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2012年4月19日 (木)

原子力発電を考える勉強会、理事者と意見交換会

昨年6月に発足した鯖江市議会の中の「原子力発電を考える勉強会」、今回は議員全員と理事者とでの意見交換会を行いました。

今回作成され、市民の全戸に配布される「災害時サポートガイドブック(洪水編、地震編、資料編)」の利用の仕方などの説明を受け、その後、鯖江市の原子力災害に関する取り組みについてのこれまでの動き、考え方を池田副市長から受けました。

東日本大震災以後、福島第1原発の事故以来、議会等の動きも有り、「鯖江市原子力防災計画策定準備委員会」を設置。

市には原子力防災についての専門家が無いため、政府対応の説明会や原子力災害 緊急時対応研修会に職員を派遣したり、福井県の原子力防災総合訓練に参加して、市民の安心安全の対策をとり始めている。 これまでの市の取り組みでは、国の原発災害の指針がきちんと出ないために、福井県も出せないでいる、市は国、県の指針が合って動けるという考え方の理事者に、鯖江市単独でも動かなきゃいけないことがあるのではないか、ということの意見交換が多くなされた。

国の動きが決まらなきゃ鯖江市の防災・減災対応は進まないというのでは、私自身としては、福島原発事故のきちんとした知見を取り込めるようになるまで、原子力発電の再稼動は、安心安全からありえないという思いです。これまで、もともとチェリノブイリの事故で安全ではないと思って、私自身としてはいろいろな勉強会などに参加させていただいてきていましたが、国が、原子力発電の事業者が、安心安全、クリーンエネルギーといっていた原子力発電で事故を起こしてしまっているのですから、被災地はもちろん、子を思うお母さん方は、放射能汚染から立ち直れないでいるのです。 どうするのだ!!

原子力発電を考える勉強会理事者と意見交換会

文部科学省から「環境放射能水準調査」の委託により福井県が設置した空間放射能線量を測定するモニタリングポスト。鯖江市でも4月17日からスタートしている。

4月18日の放射能線量市役所ロビーに表示板は、0,043ミリ・シーベルトを示している。

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