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2023年8月20日 (日)

鯖江広域衛生施設等組合議会8月定例会、開催される。

8月17日、鯖江広域衛生施設等組合議会が開催されました。

議長人事や令和4年度の決算の認定議案、監査委員の選任、補正予算(専決処分)の承認などの議案審議の後、一般質問に入り、2人の議員が通告書に基づき質問を行いました。

木村の一般質問は次のようなところです。
                          
1.ごみ処理施設について

 ①新ごみ焼却施設等工事が進むことで発生する現ごみ焼却施設の解体等にかかわる経費について、
契約を終え、すでに事業がスタートしているこの時点で、解体にかかる費用など、市町の負担金を、7億円以上にもなるのに、令和元年9月に策定した基本構想時の概算額で資産をしているのはなぜか? この解体の工事は、新炉ごみ焼却施設等の整備事業が入札から契約も終えて、起工式へと工事が進もうとしている、この段階で、解体の工程表で令和7年と示されている。この段階で、解体は合わせて考えるものだと思うが、どういう風に進められるのか。
さらに、市町の負担金についても提示されたが、解体工事の詳細を議員は知らない、説明を良し、として、このまま進んでいくのか。
7億7,000万円の内訳等、積算費用については、議員に詳細ご説明が、そのうちあるのか、ご所見をお伺いします。

②次期最終処分場についてでありますが、昨年度、議員研修で、ごみ焼却後の残渣等について、先進事例を研修に行きましたが、広域衛生組合として、議員が事務局と共通認識のもと、まだ先の事、時間があるというのではなく、先の議員の質問に、基本構想の策定も考えると管理者の答弁もありましたが、すべてのごみのリサイクルをトータルで、広域で考える、準備をしていくときに来ていると思うが、ご所見は。

③福井地方検察庁が鯖江市百条委員会の告発書を受理されたこと
で、今後の工事進捗等に影響はないのか、9月1日には起工式も予定されているが、気になるところである。ご所見は。
【市長答弁】
◆告発状が受理されたことは、告発内容が真実であると認定されたことを意味するものではありません。今後の工事進捗に影響が及ぶものではないと考えている。
【局長答弁】
◆この解体・撤去にかかる経費は、新炉建設工事とは別途発注する工事費で、各市町に令和5年度の負担率で負担額を確認してもらった。令和8年度に解体・撤去工事を行うので、令和7年度に設計額を算出し、その際に説明させていただく予定です。
◆現在使用している一般廃棄物最終処理場「夢の杜おた」は令和18年度中に容量に達する。最終処分場の計画から建設には10年程度期間を要するので、しかるべき時期に建設に向けた手続きに着工したい。

この答弁をもらっての【再質問】
ところで、解体ごみは、クリーンセンターで処分するごみも出てくると思うのですが、この場合産業廃棄物だと思いますが、対応は大丈夫なのか、お尋ねします。
◆産廃になりますので、クリーンセンターでの処理でなく、持ち出しになります。

これまで管理者は「起訴されて有罪になったら、事業を辞める」とまで言っておられた経緯も踏まえて、告発文の内容解釈は地検がそう発表されたのだろうか、そういう受け取り方なの、と気になりましたが、「粛々と進むという事で、安心しました」とまとめることで再質問を終えました。

◆翌日の福井新聞の組合議会傍聴しての取材記事より

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