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2013年12月 8日 (日)

かわだ文庫 20周年、お楽しみ会 子どもたちの笑顔が輝いて

「かわだ文庫」が今年で満20年。

土曜日が月1回お休みになった平成5年に、「鯖江市図書館まで遠い子どもちのために、読書を通じて心豊かに育ってほしい」との願い、鯖江市図書館、河和田公民館、河和田コミュ
ニティセンターのご理解のもと、当時公民館の図書室だったところを借りて、賛同していただいたお母さん方5人で「かわだ文庫」活動をスタートさせました。

以来、毎週土曜日の午後、文庫をオープンして、絵本・本の貸し出しや選書のお手伝い、小学校・保育所・園等への読み聞かせなど、さらには、年数回のブックトーク&パネルシアターなどのお楽しみ会などを企画しながら活動を進めてきました。

子どもを中心に多いときには、年間約500人の利用者があり、河和田地区区長会からのご支援や伊藤忠財団やユネスコライブラリー、日本生命、子どもゆめ基金等の助成金も得て、かわだ文庫自前の本も本棚に入りきらないくらいに増えました。

平成22年4月には、文部科学大臣賞を、福井県からの推薦を頂き受賞いたしました。東京での受賞式にメンバー3人で出席して、「現在の子どもたちのコミュニケーション不足は、ボキャブラリーの不足から生じていることで、これはひとえに読書で培うしかない」という研修もしてまいりました。

さらに、議会の場で申し上げていることは、いじめや不登校、虐待の無い、助け合いながら大きな夢をもって強く生きることの出来る読書環境の充実を、世界の偉人、日本の諸先輩の生き方などを本から学べる環境「読書によるまちづくり」の必要性を実感しているところです。

 今回も子どもゆめ基金 助成事業として、12月7日(土)河和田公民館の会議室を会場に《 かわだ文庫 絵本ライブ& 手作り絵本教室 》かわだ文庫20 周年お楽しみ会「かんたんおもしろ絵本づくり&スケッチブックシアター・ライブ~絵本から出てくるクッキング・ピザ 試食あり~」を開催させていただきました。

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 「かんたんおもしろ絵本」づくりは、仁愛大学のすまいる工房の5人のメンバーが、まず読み聞かせをして、親子の気分はリラックス。そのあと、手づくり絵本の4種類の見本を見せていただき、グループに分かれて絵本を手づくりしました。

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紙には切り込みも入れてあり、マジックでそれぞれが絵を描いて、小さい子のグループもオリジナル絵本が仕上がりました。

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スケッチブックシアター・ライブは、すてきな3人組のメンバー代表・加藤和子さんのスケッチブックが立体的な紙芝居になっていて、話の面白さに奥行きが出て「とんとんとん」と身を乗り出す楽しさでした。

どちらかというと保育所・園の子どもたちが多く参加してくれていましたが、お昼寝の時間も忘れて、お友だちと楽しい時間を過ごしました。

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絵本から出てくるクッキング・ピザは、1次発酵して、伸ばしてあるところに、子どもたちがトッピングをのせ、スタッフのメンバーがオーブンに入れ、オーブンから出したばかりの熱々を、「美味しいおいしい」と食べました。

その後、かわだ文庫の部屋では、絵本を借りて帰る親子連れでにぎわいました。

図書館から宇野徳行館長が慈光保育園から土田先生が、河和田地区婦人会長三崎さん、婦人福祉河和田地区会長多田さんが来賓でお見えになり、子どもの楽しそうないきいきとした情況を見てくださいました。また、越前市からボランティアで村上さんが加わられ、かわだ文庫メンバースタッフ3人の応援もしていただきました。

これからも、子どもたちが、絵本の好きな子のいっぱいふえる活動を続けたいと思います。

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