地域を活かす特産品振興事業
絹織物の産地、かつて繊維王国だった福井県鯖江市の河和田の自分の家などは、養蚕業も営んでいたこともあるらしい。池も棚池といって、四角の少し深いものだった。勿論桑の木もあった。今はならにすんでいるいとこが学校帰りに、桑の実を食べて口を汁で真っ黒にして帰ったことをよく話している。
河和田蚕種同盟會事務所の看板も残っている。取引の荷物札らしきものもある。いずれにしても、いまなお残っている桑の木から葉をとって、うるしの里いきいき協議会がお茶で売り出している。
これまでの地域に残っている既存のもので、形は変わっても地域振興につなげていくことはまちづくりには重要な要素と思う。福井県に、これらの事業をサポートする補助メニューもあるようだ。市民協働という事業は、行政も何らかのかかわり、独り立ちできるよう特に出だしには必要なサポートもあるように思う。
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