村上信夫さん言葉のビタミン、鯖江で「さりげない言葉の力」をプレゼント
8月9日(月)、NHKエグゼクティブアナウンサー村上信夫さんをさばえっこ図書ボランティアネットワークでは、鯖江市文化館にお招きして講演会を開催。
朝起きて、単身赴任の村上さんがまずされることは鏡を見て、鏡の中の自分に「おはよう」と、あいさつ。次に、朝食を準備して「いただきます」という言葉が日課だそうです。それから6時30分ころに職場・NHKに向かわれるそうです。
小さいとき言葉が出るのが遅かったそうです。一人っ子でさびしがりやで、原稿用紙に書くことが好きだったそうです。話すことは好きでなかった村上さんが大学3年のときにアナウンサーになろうと決心。
昨年の夏、「NHKのラジオビタミンの村上信夫さんとのトークトークがあるらしい」と、京都の綾部まで友達と車で出かけた(乗せてもらって)。吉水の中川誼美さんから、その年の6月「河和田にホタルを観にこられたお返し」といってお誘いがあった。このときのことがご縁で、「さりげない言葉の力」の講演会を企画することが出来た。
「過去は変えられないけれど、言葉の持つ力で未来はかえれる」。言葉にすることで、たとえ相手を傷つけてしまっても「あぁ、この言葉で傷つけてしまった」と気がつかせてもらえる。コミュニケーションが希薄になってきている現代の社会。何気ない言葉の数々から力をもらっている、「言葉の種まき」をしていこうと、「言葉のビタミン」を、村上さんは訴えられた。
思っていることを、言葉にして次は確実に行動に移していこう。そのための言語能力を高めるためにも必要な読書、読書を通して言葉を得ていき、これからの大きな生きる糧にしていこう。
今回、さばえっこ図書ボランティアネットワークのメンバーだけでなく、多くの方がラジオビタミンで一度お聞きしていることも生の村上さんから話してもらえる貴重な出会いに感動・感激。
それにしても、村上さんは聞き上手だと思う。
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