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2016年2月 3日 (水)

食堂のある「子どもの居場所作り」について話し合いを

Kc4d0450昨年の8月頃、学校が同じなんだけれど、うちで食事が出来ていないような子のことが心配と相談を受けていました。

お母さんがお忙しいのか、食事のお金がないのか、家庭の状況を詮索は出来ないが、いじめや非行にも繋がりつつあるようなこともあるし、勿論お勉強は遅れていて授業についていけないレベルでもあるよう・・・と。

鯖江市の食育から、朝食を食べていない子の調査は1%。食べていない、食べれていない、これらの要因はいくつか考えられるようです。

大人が、子どもも一緒に11時近くまで、子どもはもう寝る時間であると言う子育てが分かっていない。遅くまで起きていて、朝起きれない。ご飯を食べる時間が、大人も子どもないという現状などもPTAの役員さんらからはお聞きしました。

以前保育所の園長先生からは、議会での活動で、中学校の弁当給食を改善でき、公立保育所の給食も同じところから配達になっていたので、食育という観点から3年かけて自園給食にすることが出来ました。このことで、「議員さんありがとうございます。自園給食にしてくださって。朝ごはん食べてきていないな、と思えると、今日は早い給食にしようと、言うと笑顔になり、園長の判断で給食時間を早くすることが出来るようになったんです。それまでは、家からおにぎりを作ってきて、職員室の隅で、食べて、とあげていたんです」と、喜んでいただいたことがあります。保育所でも朝ごはんを食べてこない園児が、鯖江市にもいらっしゃる、小学生の見守り隊の民生委員さんからも「ご飯が食べさせてもらっていないんだわ、おにぎりをあげているんだけれど」と、同じようなことをお聞きしていました。また、児童相談の相談員さんからは「炊飯器があるとな。お米は自分のところのを出して、ご飯の炊き方を教え、せめてご飯だけでも食べれるようにしてあげたい」と相談を受けて、家にある炊飯器を提供したことがありました。

鯖江市全体からは一握りの子のことかもしれない。でも、食べることは生きること、子どもたちの未来が明るくあって欲しい。

1月29日(金)、さばえNPOセンターに、現状の共通理解と「先進事例も勉強しながら進めていこう」と賛同者が、11人も集まってくださって話が進みました。これからです、地域の大人や仲間の会話の弾む「こども食堂と居場所づくり」

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