かわだ文庫創設から25年、関係者で記念の懇親会
平成5年8月に、図書館まで遠い子どもたちのために、豊かな読書環境を整備したいと、河和田公民館長(当時は奥村先生が館長「愛ちゃんのすることなら全面応援、職員、金銭的応援は出来ないけれど、公民館の図書室機能の発展ということで協力する」との言葉を頂き)、河和田コミュニティセンター、鯖江市図書館の館長(「鯖江市の中で河和田と神明が読書人口が少ない、何とか力を貸してほしい」と、「大人の方までも動かすことは出来ないが子どもなら文庫活動を展開するということで、強力できるかしら」とスタートまで1年以上は悶々としました)らのご理解とご協力を頂いて、「かわだ文庫」を、お友達を、生協の活動をしていた仲間を誘ってオープン。
以来、早いもので、25年目となりました。
当初、市、県の図書館から団体貸し出しを受けて、絵本児童書など準備して、土曜日の文庫オープンでした。現在は、伊藤忠記念財団、河和田地区区長会、子どもゆめ基金活動助成、日本生命、ユネスコライブラリーなど、あらゆる助成を受けて自前の本をそろえ、本棚に入りきらないほどになっています。
また、河和田コミュニティセンターの冷暖房等空調改修工事にあわせ、文庫の本棚を増設、畳を入れるなど文庫の部屋のリニュアルもしていただきました。
小学校等への読み聞かせ、さらには年数回のパネルシアターやブックトークや絵本作りなどお楽しみ会を織り交ぜながら、活動も進めて、平成22年には文部大臣表彰も受賞させていただいてきました。
かわだ文庫オープンから25年を記念しまして、これまでお世話になりました皆様に、感謝の気持ちをささやかですが表したいと懇談会を、8月21日、来賓の皆様をお迎えして、うるしの里会館喫茶椀椀で開催させていただくことが出来ました。
絵本を、児童書を楽しみにしてやってくる子どもたちや保護者の皆さんのために、今後も絶えることなく、子どもたちの読書活動、子育て支援の環境づくりとして、活動を進めてまいりたい所存です。
河和田コミセンのリニューアルには、今よりもっと利用しやすい、世代を超えたライブラリーカフェになっていくことが夢です。まだまだ当分がんばって、次の若い世代のみなさんに託していこう。
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