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2015年11月 4日 (水)

福井県市町議会議員合同研修会

10月29日、福井県自治会館多目的ホールにおいて、福井県市町議会議員の研修会が開催されました。

研修内容は、演題「立法機関としての地方議会」、講師は片山善博氏(慶応大学法学部教授)と 演題「地方創生と地方自治について」講師、青山彰久氏(読売新聞東京本社編集委員)のお二人による講演でした。

Kc4d0350片山先生は、議会では議案を中心に質問をし、大事と思うことは議員立法も考えることや首長と議員は距離を持ち、議員は市民との関係を主軸に行動し、議会が充実することで、執行部の質を高めることになる、と。議会改革は、首長のための政治になっている気配がある、そこを改革しなければいけないと指摘されました。議会報告も、決まってから報告ではなく、決める前に市民に聞く事、が大事であると。

Kc4d0352また、靑山先生は、「地方創生と地方議会の責任」で、「住み心地よい地域をつくる」ために数字ではなく、急激な人口減少は大変だけれど、緩やかに減ったところでの政治が重要で、地域の中でお金が回る仕組みをが大事で、「富の拡大から生活の質を大事にする」事を訴えられました。

地方創生は、私たち先祖がしてきたように、山を守り、農地を守り、海をきれいに維持し、国土の成り立ちと伝統を守り、それを誇りにして地方で生活する人たちを心から尊敬して応援する都市住民を増やしていくことにしかほかならない。そのことにより、地方居住のムーブメントを起こし、出生率向上と多様な価値観を育み子育て環境を実現していくこと」と。自分の心にストンとはいったきた講演内容でした。がんばろっう。

Kc4d0354夜は、みんなのふれあい館で、市民創世会の「THE談会&意見交換会」が開かれ、地域住民の方々と議会報告&意見交換を行いました。身近な、本音のご意見をたくさん頂き、議員の得意分野での考えなどを述べさせていただきました。

また市民創世会として、次の議会などに反映させていただくこととしてお答えなどさせていただきました。

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