福井県議会で不登校児の対策に本気で取り組む意向をあきらかに
県は12日、県議会の総務教育常任委員会で「不登校特例校」の設置を市町と検討していることを明らかにした。学習指導要領にとらわれず、不登校の子どものペースにあわせて学習を進める。(12月12日)
特別な教育課程の学校として、全国では令和4年度現在、21校が設置されている。年間の授業時間を規定より少なくしたり、習熟度別の学習や学年の枠を超えたクラス編成をしたりできる。
県は県内での設置を検討する中で、11月に東京都内の学校で視察を済ませていて、今後さらに他の学校への視察やヒアリングなどを通して、福井に合ったケースを探るとしている。
今年10月に文部科学省がまとめた調査によると、令和3年度の県内小中学校で確認された不登校の児童生徒の数は合わせて1087人で、人口1000人あたりでは全国で最も少ないものの、増加傾向にあるという。
【FBC情報より】
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