喫茶椀椀の桑茶畑
鯖江市ファッションタウン協議会の中でうるしの里づくり協議会があった。そのうるしの里づくり協議会が植樹した桑の木が育って10年くらいになる。
喫茶椀椀が出来る前から、植樹の指導をしてくださった岩泉さんに「折角植えたのに、ほったらかしでかわいそうだから、なんか利用して、ぼくはお茶にしているよ」と相談があった。
当時の部会長の山本さんに、あとの責任を木村に譲ってもらい、喫茶椀椀で食材として利用の研究を始めた。天ぷら、パウンドケーキに入れてみたり、お茶の葉として、先進地から資料なども取り寄せ、岩泉さんが持っておられたNHKで放映された長野県での取り組みビデオテープも見て勉強。
うるしの里いきいき協議会のオリジナルお茶として喫茶椀椀で提供しているが、今年は本格的に南越普及所から指導を受ける。始めに桑畑の手入れにも加わってもらい整備が出来た。
桑は蚕さんのえさだった。河和田村でも養蚕業が盛んなときがあった。木村の祖先もその取りまとめ役の役割をしていたよう。いまでも氷室もある。 あのつややかな絹糸の素、お茶にして飲むといろいろと薬効もあるようだ。
作業をしてくださった皆さん、お疲れ様。
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