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2018年2月20日 (火)

鯖江広域衛生施設組合議会開かれる

2月16日、豪雪で開催が危ぶまれましたが、鯖江広域衛生施設組合議会定例会が鯖江市役所にて午後3時から全員協議会が、4時10分から本会議が開かれました。
この広域衛生施設組合は、越前町、池田町、福井市で構成されています。この日は、悪天候のためか、福井市からの議員、池田町の議員の欠席がありましたが、全員協議会では活発な議論が議員からの発言でありました。

衛生施設組合の管理しているし尿処理施設、火葬場、ごみ処理施設、汚泥処理施設等について平成30年度の予算の組み方がやや議員に納得できない分があり、前もって、鯖江市の議員では議案説明の場をもらっての組合議会でした。

組合議会での管理者市長の提案理由では、豪雪対策に取り組まれた、特に日夜を問わず除雪作業に従事された関係者のご苦労のねぎらいもあり、事業運営においては順調に推移しているものの、懸案であるゴミ処理施設の更新についての地元と共存するための合意にまだ時間を要することが報告されました。地元として更新施設は前向きに捕らえてはおられますが、若い方を交えて新しい委員会を立ち上げられるとのことで、これからの持続可能なゴミ処理・再生エネルギーを盛り込んでの施設への提案などを期待したい。このことから30年度の更新費用にかける費用に関して、廃棄物処理場建設改良基金の積み立てを見送るとの予算づけ、余り腑に落ちないって提案議案です。

葬斎費では、施設整備工事は、6号炉の再燃炉対価物全面取替えなど予定し、業務委託に1,728万円、施設工事費などで4,177万1千円、塵芥処理には8億1,155万2千円。歳入歳出12億5950万円の予算です。

市民生活に直結する広域衛生組合の事業、暮らしそのものが様変わりしてきている現代ではあるが、今回のような予想できぬほども豪雪の災害で、復旧復興に予算をかけるのではなく、地球温暖化の影響やエルニーニョ現象化とも言われてもいるようで、自然にやさしい暮らし方を一人ひとりが心掛けて生きたい。

豪雪で、ごみの回収なども一時ストップしましたが、そう大きな混乱もなく、市民の皆様には自衛手段を講じていただけたようですし、ゴミステーションの除雪など住民のみなさんのボランティアが進んでいました。

一層の「ごみ」に関心を持っていただき、持続可能な循環型社会の構築に動いていくことが出来たらと思います。燃えるゴミを減らす(費用も含め)ために即有料化というのは、安直過ぎる施策と思いたい。

まさに、「台所から政治の世界が見える」市民運動として、できることを実行していきたい。

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