避難家族の受け入れについて
3月11日の東北関東大地震の後すぐ、福井豪雨の大参事を体験している河和田の住民の方から「避難家族を受け入れるよ、鯖江市は、受け入れ体制は?」と電話をもらった。また回りにもそのように思っておられる方もいらっしゃるから、と。早速役所の政策推進課に行き、担当者と市民の皆さんの意向を伝え、市が窓口になって進めてほしい旨もお伝えした。
こういう矢先に南三陸町の小原さんから「孤立した避難所のみなさん80人を一端避難させたいので、協力してほしい」と、電話があった。ラジオビタミンの村上さんを通じてお知り合いになっていただいこん舎さんの南さんからの紹介で、木村に電話をかけて見えたようだ。
その間NPOの理事会もあり、理事長も避難家族の受け入れをさせてもらうよ、などと話し合いもなされた。
市民側で動くにしても、外国からのホームスティを受け入れると言うようなわけではない。大惨事に遭遇された避難家族受け入れさせていただくことになるので、鯖江市の行政側の力を多大に借りなければならない。災害救助法等の絡みも生じることもあるし、牧野市長に、これまでのいきさつと現状、今後の動き方等について報告とお願いに伺った。
市長も今回の大惨事を心痛められていて、鯖江市の皆さんの義援・支援などの動きを誇りにされていた。そういうことになった場合、市としてもできるだけの支援をさせていただくと。
被災していない地域も日本の中の同じ同胞の大変な状況を思うと、気持ちは萎えてしまっているが、萎縮することなく平常の生活の中から、できることをできるかぎり支援をさせていただきたい、と私は思う。
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