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2021年3月

2021年3月19日 (金)

令和3年度の予算可決して鯖江市議会閉会

令和三年度、未来に向かって歴史的な変化に対応できる鯖江市であるために

春を迎えて、新しい気分で日々お過ごしのことと存じます。

新型コロナウイルス感染症で、

 緊急外出制限の宣言が出て、非常事態を住民の皆様と、医療関係者の方々と行政一丸となって取り組んでまいりました。皆様のご理解とご協力に感謝申し上げます。
いよいよ、医療従事者、関係者の皆さんのコロナワクチン接種を皮切りに、高齢者、持病がある人、高齢者施設などの職員という順でワクチンの接種が始まります。市民の皆様のワクチン接種に関するお問い合わせ窓口・市ワクチン接種コールセンターが、三月十五日(月)、健康課内に設置になりました。気になられることは、気軽のお問い合わせください。
コロナ後、時期を逸することなく、未来に向かって歴史的な変化に対応できる鯖江市でありたいと思います。

 そのような中で、議会は、十二月議会と三月議会が開催されています。

十二月議会は、代表質問が行われる議会であると同時に、佐々木新市長の初議会で、市民創世会をはじめ是々非々での質問が多くありました。会派を代表しての質問に、市長等の答弁は以下の通り(抜粋)です。


前市長の継承と福祉・教育施策について

 選挙で、前牧野市政を継承するとのことだったが、どう継承するのか? また、選挙で、市民の方の三割以上が福祉の充実、三割ほどの教育の充実を望む声があったが、市長は、市民の負託にどう応えるのか。

これから迎える冬場の学校におけるコロナ感染症対策は。

市長 国の次世代型行政サービスの推進に環境整備を進め、オープンデーターの取組を継続し、国や県の動向を注視し、スマートシティの実現も推進する。

新子育て支援センターや学童保育の環境整備に取り組む、公立保育所の認定こども園化や民営化も進めていく。教育大綱を基本に教育委員会と連携を図り、市民が安心して学べる環境の整備、ふるさと鯖江に自信と誇りを持てる教育を推進する。

障がい者の相談体制や福祉サービスの充実を図り、高齢者の人生百年時代の居場所の確保と社会参加できる活躍の場を広げれるフレイル予防等を強化し、誰もが住み慣れた地域で安心して暮らせるまちづくりを目指していく。

教育長 温度調整に注意し、可能な限り廊下側での換気を行う。中学校においては、受験シーズンを迎えるとこともあり、授業を確実に進める。冬季スクールバスは密を避け、乗車人数を減らして運行する。

 新幹線開業が遅れるとのこと、駅の無い鯖江にとって、今の間に、JRの駅前、東口改札口など、駅周辺のまちづくに具体的に動き出すべき時では。

市長 総合的な2次交通網の構築に向け課題整備を行った「市交通ビジョン」では、JR鯖江駅を核としたまちづくりに視点を置き、駅舎の利便性の向上へ東口の改札や駅東駐車場の再整備を関係部署横断で検討していくこととしている。

 新型コロナ感染症の影響で、全国的に女性の自殺者が増えている。市の現状と今後の支援・対応は。

 健康福祉部長 九月末現在で九人の方がお亡くなりで、昨年の年間自殺者数に達している。月二回の公認心理士、年四回の精神科医師による対面、電話での相談を十一月末で十二回、延べ二十七人の方が利用。コロナ禍で、精神的な不調を来す人が増えると思われ、今後も相談できる場として継続し、関係機関と連携して支援したい。

 

また、三月議会は、佐々木市長の初予算編成、十二人の議員が質問に立ち、市民創世会からは,五人が、市民目線での質問を繰り広げ、議場で活躍しました。

佐々木市長は、所信で
「昨年来の新型コロナウイルス感染症の感染拡大は、市民生活や地域経済に深刻な影響を及ぼしています。このような中、何よりも市民の皆様の生命と生活を守り抜くという強い信念のもと、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止および生活支援や、雪害対応をはじめとする国土強靭化、教育・子育て環境の充実に取り組むなど、大変厳しい財政状況の中でも、「守るべきものは守る」とともに、このコロナ禍を乗り越え、さばえの「まち」も「ひと」ももっと元気になるよう、更なる飛躍に向け年間を通じてチャレンジし続ける「明日に笑顔をつなぐめがねのまちさばえ」予算とした」旨を述べられた。

 

 笑顔あふれるまちづくり

 笑顔あふれるまちのために、市長の政策を具体的に伺いたい。給食費の半額補助も大切ですが、持続できなければいけない。一部の人のためではなく、市民だれもが共有できる施策が必要。

六万九千人の誰もが関係する燃やすごみ二%削減など、前面に打ち出してみてはいかがでしょう。新炉建設費が増額になりそうと言っていても、本当の笑顔はない。世界体操のころは市民総出で、きれいな街にしようと盛りあがり、環境先進都市を名乗っていた。誰もが笑顔というのは、自分のまちを誇りに思い、住んでいるところを大事に思う気持ちと、地域のためにどう動けるかだと思う。環境を切り口に、こどもも一緒に楽しく環境保全活動ができる、例えば、昼にホタルをみれる場所・設備などを考えるとか、観光の目玉にもなるし、これら環境問題は、脱炭素社会への市民の指針にもなる、「笑顔あふれるまち」は、多くの市民が共通認識の持てる政策を、市長がトップランナーとなることだと思う、市長の思いを伺いたい

 答市長 「笑顔あふれるまち」の施策の展開でありますが持続可能な自治体経営を念頭に経済、福祉、財政の三つを回し、さばえの「まち」と「ひと」を元気にすることで、鯖江に住んでよかったと思っていただけるまちを目指す。市民ニーズは多様化しているので、「秘書広聴課」を設け、全庁で市民のご意見をお聞きして、様々な価値観を共有する市民の皆様が主体となってまちづくりに参加していただける笑顔あふれるまちづくりを模索する。

 

 障がい者の方の自立支援を具体的にどう支援するのか
答 健康福祉部長 具体的には、自立を希望する障がい者の地域生活支援や家族からの相談に応じた支援調整、緊急時の相談や関係機関への連絡調整、きがかりな児童の早期相談、早期発見につながるよう保健と医療、福祉の連携など行っている。相談体制としても未就学児の小さなお子さんから高齢者の方までが対象で、さまざまなニーズに対応しながら福祉サービスや就労につなげている。月一回アイアイさばえで出前相談会や、新子育て支援センターにおいて発達障害に関する相談体制を強化する。就労、医療、保健等様々な機関と連携を重ね、希望する福祉サービスの提供を行い、暮らしの質を高めていけるよう努力する。

 コロナ禍で人々の動き思いがとまってしまうのではなくウイズコロナで、ズームやオンラインなど取り入れた人づくり・まちづくりの在り方について所見を

答 辻川教育長 学びをとめず、人と人のつながりを続けるために、ICTを活用したオンライン学習の場やweb会議を利用したコミュニケーションの場の確保や新たなテクノロジーを活用した学べる場の工夫が必要。より多くの地域住民の「人づくり」を広げ、ICT機器が容易に利用できる環境づくりが需要。公民館職員には、社会教育士としての研修を受講し、人づくり、地域づくりの中核的役割を担う人材として資質の向上に努めていただく。

令和3年度

 予算一般会計で、258億4800円などを、総務委員会、建設産業員会、教育民生委員会に分かれて審議、その結果、18日の本会議で人事案もふくめ、すべて可決。
特別会計  128億3040万円

国民健康保険事業特別会計

      61億8700万円

後期高齢者医療特別会計

       8億4100万円

介護保険事業特別会計

      57億9540万円

総合開発事業特別会計

         700万円

企業会計 

水道事業会計19億2820万円

公共下水事業会計

      42億3070万円

農業集落排水事業会計

       6億4750万円

 

2021年3月 7日 (日)

思いは原発、福島の子どもらに「絵本を届けよう」福井から・・・

2011311.docをダウンロード

「外で遊べなくなったので、100冊の本を読みます」とお礼を児童代表からいただいたが、力づよく生きておられるだろう。

実体験、暮らしから学ぶこと、読書からいただける夢と勇気、当時を振り返り、「絵本を届けよう」に賛同してもらった仲間の皆さん、本当にありがとうございます。

当時の活動、事業のまとめを再録しておこう。

2021年3月 6日 (土)

2011のあの「3・11」がまもなく

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会派の皆さんと「おんちゃまおさかなセット」を送ってもらった。もうすぐ「3・11」

2011年の8月に、気仙沼の畠山さんや視察でお世話になった名取市に漆器をもってお見舞いに。

そのあと、福島の子どもたちに「絵本を届けよう」と、さばえっこ図書ボランティアネットワークでご縁をいただいている。

あれから10年、当時を昨日の事のように思い出す。

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