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2012年8月19日 (日)

早稲田大学環境ロドリゲスチーム、河和田地区現状と課題を提案

8月12(日) 早稲田の学生が、河和田地区に入って炭焼き小屋での作業や、畑作業ののワークスティ、子どもたちとの環境塾などを通し、地域の人々と交流したりしての感想を次のように述べてくれました。

提案事項

・ 都心の過剰高齢労働者を期間限定で受け入れられないか。伝統工芸を残したいと願う高齢者も多いので、そこがうまくいけばPRポイントになる。東京で定年退職した人の受け皿(賃金労働ではなくボランティアも可能か? または、遊休農地の開墾や、古民家再生居住も可能か?)
・ 学生達を受け入れるのと同じように、東京の定年退職者を受け入れられたら・・・(難しいことではない)
・まちが縮小する課程にも悪い縮小の仕方と、良い縮小の仕方がある。河和田は、仕事さえあれば、物価は安く、土地も広く、高い文化があり若い世代にも魅力がある。都会に出たからといって、仕事につけるという時代ではなくなった。就労という視点で都会のアドバンテージが小さくなっている。河和田には新しいアイデア、工夫が非常に出やすい環境がある。人が集まり話し合いをする、多くの学生を集めていることのその一つである。
・ 漆も今は殆ど中国産、ベトナム産と聞く。日本古来の漆(生漆)で漆器を作って欲しい、生漆の良さを前面に出し、高くても売れる賞品を作ってはどうか。(これには行政の支援が必要かもしれない)
・ 学生が沢山入り込んでいる地域だが、違う主体同士が集まり話し合う機会が少ないのではと思う。まったく違った大学、学部が集まり地域の人とアイディアを出し合えば、もっとおもしろいことが出来る。
・ 鯖江には海があると思ってしまう。鯖というものを一つのモチーフにしては。鯖を養殖することがコスト的に合うならそれもいいが、小さなこと、焼き鯖でも鯛焼きの代わりに鯖焼きという風に、何でもかこつけてみては。
・ 地場産業や農業を個人個人の利益という考え方ではなく、共同体の中でと考えられないか。全体で利益を上げ、個人個人に配分することが出来れば、持続の可能性が出てくる。(グループでアイディアを出し、グループで利益を出し、グループで土地の利用や、空き家の利用を考えるなど)

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