« 第76回鯖江広域衛生施設組合議会定例会開かれる | メイン | 県地域活動連絡協議会(母親クラブ)理事会開催 »

2016年9月13日 (火)

鯖江市9月定例議会始まる

第406回鯖江市議会定例会の開会に当たり、平成28年度補正予算案をはじめ、各議案のご審議にあたり、市政運営に当たってまた、諸課題につきまして、市長よりその概要をご説明がありました。


はじめに、北陸新幹線問題について、先月29日に市議会や商工会議所の皆様とともに地元選出国会議員等に対し、北陸新幹線金沢・敦賀間開業 後の福井駅までの特急存続について要望してまいりました。開業予定である平成35年春には、現在のJR北陸線金沢・敦賀間はJR西日本から経営が分離さ れ、中京圏との往来には将来にわたって敦賀駅での乗り換えが必要になります。
また、関西圏との往来についても、並行在来線の経営分離に同意するにあたっての前提であった、大阪・富山間を直通運行するフリーゲージトレインの開発が 開業までに間に合わない状況であることから、中京圏同様、敦賀駅での乗り換えが必要となります。この敦賀駅での乗り換えについては、新幹線ホームと北陸線 特急ホームとの高低差や在来線駅までの距離があること、また、「しらさぎ」と「サンダーバード」の全車両が敦賀駅で乗り換えることによる混雑など、ホーム 間の移動負荷は極めて深刻であると想定され、観光等で本県を訪れる鉄道利用者の減少につながりかねないと危惧されています。地元選出国会議員の皆様から も、特急の存続に向けては、「地元の熱意が一番大事」との助言があり、鯖江市民一丸となって全力で取り組むことが求められていることから、一昨日の22日 に、市内の経済界をはじめ各種団体の皆様にお声かけをし、特急存続に向けた意見交換会を開催しました。当日は、与党整備新幹線建設推進プロジェクトチーム の委員で福井駅先行開業等検討委員会の委員長でもある山本拓衆議院議員にもご同席いただき、市民運動として、この問題に取り組む意義を確認できた会合とな りました。報道によれば、JR西日本社長は「現時点では福井駅までの特急乗り入れは困難」と発言されているようではありますが、西川福井県知事は「県民の 利便性が高まるよう与党検討委員会で議論して欲しい」とも発言されており、今後この特急存続問題が国政の場でも広く議論されることを期待しております。
一方、鯖江市の公共交通網の再編につきましては、「鯖江市地域公共交通網形成計画」に基づき、「再編実施計画」の策定作業を進めております。まず、つつ じバスについては、東西を結ぶ幹線路線創設による速達化や、通勤・通学への対応をはじめ、JR鯖江駅や福井鉄道神明駅等の鉄道駅から各地区を巡回する既存 路線の見直しや広域路線バスとの連携など、路線と運行ダイヤの設定作業を進めております。
また、広域路線に関しましては、福井鉄道路線バスによる鯖浦(さばうら)線のJR北鯖江駅までの延伸や南越線の北中山公民館までの延伸により、通学需要 への対応に加え、隣接する越前陶芸村や越前和紙の里など、市内産業観光施設等との連携を図ってまいります。今議会において運行委託費および車両費にかかる 債務負担行為を計上しておりますが、新規路線の運行事業者および運行に必要な車両導入の準備作業を行い、11月末には「再編実施計画」を国に提出し、来年 2月には計画が認定される予定となっております。

と、丁寧な説明がありました。

これまで、特別委員会の経緯  http://aikonet.mitelog.jp/diary/2013/12/12-9b5e.html もあり、将来の交通利便性をしっかり考えて生きたいものです。

所信では子ども・子育ての分野で教育問題等について触れられていなかったので、幼児教育についてその道の専門の方からも指摘いただいていたので、一般質問ではこの問題を準備です。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.mitelog.jp/t/trackback/304673/33917745

鯖江市9月定例議会始まるを参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

Powered by Six Apart