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2012年8月19日 (日)

東京大学大学院生「河和田アートキャンプ」を取材

東京大学大学院生「河和田アートキャンプ」を取材

東京大学大学院の小林真理ゼミで河和田入り

東京大学大学院の人文社会系研究科文化資源学修士課程の小林真理ゼミ履修生の皆さんが28人ほどで河和田入りをされて、平成16年の「福井豪雨」の災害ごみの復旧のお手伝いをと、京都大学の院生だった代表浅利美鈴さんがNLKのメンバーを連れてボランティアで入ってこられ、「若い力で継続的な支援をしたい」と申し出られたことから始まっている「河和田アートキャンプ」についてをインタビュに見えました。

小林真理ゼミは、人文社会系研究科文化資源学修士課程の岡村さん他の方々で、 なるほど、文化資源という捉えられ方で、「河和田アートキャンプ」を注目してインタビュにみえていることが分かり、納得の部分がありました。

片木さんから概要の説明をプロジェクターで行い、河和田アートキャンプの沿革と理念や未来についての質疑が行われました。

地元からは、NPO法人かわだ夢グリーンの理事長駒本長信さん、NLkの浅利先生に、河和田小学校の校庭に山と高く詰まれた災害ごみを、インターネットで京都大学ごみ研に配信されたことによるきっかけを作られた青山さん、平成17年に発足しているうるしの里いきいき協議会杉本会長、そして木村で対応させていただきました。

また、2012河和田アートキャンプの食とアートのリーダーさんに、学生が何を感じて毎年入ってきているのかなど、突っ込んだ質問や、作品を作る前と作ってからとの変容などを質問され、さらに、うるし職人の皆さんはどのように思っているのかなど短い時間でしたが、するどい視点で尋ねられました。

始めた当初、すんなり地域に受け入れられたのか、とのお尋ねに、NLKとの接点はNPO法人かわだ夢グリーンがもったことで、NPO自体多同じ価値観で、理念を同じくするメンバーの集まりだからそれほどの問題もなく、地域住民の理解を得るために、少しばかり、議員としても動かせてもらったことを話させていただきました。

福井豪雨で、地元に10,000人のボランティアさんが入ってこられたお陰で復旧が進んだことを考えるとお礼の意味もこめて、また若い感性で継続的な支援を考えておられることを、重く受け止め、必要なことであると考え、地域の協力者を募って歩かざるを得無かったし、大分県の湯布院の映画のまちづくりが憧れだったことか、賛同者に理解を求めて歩かせてもらうなどの根回し、議員活動があったればこそ進んだと自負していることも話させてもらいました。

スタート時の50人から、そのうち年々参加者が増え、100人の合宿になり、とてもNPOでは受けきれないということ(このころ平成18年の議会で、「河和田アートキャンプの50人の学生が、大学を卒業して全国に散らばっていったら、鯖江市の外交官になってもらえる。社会人になったとき何らかのさばえのお客様にもなってもらえる、市としてはNPOの事業になんらかの支援を考えること必要ではないか」と提案)議会活動も行いました。

その後、鯖江市の政策にマッチングするように、単年度、長期の企画案を持っていくことを片木先生にアドバイス、片木さんのほうからの行政への働きが功を奏して、2008年から市の事業になってきています。 市長の「大学のない町・さばえに大学生が・・・」、この夏も学生であふれています。

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