再生資源物のヤード設置と近隣苦情の解決に向けて
鯖江市で最近、リサイクル業者の騒音、振動をめぐって近隣住民との間でトラブルが発生しています。この分野に関する条例が整備されていません。https://www1.g-reiki.net/city.sabae/reiki_honbun/r400RG00000513.html
騒音、防臭対策など、鯖江市ではバブルのころに住民苦情から、鯖江市公害防止条例ができていますが、地区を限定しています。今回市民の方から苦情の出ている地域に網羅されていないので、行政の手が打ちようがない現実、側面があります。
そこで、市民創世会の石川会長が、千葉市に条例があるのを見つけ、他会派の議員も誘い、議員立法に向け、「再生資源物の屋外保管に関する条例」を作っている千葉市に出掛けました。
産業廃棄物を扱う業者についてはさまざまな規制基準がありますが、リサイクル業者は比較的新しい存在です。騒音、振動のみならず、千葉では不適切な保管による火災の発生という問題もあったようで、手の施しようがなく、1日燃え続けていたようです。
千葉市では、平成30年頃から市街化調整区域を中心として、業者が急増。市民生活の安全の確保及び生活環境の安全を図ることを目的に、再生資源物の行く外保管を行うものが守るべき業務等必要な事項を定めた「再生資源物の屋外保管に関する条例」を令和3年に制定されたようです。
条例を制定されるまでの過程や、条例による罰則規定などを、当時の担当者さん、課長さんにご指導を頂けました。千葉県からの問いあわせなどあり、これら問題について重要視、政策を進めておられるようです。
国にも、国の法律が必要でないかと、高木国会議員や秘書の方を通して滝波議員に陳情も行わせてもらいました。
鯖江市において、議員提案で条例つくりに会派から動き出そうと思います。
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