総務委員会で、山口市、周南市を視察研修に
鯖江市総務委員会で、10月5日、山口市の「住民主導によるコミュニティ交通支援について」行政視察。
市営バスからの事業引継ぎで始まっているコミュニティバスの運行は、鯖江市とは始まりから違っているが、学ぶことの多い政策でした。
基幹交通は交通事業者が主体になり、地域、地域の拠点、地域拠点と生活拠点を結ぶ支線交通、さらには、コミュニティータクシーなどのコミュニティ交通と、市民、事業者、行政の適切な役割分担の下、公共交通を整えて、住民ニーズに応じた移動手段を取られていました。
特に過疎地において、地域協議会が運営を支え、移動に不便な住民が主に利用しておられるコミュニティタクシー・サルビア号を見学、しっかり行政的な支援があることを学べました。
まちなかに、リサイクルセンターがあるのも驚きでした。
2日目6日は、周南市の「公共施設再配置」について行政視察に。
平成15年に2市2町が合併し周南市が誕生。これまでの経緯や市で案を示し、住民が参加してスピード感のある進め方など、納得の学びをさせていただきました。
平成24年10月に周南市公共施設再配置計画案を公表して、批判が集中したことで、1か月後に公共施設再配置計画に関する調査特別委員会を設置、平成26年にサービスは残すこと第1で、「周南市公共施設再配置計画」、対象施設1,114施設、84万9,016㎡を平成27年に策定。
その一つ、
駅に図書館が、徳山駅前で、ぎわい交流館になっていて、「つたや」が指定管理で受けておられた。計画の段階から参入して、館長兼総括マネージャーさんは、全国的に話題になった武雄市図書館の立ち上がりにかかわられてもおられた社員さん。
まちなかの中央図書館とは図書館業務の連携し、蔵書のすみわけをしておられることと、建物の中に大学の研究室も入られた交流館でした。児童書の部屋も設けてあり、読書環境として遊び感覚が採り入れられた気軽な公共施設、うらやましく思いながら帰路につきました。
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