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2012年1月12日 (木)

さばえから福島の子どもたちに「絵本を届けよう」

さばえから福島の子どもたちに「絵本を届けよう」

【運動の経緯】 

さばえっこ図書ボランティアネットワークでは、10月29日「福島の今~生きる力を育てる読書~」と題して、福島県喜多方市から水戸昇先生(水戸教育相談所所長・「大玉畑の学校」主宰)をお招きして講演をいただいた。講演をお聞きした参加者は、一様に、本物の大自然体験、人とのつながり、書物で生きる力を育めることを再認識。生きる力に欠かせない読書の重要さを学ばせていただいた。

そのあと「福島の今」パートⅡの懇談会で、福島県民200万人、浜通りは非常に悲惨な状況にある、再建の意欲はあるが、国のデータ、方針がころころ変わる、さらに放射能の危険から避難、避難計画区域の避難家族以上に、自主的に避難している人は大変、なんのホローも無い。

一番の犠牲者は子ども、とお聞きした。そこで、前々から「絵本を届けよう」運動に取り組もう、と「さばえっこ図書ボランティアネットワーク」の役員で相談を始めていたので、絵本などの読書環境をおたずねしたら、まだまだそこまで復旧・復興はいっていない。

支援していただくのなら、何にも無いのが被災地の状況、支援していただけるものはなんでもありがたい、と水戸先生からの依頼を受けた。またこの際、水戸先生を経由すれば、必要とされている被災者に、キチンと届けることが出来る、ということも分かった。

なお、メンバーが、春から育てていたひまわりの種を、水戸先生に来春福島で花を咲かせていただくよう、箱にいっぱい送らせていただいた。

【「絵本を届けよう」の趣旨】

被災地福島の子どもたちに、「絵本を届けよう」運動を展開し、水戸先生がこれまで取り組んでこられた自然に親しむ、人物とふれあう、書物に親しむことで生きる力を育む・子どもたちを守る支援を、さばえっこ図書ボランティアネットワークから呼びかけて、趣旨に賛同していただける家庭や市民のところの絵本・児童書・辞書等の提供を受けて、鯖江から福島に届ける復興支援を行う。

【「絵本を届けよう」内容】   

◆対象の品:絵本、児童書、辞書等子どもを対象にする。    

◆回収方法:提供者が鯖江市文化の館の所定の場所まで搬入    

◆保管場所:鯖江市文化の館 1階中央メインカウンター     

◆期限:12月初旬~1月末    

◆整理作業:ボランティア(募集!!)で、文化の館2階会議室で整理作業       

1月17日(火)午後1時~      1月24日(火)午後1時~     

◆届ける先・方法:福島県喜多方市 水戸昇教育相談所・水戸昇先生まで、直接トラックなどで運ぶ    

◆届ける時期:2月(寒い冬の季節も、読書をしていただき、心豊かに過ごしていただくためには、この2月を逃がすことはできない時期)     

◆共催:鯖江市PTA連合会、鯖江市図書館友の会等    

◆後援:鯖江市文化の館

【活動協力金のカンパ】趣旨に賛同いただける方々、ご協力お願いします。

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コメント

木村さん
以前メールでお知らせをいただき、すぐ知人にメールでその活動をお知らせしました。
ところが、17日には間に合わず、いま5冊ほどお預かりしていますが、まだ継続して贈られるのでしょうか?

まだ、間に合うようでしたら、妹たちが来たときに木村さんのお家へ届くさせていただいてもよろしいでしょうか?

すぐに実行される行動力に、敬服します。

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