあった。結果、浄瑠璃の人形遣い達は活躍の舞台を日本各地に求め、諸国に旅立った。その頃、淡路で活躍していた人形遣いが、上方から飯田市の黒田地区に流れてきた。同地区で人形浄瑠璃は熱狂的に受け入れられ、村人は浄瑠璃の舞台や人形の為に田畑さえ売り払うまでだった。天保の改革による上演禁止、 明治以降は警察の監視など、苦難の時代が続いたものの、300年のあいだ黒田人形、今田人形の人形芝居を含め、四座がその歴史を今に伝えている。 そんな伝統人形浄瑠璃や伝統芸能の宝庫と呼ばれる飯田市で国際児童年の1979年、全国の人形劇人が集まって「人形劇カーニバル飯田」が始まった。 以後1998年に20回を数えたが、20回目のカーニバルを持って飯田市主催での人形劇イベントは終了することとなった。この時、市民にこれまでのカーニバルの意義を再確認すると同時に、これからもこのような祭典を続けていきたいという動きが起こり、人形劇のまつり「いいだ人形劇フェスタ」の第1回が開催されるに至った、と。

「人も人形も輝く夏・いいだの人形劇フェスタ」は、8月6日~8日までの3日間、400を越える公演が予定され、2,000人を超えるボランティア(議員も5人かかわっているとか、会場整理をこなしておられた議運の井坪委員長さんにお会いした)で支えられている。

鯖江から研修に出向いた9人は、庄内出羽人形芝居(飯田人形劇より古い)を、黒田人形浄瑠璃伝承館で観せていただいた。たくさんの親子連れが舞台と一体になって、拍手喝采、楽しませてもらった。

とてもとても鯖江市の比ではない歴史とスケールの伝統・芸能文化であることを知る。

今回の研修で、「西の近松人形浄瑠璃」、そして、今始まったばかりの「東の狂言塗師」が、果たしてどこまで伝統・芸能文化でまちづくりに貢献出来るのか、果てしない冒険・未知数であるからゆえに、歩いた後に、歴史が作られることを夢見てがんばってみよう・・、と思う。

まちづくり夢を語るの会・市政報告会開催

8月5日(金)午後7時30分から、アイアイさばえの和室で、まちづくりの夢を語る会の会員の皆様に市政報告をさせていただいた。

鯖江市第5次総合計画の概要と、特に鯖江市の抱える課題を市民が理解し共有し、そのうえで市民が主役となって、まちづくりの方向性を決めていかなければならない時代であることを、財政状況から説明させていただいた。

腰痛・肩こり解消、元気の出る体操を、同会副会長・三原さんの指導を受けるプログラムも組まれていて、日ごろ負荷がかかっている姿勢をよくする体操を時間延長でお習いした。姿勢がよくなり、元気が出ることで、市政もよくなると、パワーをいただいた。

終わった後、帰りがけに「鯖江市の重要課題は」と、男性にたずねられた。何を重要とするのかは、市民一人ひとり違うのではないだろうか。そういうメリハリをどのように出していくか、市民が心豊かに、夢の広がるまちづくりに努めれる、子どもたちの将来にツケを残さないまちづくりを進めるかは、市民の皆さんと共に考え、力を合わせて行動することから見えてくる。その信念で自分は議員活動をさせていただいている。やはり平和あってのくらしであり、愛ある協働の社会を現実的にどう具現化できるか、鯖江市にあっても少子高齢化社会の方向性でしょうか・・。

もちろん、そこに行政の、職員のかかわり方が非常に重要と思う。

3日伺った富士市の環境部の廃棄物対策課の職員の仕事振りを視察研修に行ってきてもそのことを実感した。6日は、「立待近末座」の皆さんと文化課の職員さんも一緒に、飯田市の「いいだ人形フェスタ」を視察研修に出かけてこようと思っている。

福井県内の最高気温38,6度という猛暑を記録した夜にもかかわらず多勢の皆様が参加していただき、本当にありがとうございました。

2010年8月 5日 (木)

びっくりエコ百選2010オープン

びっくりエコ百選2010オープン

8月4日、京都高島屋7階会場でエコ百選・「鯖江エコの日」でオープン。牧野市長もオープニング式典に参加。平成17年からNPO法人かわだ夢グリーンは参加 。

びっくりエコ百選2010オープン

越前漆器、八重椀が、河和田から運ばれて展示 。

エコ百選高島屋で「エコさばえの日」

平成16年の「福井豪雨」の災害ごみからの復旧に支援の手を差し伸べようと、LNKのメンバーを伴って鯖江市河和田に入って見えた浅利さんのエコ座右の名。

エコ百選の仕掛け人。

びっくりエコ百選2010オープン

オープニングの初日は「鯖江の日」で産地直送エコバザール。商工会議所関係者エコ商品や体験コーナー、地産地消フードマイレージ、生産者・農産物販売等々鯖江を紹介販売 に・・。

びっくりエコ百選2010オープン

漆器は、森からの贈り物、自然に優しい器。

平成17年に参加した当初から漆器などへの絵付け体験コーナーを開かせてもらっている。この後、8月15日東京新宿高島屋でも伝統工芸士の指導で絵付け体験コーナーが予定されている。

びっくりエコ百選2010オープン

エコ百選高島屋で「エコさばえの日」

地球温暖化防止活動・どんぐりの森づくり、都会の皆さん、植樹に参加してね、待ってます。

エコ百選高島屋で「エコさばえの日」

福井豪雨・被災した当時の様子をパネルで紹介。河和田アートキャンプ2010のコーナーでも濁流渦巻く街中の状況を知る映像が流れていた。

エコ百選高島屋で「エコさばえの日」

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