広島県廿市市の生ゴミ固形燃料施設研修
廿市市が平成16年からRDF製造施設を完成させて、ごみ処理を固形燃料化に、また、その際発生するエネルギーも有効利用させている先進事例を、鯖江市産業建設委員会で視察研修(10月20日)。
廿市市の沿革、ごみ処理の経過や施設等の概略説明のあと、RDF(ごみ固形燃料の略)利用発電について、RDFを効率的な発電所で燃焼し、同時に高度排煙処理により排ガスのクリーンを図るのが「RDF発電」と説明を受け、RDF製造プロセス、RDFを利用した広域処理システム、事業化のスキームなどの概要説明の後、施設内を見学させていただきました。
市単独で動いてこられたのか質問をしたところ、「広島県がリーダーシップを発揮」との答弁。
これらの事業は広域で取り組んでこそ効率的に運用していけるものであり、鯖江市のごみ処理、特別会計になっている下水道の汚泥も含め、事業費の起こし方に、これからは生産性のある事業展開が図れる発想に切り替えて行くことも必要ではないかとの思いを強くした。
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