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2012年7月

2012年7月10日 (火)

相馬市に、市民創世会で復興支援状況(相馬報徳社)を視察

相馬市の相馬報徳社に、復興支援状況を視察

市の土地に、相馬報徳社が建てられた仮設の店舗、副会長の渡辺義夫氏から復興支援状況の説明を受ける。

相馬はらがま朝市クラブで相馬市議会議員に当時の状況と現状の問題点をお聞きする

市の要望も受けて店舗にもなっている「相馬はらがま朝市」、この食堂に、相馬はらがま朝市クラブの事務所があり、。この食堂には、福井から渡利さんの支援で届いている器が使われている。渡利さんから依頼を受けて、抗菌作用もある越前漆器を使っていただいている。

相馬市議会の鈴木議員に、当時の状況(津波浸水でなくなられた方が458人で、90%が圧死だったとか、と現状(松前、小田原、秋田、山形からなどの支援で魚加工などで復旧が進みつつあるものの、漁業の町は漁業も、2次産業も守れない、報奨金のみで暮らしている、先の見えない不安など)の問題点をお聞きする。

相馬市松浦海岸

相馬市の海岸地帯、「3・11」で海に流されたままを物語る。冷蔵・冷凍庫だった、コンクリートの固まりも傾いて放置されたまま。

仮設の魚加工場に案内していただく。

まだまだ海に船を出して漁業を再開すること、魚問屋も仲買も無理のよう・・。

それでも何かしなければ、と始められたNPO法人はらがま朝市クラブ、理事長の高橋永真さんから現状についての話をお聞きする。海の影響は大きく、150メートル以上の水深、50km沖に出かけることの出来る20トンクラスの200艘あった船は、120艘になってしまっていて、操業も困難な状況。テレビなどで水揚げがあったなどとニュースが流れているのは1回きりのこと、さわりのことであり、本当の中身は報道されていないし、本格的な漁業再開には至っていない。本格的に再開をできるときのために、加工の研究や技術を保持するため、静岡県焼津港などからの手にはいる材料で、老人ホームや養護施設などの魚コロッケを作っているところと紹介していただく。

味見もさせていただき、「おいしかった」。

高橋理事長は、塩辛や鯖の塩麹づけの加工などを行っておられていて、特に麹菌は内部被爆にいいということで、いろいろな工夫をしながら、安心安全でおいしい魚加工品の提供に努められている。

船を作っておられる造船所は作業をしておられ、少しずつ復旧復興も始まっているのかな、と感じられる。

南相馬市の小高地区、数日前に避難解除になったばかりの所に足を運ばさせてもらったが、この厳重な警察の車など配備された検問所が設けられ、通行証が無ければ、地区の中に入れていただけないことが分かった。

田んぼは当時のまま、地震がきて、津波が押し寄せ、放射能が吹いてきて避難、除染もままならない、歴史が止まったままの南相馬市近く。

今回、現地の案内などでお世話になった相馬市の渡辺義夫さんのお宅(1810年築)、蔵は、慶応3年に立てられているとか。120人のボランティアさんが入られて、4トン車で47台分の土砂を運び出し、今に至っておられるとか。固定資産税の評価額が10%の減免が認められただけで、そのほかはなんの保証もない、とか。

渡辺さんは地震で相馬市のアリーナの避難所でいち早くリーダー格を勤められ、相馬報徳社の副会長を勤められている。かつては同じ相馬藩だった相馬市、南相馬市は勿論、東北のほうまで被災地一円、ネットワークして立ち上がろうと尽力されている。

玄関1メートル以上の津波が押し寄せてきている。玄関に瓦礫がふさがったので、避難中に泥棒に入られなくて棲んだとか。隣近所は、バールでこじあけられして、金庫なども被害に遭われている。マスコミで、外国から「秩序が保たれている」などと評価されていたが、大変な混乱の状況などは、情報として流されていないのが真実だったとか。

7月9日午後から10日午前中と、渡辺さんに、「3・11」当時そのままのところや復旧が進み、復興に立ち上がろうとされている現場などをくまなく案内していただいたが、地震、津波は、これまでも何度か出くわし、そのたびに我々は立ち直ってきたが、原発・放射能の被害だけは、日本人、世界中が前人未到のことで、なすすべが無いという憤りを吐露されたことに深く感銘を覚えました。

また、今後「命の水プロジェクト」を立ち上げようとされていることもお聞きしました。母乳から放射能が検出され、母乳も安心でなくなり、ミルクに変えようと思っても、放射能濃度が高くなっていると考えられる浄水場の地下水を、数字データではなく、「大丈夫です」とだけ行政が言っても信じられない。そこで、今度は、今後10年にわたって安心安全な水な命のプロジェクトを、運送会社さんとも連携して進めたい、と。

2012年7月 8日 (日)

河和田地区婦人会 第24回フェスティバル

河和田地区婦人会 第24回フェスティバル

河和田地区婦人会の第24回フェスティバルが、婦人会員や子どもたちも参加して、中山体育館で開催されました。今回から町内ごとの競技ではなく、色別にして町内混合チームでフェスティバルが行われました。役員さんのアイディアが活きている催し物でした。

町づくりは、これまで男性が中心になってがんばってきていただいていますが、いまや女性の活躍如何に係ってきているともいえるのではないでしょうか。 集まりに出て、一緒に活動をして、価値観を共有しながら、河和田地区のコミュニケーションを図っていきたいものです。

そして河和田から、女性の活躍できる元気な鯖江市に、女性たちが絆を深めていくことが出来れば、と思う 第24回のフェスティバルでした。

近松せんべい&桑茶をセットお土産に

近松せんべい&桑茶をセットお土産に

鯖江市に、さばえっこ図書ボランティアネットワークでお招きしたとき、あの谷川俊太郎先生も「おいしい」と言っていただいた「ちかもんせんべい」、私は大のお気に入りです。

これまで、イベントごとにしか注文できなかったのが、いつでも手にはいるようになりました。3~4日は注文から日数を要するようですが、立待公民館に注文すればOK、便利になりました。第21回食アメニティコンテストで農林水産大臣賞を受賞したうるしの里いきいき協議会の桑茶をセットにお土産品が出来上がりました。

鯖江市の目玉商品(?)、まず地元の皆さんにもどんどん食味していただきたいものです。

2012年7月 7日 (土)

河和田ふれっしゅ朝市、賑わう買い物客

河和田ふれっしゅ朝市、賑わう買い物客

河和田地区の女性団体をネットワークして始めた河和田ふれっしゅ市、朝市も毎週土曜日平成17年から続けられている。女性は子どものこと、食べることでまとまりやすいのかもしれない。

地域の活性化のためには地区の中心のうるしの里会館が場所としてふさわしいかなと、軒下を借りて開いているが、朝市から喫茶椀椀のオープンにまで活動が広がってきている、 朝市の利用者・買い物客もお野菜出店者もここから一日の樂しい始まりです。

安心安全な有機の食べ物を頂いて、がんばろっう。

青少年健全育成河和田地区大会  乙坂先生の講演に聞き入る

青少年育成河和田大会 乙坂先生の講演

心の居場所を失くしてしまった子どもたちと正面から向き合い、心の自立支援に尽力 されている乙坂晃寿氏(浄土真宗本願寺派・明厳寺住職で、こどもみらい自立支援ネット 代表)を講師にお招きして、河和田地区の青少年健全育成に活躍いただいている方、関心のある方々が、「見栄を捨て、こだわりを捨てれば いつでもどこでもあったか春の風」と題されたお話を伺いました。

福井豪雨以来、少子高齢化が顕著になってきている河和田地区、次の世代を担う子どもたちに向かって、私たち大人が今何を、どう伝えていかなければならないか、樂しい話しぶりでしたが、「便所の仏様」や「自戒」など真剣に引き込まれて聞き入りました。

大女優だったオードリーへップバーンが世界の恵まれない貧困の子のために尽くされ、亡くなる時の「最期の言葉 愛する子どもたちへ」を、これまでもお聞きしている言葉ですが、改めて生きていく意味を深く考えさせられた講演会でした。  

 美しいくちびるのためには 親切な言葉をはなすこと

 美しい目のためには 他人の美点を探すこと  

 スリムな体のためには おなかをすかした人々に食物を分け与えること  

 歳をとれば 君は 2本の手を持っていることに気付くだろう  

 自分自身を助ける手 そして他人を助ける手を

大人の責任で、地元を誇りに思う子ども達が大きな夢を持って、いきいきと成長できる安心安全な社会をこれまで以上に築いてきたい。

2012年7月 6日 (金)

桜の木で燻して手作りベーコン

桜の木で燻して手作りベーコン

県民生協の活動をしていて、30年前に、三国の山崎さんに手づくりハム・ベーコンを習って、1回だけ鯖江に教えに来てもらったけれど、次から「自分でしなさい、覚えられないから・・」と突き放されて、電話で尋ねながらやり始めた。

大正生まれのシガコばあさん、安心安全な食べ物を家族に食べさせることを主婦の生きがいにしていた人で、その頃お米も無農薬で作っていた母たち。その今は亡き母・シガコさん、「愛子、次はいつするんや」と、燻す時の桜の木を用意するのを手伝ってくれたりしていた。

当時は白山のほうの豚肉を仕入れていたが、現在は今立のほうにある養豚業者の豚肉を使って、ハム、ベーコン作りをしている。

丸一日時間の余裕がある日をめがけてのベーコン作り、塩漬け(三温糖。天塩)しておいた豚バラ肉をまず乾燥させ、桜の木で燻し始めること6時間。

今回は。出来たベ​ーコンで、バジルも使いながら、ピザパーティを開催。

日時:7月15日(​日)午後6時30分~

会場:木村宅(北中町)

会費:​アルコール要らない人・300円、アルコール付き・1,​000円

当日ギター演奏あり。ご希望の方は14日まで​に申し込みください。

15日朝からピザ生地の準備をしますので​・・。

2012年7月 2日 (月)

うるしの里名物・鯛焼きあんこを試作

うるしの里名物・鯛焼きあんこを試作

もう15年くらい前でしょうか・・、亡き母が大好きだった鯛​焼きを自分でも焼けないものかと、そして何よりも河和田を俯瞰して、いっぱい詰まっているあずきの餡こは、まちの活性化に、住み良いまちづくりに知恵と行動力を持って動いている住民という思いで始めました。

この間違う味のたい焼きといわれて研究もしましたが、今一度、地産地消の食材とさらに河和田らしさを盛り込んで、少しバージョンアップを考えてみ​ます。

遊休農地で植えつけられる野菜の収穫物などにも合わせながら、また山うになども使いながら・・、おもしろい味をご期待く​ださい。

2012年7月 1日 (日)

かわだ文庫「しかけ絵本」づくり、子どもも大人も楽しむ

かわだ文庫「しかけ絵本」づくり、子どもも大人も楽しむ

かわだ文庫では、子どもゆめ基金の読書活動助成を受けて、福井のじっぷじっぷの清水先生に来ていただき、「しかけ絵本つくり」を楽しみました。はじめに清水先生から基本的なしかけ絵本の作り方を教わり、参加された親子35人が、色紙やマジックも使いながら、それぞれに仕掛けを施し、自分だけのユニークな絵本を創りました。

かわだ文庫の部屋では、絵本・ほんの貸し出しも同時に行っていて、詠み聞かせを楽しむ子など久しぶりに沢山の利用がありました。

また、河和田アートキャンプの食育とアートの大学生も入って来れ、かわだ文庫の部屋においてある「かわだのむかしむかし」の紙芝居など、楽しまれていました。

福井県連合婦人会会員の集い、鯖江市連婦人会の活動パネル展示

福井県連合婦人会会員の集い、鯖江市連婦人会の活動パネル展示

福井県連合婦人会の文化講演&会員の集いがユーアイ福井で開催されました。「活力ある社会を築くため、いききとした地域活動を展開しよう」をテーマに、県内各地からの参加者で、にぎわいました。鯖江市でも講演していただいた家田荘子氏の~私のであった人たち~「取材現場から」のお話もおありました。 地産地消販売コーナー出店で、鯖江市はゴキブリ団子やエコカレンダー、夏野菜を並べ、お買い求めいただきました。

「食でつながるみんなのさばえ」石塚左玄に学ぶ食育

「食でつながるみんなのさばえ」石塚左玄に学ぶ食育

「元気さばえ食育推進プラン」を平成23年策定、この計画に基づいて、第1回「食でつながるみんなのさばえ」が、アイアイ鯖江で開催されました。伝承料理・河和田の葉すしつくり体験や食育の祖「石塚左玄」についての講演、キッズキッチン、パティシエ教室、食品添加物を学ぶコーナーなど盛りだくさんの内容でした。親子連れで、楽しみながら食育の大切さを学びました

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