「4,000万本の木を植えた男が残す言葉」と河和田試験植栽の山
河出書房から「4,000万本の木を植えた男が残す言葉」として、宮脇昭先生が、昨年の福井県の全国植樹祭では名誉顧問でご指導いただいたが、日本はもとより、アマゾン、ケニヤ、モンゴル・・、80歳を超えてなお衰えることない情熱で、世界中を駆け巡られている。これまでの60年にわたる森づくりのメッセージがまとめられて出版された。
植物の多様性が、地球上のすべての生命を循環させている。森づくりは明日を植える、心に木を植えること。その土地その土地の生態系を維持し、その土地本来の樹木を中心とした多層群落の森を再生、創造すること、それが、さまざまな環境変化や自然の脅威にも打ち克って、たくましく生き続けるその土地本来のいのちの森と、教えてくださっている。
横浜生態学研究所の矢ケ崎さんの指導の下、3年前から潜在植生の地味な調査の上に樹木を選定し、災害にも強い森づくりを、10月24日、河和田の山に越の郷地球環境会議では、地元NPOとともに実施している。
将来の子どもたちのためにも、「いのちを守る森づくり」に、遅すぎることはない。できるところから取り掛かろう。来年は、鯖江市の大谷公園に、市民協働の植樹も予定されていることだし・・。
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