伊藤忠記念財団から、かわだ文庫の現地調査にお見えになりました
伊藤忠記念財団の平成26年度「子ども読書活動への助成事業」に応募したところ、9月17日(水)夕方、現地調査に、助成事業部の職員の方がお見えになりました。
伊藤忠記念財団の子ども文庫助成事業は、日本の子どもの読書活動を支えている「文庫活動」に対する助成で、昭和50年より38年にわたり、子どもの読書啓発活動に携わる民間団体の活動を支援してくださっています。からかわだ文庫はこれまで、2回も助成をしていただいています。
今回の応募は、この活動助成で何を実現したいのか、どういう風な方向に活動を進めたいのかということも問われました。
平成5年に、鯖江市の図書館まで遠い子どもたちが子ども達自身ででもやってこれるようにと、はじめたかわだ文庫ですが、オープンから20年立ちました。たくさんの子がここから成長していってくれています。この間に福井豪雨という未曾有の大災害にも遭遇して、少なくなってしまった河和田地区の子どもたちですが、北海道の剣淵町のように、絵本によるまちおこしがしていけたら、最高です。大人も子どもも中心に絵本・本がある、という町、読み聞かせがどこででも始まるまちになったらな、と思います。絵本・本には、考える力、生きる力を育ませてもらえます。心あたたかい、夢の広がるまち、剣淵町をお手本にがんばりたい。
翻訳者・村岡花子さんが、「私は本の力を信じています。一冊の本が心の支えとなって自分を絶えず励まし勇気づけてくれるのです」と、NHKの「花子とアン」の最終回で言っておられました。
コメント