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2008年11月12日 (水)

市町議会議員合同研修会で、議員研修

市町議会議員合同研修会で、議員研修
市町議会議員合同研修会で、議員研修

11月10日(月)午後から福井県自治会館で、市町議会議員合同研修会が開催されました。「時代にふさわしいふるさとづくり」と題して、早稲田大学教育・総合科学学術院教授の宮口侗廸氏が、見習うべき取り組みの例を上げられながら、農山村の存在価値の増幅と持続を訴えられました。先生は、総務省の過疎対策問題懇談会の座長を、また国土交通省地域振興アドバイザーを努められており、ご自身も富山市に住んで、地方と東京を見つめる生活を20年以上続けられています。農山村には都会のように人をど~んと呼ぶパワーはないけれど、違った力を組み合わせて飛躍的な力にすることが出来る、都会の人、他人に空間・資源を使など提示されました。いま尚残る、日本の現風景・食・そしてゆったり流れる時間、まさしくうるしの里(河和田)でしょう・いろんな人、団体がネットワークして、コーディネートして、時代にふさわしいふるさとづくりをめざしたい。

さらに、「中小企業の活性化と地方の時代」と題して、政策研究大学院大學教授の橋本久義氏が講演されました。先生は、現在、景気は非常に厳しい局面にあるが、通産省時代から「現場に近い所で行政を・学門を!」をモットーに、第一次円高の頃から20年間で3000以上の工場を訪問されているそうです。この講演の前にも、前田工繊を訪ねて見えたそうです。日本の町工場は、不況のときに力を発揮する、ハイテクの中小企業は、節約する、掃除をする、勉強をする(忙しい時にはできない)、研究開発に取り組む、新分野に挑戦する、サービスを充実させて、必ずや春には少し明るい兆が見えるでしょうと、ユーモアを交えながら、話されました。

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