中沢孝夫先生「鯖江ブランド研究会報告会」
11月26日(金)16:30~市役所で、5月から5回続けてきた鯖江ブランド研究会の報告会が、福井県立大学の中沢孝夫先生から総評のような形で行われた。
最後に参加させていただいただくチャンスがあり、よかったと思っているところですが、物事には物語が大切ということに同感。ブランド化は、識別機能→品質保証→物語性(何故この品物でなければならないのか)で、漆器、めがね、繊維など地場産業の集積地・ものづくりの産地鯖江としては、デフレの時代に高くても良いものを作ることが大事とはなされました。この信念、非常に必要なことだと思いました。
それもダントツにいいもので、概して中心でないところから付加価値の高いものが復活する。そのためには意識的な仕掛けが必要であり、かつてに、それぞれがばらばらに4~5年はやればいい。情報だけは行政、商工会議所は集めていること。とにかくありとあらゆるものをやっている、走っている姿を見せること、このことの情報発信をしていくことが鯖江ブランド化させる物語にしていく、と。
観光地はリピーターがあってこそで、観光でブランド化は無理。それより吉川なすなどは超一流、物語性もあり、物産は全国化できる。
みんな、鯖江であることを名乗っている、全国的なコンペのしかけも必要とまとめられました。
狂言「塗師」をはじめたNPO法人かわだ夢グリーンおばばグループのくくりは、キーワードは「かわだ」、河和田一つにこだわることは、それが物語りと、意を強くした。大切なことだ。
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