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2009年7月12日 (日)

敦賀歩兵第119連隊の実話を聞く

敦賀歩兵第119連隊の実話を聞く
鯖江九条の会は、7月11日(土)、つつじホール研修室で、鯖江における戦争・体験パート3を開きました。アジア・太平洋戦争末期に有名な「死のインパール作戦」を支援する舞台に所属された牧野さんから、ビルマでの戦争体験を参加者30人ほどがお聞きしました。当時撤退という作戦はない中、弾薬、食料の補給もなく、肉弾で抵抗したが、雨季で、河川は氾濫、長期の行軍と飢餓で体力の衰えた将兵は途中折り重なって倒れ、帰らぬ人になられました。この作戦に参加した約238,000人のうち、約167,000人が戦没されたそうです。牧野さんには、今だから語ることのできる体験談でしょうが、お話いただいてありがたかったです。多くの人に戦争の悲惨さ、平和の大切さを知ってもらいたいと思います。

ラジオで上野動物園の戦争末期の実話「かわいそうなぞう」を朗読していました。食べ物をあげることができなくなって、死んだときかなだらいほどあるぞうの大きな胃袋には一滴の水も残っていなかった。最後にえさを頂戴頂戴するときの芸当を体力もなくなっているのに精一杯立ち上がって涙を誘う場面、係員から餌さをもらえていたけれど、人間も生きるのに食料不足のとき、ぞうの運命ははかないものでした。

子どもたちに、悲しい思いは絶対にさせてはいけない、戦争をしない、このことは大人たちの最大の責任です。

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