北吟会の新年句会
100年以上も前から鯖江市河和田地区で続いている句会・北吟会の新年句会が河和田公民館を会場にメンバー11人が参加して開催されました。
北吟会は、大正2年(1913年)に、当時河和田村だったころ丸山北州、塚田晴転、真保香保、寺本流基、杉本一道、田中紫峰、内田台水、小林珍月、清水清風ら10余名で設立。
その後、伊予鹿峰(美代丸おじいさん・昭和52年他界)が継承。 会員の他界や休吟で、人数の増減はあったが、10数名を常に保持。また月1回の句会は、大正2年の創立時より長い年月一度も休まず続けられ今日に至っています。
私自身は、毎月はなかなか参加できず、投句もままならないのですが、17の日本語文字で優しい暮らしの趣き、風情を織り交ぜながら樂ませてもらっています。
新年句
火鉢抱き 今朝の一句を ひねりおり
手水つけ 寒の和紙漉く 五箇の里
紙漉場 とろろあおいの 香満つる
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