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2009年8月 7日 (金)

丹南政経懇話会「新型インフルエンザの現状と今冬の対応」を、議長代理で学ぶ

丹南政経懇話会「新型インフルエンザの現状と今冬の対応」を、議長代理で学ぶ

8月6日、サバエシティホテルで丹南政経懇話会第87回例会が開かれ、国立感染症研究所感染情報センター第一室長、谷口清州(きよす)氏が、「新型インフルエンザの現状と今冬の対応」の演題で講演をされ、山崎議長の変わりに教育民生委員長・木村に研修に行くようにとの事で参加させていただきました。

新型インフルエンザが国内でも感染拡大は続いており、病原性が弱いので、症状が出なくても感染している場合もある現状を説明。感染者は国内で1万人に達しているが、アメリカのように、死亡者が出ていないのは治療が功を奏していることをあげられました。先進国・アメリカでも死亡者が多く出ているのは、保険の関係で、症状がひどくなってから病院に行くケースがアメリカで、日本の場合、軽くて病院にいかなくてもいいような状況の人が押しかけ、初期の状態で病院がパニックに陥ることも考えられるが、65歳以上の高齢者はほとんど感染しない、小児、10代、20代の感染が多いことを指摘。

また、妊婦、糖尿病、心臓病など何らかのリスクや基礎疾患がある場合重症になる恐れがあることも指摘、抗インフルエンザ薬のタミフル、リレンザは効果があるが、軽症のときに使いすぎると重症者用の分がなくなる恐れがあること。

予防ワクチンも国内で生産を増やして準備に入っているが、1700万人分で、輸入も考えていかなければならないかもしれないが、日本では実証のない物質も入っていて、間単には輸入というわけにいかない。季節性インフルエンザが流行するかもしれないし、その対応にあわせ、いかに全体の被害をすくなるするか、そのときの危機管理が必要であることを指摘いただきました。

役所に戻り、鯖江市の対応のために、健康課長や部長に、かいつまんだ講演要旨と資料等コピーしてお渡ししておきました。

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