« 学びを止めることなく、能力を活かしきれる社会 | メイン | 福祉部門が総合的に動き出す国の「重層的支援体制整備事業」 »

2021年4月28日 (水)

緑綬褒章をかわだ文庫がいただく。読書環境の充実に、仲間の皆さんと

緑綬褒章をこの度の春の褒章受章者で、かわだ文庫が社会奉仕活動功績を認めていただき、頂戴しました。平成5年8月にスタート(正式に動き出す前に2年ほど決心がつかなかった時もある)してから、多くの仲間に支えられ、子どもたちの喜ぶ「絵本活動」を続けてこられた。

かわだ文庫が今日あるのは、ご理解いただいた方々、ご支援いただいた方々、一緒に28年間の活動を共にさせてもらってきた仲間の皆さんのおかげです。

本当にありがとうございます。そろそろ後始末にかかる時期かなと思い悩む日もありましたが、これからも心豊かに読書を通じて育ってもらえる居場所づくりに努めていきたいと思います。ご指導よろしくお願い致します。

Img20210428_16363829

Img20210428_16395827
Img20210428_17311812

受賞者の概要(県から発表)は、次のようにまとめられています。

かわだ文庫は、地域の子どもたちに「絵本や本を身近に楽しんで心豊かに成長して欲しい」との願いから、平成5年8月に設立した。河和田公民館の一室で、地区の保護者5名が世話役となって、鯖江市図書館、福井県立図書館から借り受けた図書と河和田公民館図書室から選んだ図書約3,000冊で、文庫活動を開始した。

 設立当初から鯖江市図書館との関係は深く、図書の借受はもちろん、図書館システムを共有し、図書や貸出返却の情報の連携も図っているため、河和田地区の分館的な役割を担っている。設立後も積極的に図書の整備を図り、現在蔵書は、約5,000冊に達している。

 文庫活動を行う傍ら、平成10年度からは地域の小学校や保育所等において定期的な読み聞かせの活動を開始し、子どもたちに新たな読書機会を提供している。平成20年に鯖江市のボランティアが集い設立した「さばえっこ図書館ボランティアネットワーク」の活動でも中心的な役割を果たし、学校と地域が協力して子どもの読書環境整備に尽力している。

 その他、平成16年の福井豪雨の際は、被災者となった小学生に読み聞かせを行うなどの活動も行っている。

 このようにかわだ文庫は、地域に根差した活動を通じて、子どもの読書活動推進に多大な貢献を果たしている。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.mitelog.jp/t/trackback/304673/34229823

緑綬褒章をかわだ文庫がいただく。読書環境の充実に、仲間の皆さんとを参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

Powered by Six Apart