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2016年5月

2016年5月 6日 (金)

鯖江市精神障がい児(者)福祉協会総会等開かれる

4月24日は、町内の道つくりや鯖江公民館完成内覧会に出させていただきました。ガラス張りの室内が良く見える、明るい公民館にワクワクするものがありました。

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Kc4d0040新しくなった鯖江公民館小ホール

午後からは、鯖江市精神障がい児(者)福祉協会(通称四つ葉会)総会が開催されました。障害者の福祉グループでも新手のグループ、年に何回か障がい者同士の連携などあるのかという質問や、熊本の地震で要援護者としても登録や避難所での障がい者の救護救援、避難所での暮らしなど話が出ました。災害と障がい者の問題について、方法やケースなどこれからの会の課題も見えた総会でした。

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夜は、かわだ児童クラブサポーターの会の事業を始めて20日ほどたちましたので、問題点の整理の為に集まりました。

おもしろ環境実験隊総会等に参加

4月23日おもしろ環境実験隊の総会がエコネットさばえにおいて開催されました。おもしろ環境実験隊の活動目的は、【子どもたちに科学の楽しさを伝え、さらに環境問題への興味・関心を高めることを目的に体験型ブースを設ける。科学の全ての分野を網羅するものづくりと演示実験は、基礎から先端科学につながる内容となっている。平均年齢77歳の元技術者が実験を担当するので、子どもたちにとって、専門家から分かりやすく楽しく教わることができ、科学好きになるという効果が期待できる。また、おじさんおばあさんとの世代間交流が実現する】と、いうようになっています。

Kc4d0024  総会では会員の方々の意見が活発に交わされ、活動をもう止めようかというようなニューアンスの発言もありましたが、立派な指導者がいてくださる現状、子どもたちの科学好きな環境を実現するために、皆さんの活躍に期待したいし、がんばって欲しいと意見を木村は言わせてもらいました。鯖江市生ごみリサイクルネットワークの役員さんが、米のとぎ汁発酵液を作られるために、会場に待機しておられ、時間になり会場を空けました。

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Kc4d0032jpg  その後、キッズエコラボは、建物から出て近くのビオトープで活動をしておられ、春の薬草をてんぷらにして楽しんでおられ、エコネットさばえでの各種環境団体の活動がにぎやかでした。

夢みらい館・さばえでは、今年度初の子ども未来塾の活動が行われていました。

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Kc4d0034この日の夕方は、NPOセンターで開催された鯖江市国際交流協会の総会にも参加させていただきました。

2016年5月 4日 (水)

福井県女性議員の会で、京丹後市に視察研修

4月20日(水)、京都府の京丹後市に、福井県女性議員の会で視察研修に伺いました。昨年鯖江市議会議員選挙後に総会が開かれ、超党派で結成する福井県女性議員の会長(3回目)を受け、先進地視察に行ってこよう、と決まり、今回の研修が実現しました。

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京丹後市は、6町が合併して、平成16年4月1日に市が発足。

合併協議の調整結果「小中学校の通学区域については当面現行のままとするが、区域境の地域については弾力的に運用に努める。又、新市において児童(生徒)数の動向を踏まえ、各学校の適正規模、適正配置の検討と合わせて通学区域の見直しを行う」

この結果を踏まえ、京丹後市が目指す学校教育についてを、議会からも議員の一般質問など動きがあり、京丹後市学校配置検討委員会及び分科会設置要綱制定して、子どもの健やかな成長に望ましい旧町域毎の教育環境を、保護者の視点を重視して検討が始まりました。

平成28年4月で最後のいさなご小学校の再配置が実施され、この結果、公民館の再配置が生まれ、新しい地域づくりにまで成果が出てきたことを研修させていただきました。

この上で、幼稚園保育所・就学前から中学校卒業までを見通し一貫した指導を、モデル校、実施校と流れを決めて、28年度から「学園」と規則で定めて、完全実施となっているようです。

 これら事業を進める手法に、地元に教育長自ら入り説明をされ、計画策定など、363件のパブリックコメントもあり、意識の高さに驚きましたが、一つ一つ丁寧に答えた公表も行われてきているなど、市民目線で市民の要望を取り入れての行政の動き方に、驚くものがありました。

 再配置で、4キロ以上の距離にある通学に朝晩2便ずつ(小学校は3便、冬季の対応もあり)の通学バスを実施、学校教育課程は、夏休みのプール使用時も全部運行、全額補助で、2億円の予算で動いておられるようです。また、一般の乗客が乗車可能のところあるようです。

 保育所から始まって学校、公民館と住民と考えながら進んできた結果、公民館の統合も住民自治組織で進んできて、これまでの公民館は地域のコミュニティー機能を活かし、中央公民館が必要になってきている京丹後市でした。

 午後からは、「生活困窮者自立支援の取り組みと事業の概要について」を、健康長寿福祉部生活福祉課長、寄り添い支援総合サポートセンター長(生活福祉課主幹) さんたちから研修を受けさせていただきました。

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 京丹後市の大きな特徴は、福祉事務所までこれないけれど、支援を必要としている皆さんのために、引きこもりなどの対応も含め、訪問活動に力を入れておられます。そのために、自立支援相談員(正職員4人、専門性の高い業務ゆえの嘱託9人)の配置が確保されていて、また、生活保護、一時金貸付制度など京丹後市独自の支援もあり、充実した支援体制です。

 さらに、「くらしといのちの総合相談会」を、役所ではなく分庁で、年間を通して継続的に実施をされていて、フリーダイヤル(市内限定)等も設けてありました。

 自立支援の就労支援の旧保育所は、トイレだけを改築して、訓練事業等実施しておられ、現場も研修をさせて頂きました。当事者の方たちは、特別なところではなく、寄り添い支援総合サポートセンター~居場所事業~地区内外の団体等と共同事業(農業)なども行っておられました。

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