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2016年1月31日 (日)

総合戦略等特別委員会で春日井市、安城市を行政視察

1月18日、春日井市に、「都市交流拠点将来ビジョンとJR春日井駅自由通路等整備について」の研修でお伺いしました。

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春日井市の都市交流拠点として、玄関口をしての風格と市をJRで南北に分断していることの解消が目的で、この整備事業は平成20年に基本計画調査がスタート。その間、市民とのまち歩き、アンケート、都市計画広聴会等を開催し、JRとの事業合意など行いながら、2016年秋開通を目標に、コンパクトシティとして20年~30年先を考えたまちづくりを研修させていただきました。鯖江市の1年間の一般会計予算をはるかに上回る総事業費900億円だそうです。

正面玄関に、まちの宣言が電光表示されていました。鯖江市はいくつ都市宣言しているのか、市民の皆様に良く分かってもらっていない、なと言う状況、何らかの方法で見習いたいと思って、春日井市の市役所を後にしました。

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19日は、安城市役所に中心市街拠点整備事業を、視察研修に伺いました。

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駅の近くで、まちの真ん中に農協の更生病院があったところが、現在の医療の発達で病院設備の拡充のために広い敷地の郊外に出られて空き地になったところを購入し、災害に強いまちづくりも視野に、公共施設(情報拠点施設、広場、公園)と民間施設収益施設でまちづくりをすすめられている安城市を視察研修させていただきました。

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市長さんの公約「まちづくり、ひとづくり」が中心に、健康と幸せをうたう8次基本計画総合戦略で、図書館を中心に持ってこられています。本の貸し出しから見て、市民が一番動いている動態(貸し出し数185万冊、貸し出し密度市民10冊、全国30位、公民館図書室も稼動)からもまちの賑わいになると言う判断はすごい!と羨ましく思いました。市民の6割が貸し出しカードを持ち、17%の実利用という実績です。

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PFI事業を導入され、デジタルギャラリー(安城の歴史、まちの情報)、カフェ、多目的ホール、子どもを育むためのフロアー(子育て支援室、でんでんむし・新美南吉縁の地)、今のあなたに役立つフロアー、森調査研究、図書の事務コーナーに、民間の商業施設、駐車場など併せ持つ施設の事業内容です。

今までの中央図書館は、子ども発達支援センターになり、相談、養育、子育て情報など集約した施設になるようです。これも羨ましいことです。

完成する平成29年6月には、とても地方都市交付団体の鯖江市では手の出せない事業に思われますが、又お伺いしたいと思いました。

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