「河和田のくらし祭典」、地区内の、普段の暮らしに多くの人々を呼び込む
9月17日18日、うるしの里一体で「河和田くらしの祭典」が開催されました。今年も、うるし、うまし、うれし、歩く早さでみつかるのは、丁寧なものづくりのある暮らし。おもてなしの気持ちが嬉しく
台風の影響であまりお天気が芳しくは無かったこともあり、人手は昨年より少なかったようですが、ありのままの自然を楽しむ姿や京都大学のクジャク同好会の大学生の皆さんは、河和田川、天神川で川の生き物など調査する活動なども盛り込んで、子どもたちに大学のお兄さんお姉さんの魅力で情報発信をしてもらうコーナーなど、地元と一緒に河和田アートキャンプの成果物・作品発表も含め、精一杯のおもてなしが随所にありました。
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河和田町の中道アートに、NPO法人かわだ夢グリーンの狂言「塗師」うるしの里活性化事業で、狂言も参加。正楽寺さんのお御堂をお借りして、両日とも午後1時30分~3時まで、狂言衣装を着て「塗師」をワークショップ。日本の伝統芸能・ユネスコ遺産登録第1号・室町時代から伝わる狂言文化、笑いの世界を体験していただきました。
狂言「塗師」は、都で修行した平六が越前に戻り商売をしています。そこへ、都のお師匠さんが、平六を頼って都落ちをして、平六を訪ねてきましたけれど、ここにおられては平六の商売の邪魔になると思ったお内儀は、都に戻そうと思い、「平六はこぞの秋に死んだ」と偽りを言う。平六とお内儀のやりとり、死んだと思い込んだお師匠と、幽霊になって出てくる平六。
今の時代にも何か共通するような台本ですが、この狂言「塗師」は、室町時代に出来ているわけで、既にそのころ京都と越前の漆器でのつながりがあったことを示す、立派な資料と思います。市の学芸員が鯖江継体の会の前会長岩田さんに指示されてアーカイブス、見つけ出してくださいました。
越前漆器を、文化面からもサポートしようと、狂言「塗師」うるしの里活性化事業を9年前からNPO法人かわだ夢グリーンでは取り組んでいます。
中道アートの実行委員会委員長の区長さん自ら、まち歩き。
普段は伝統工芸士の皆さんが、天下一品の手打ち蕎麦を!
有機自然栽培の農産物を広く知らしめるべく、健康に優しいお野菜の出店を!
うるしの里会館の総合案内場所のほか、祭典会場のポイントに案内場所が設けられている。職員さんも総出で応援体制。
それでも、初めてではないが、地図片手でもよく分からないとのご意見もあり、地図とここがチックポイントと言うような表示が会場内の道路や建物、地図にも必要なのかもしれないと思いました。
河和田アートキャンプの活動の拠点に集合、ファイナルイベント!。
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