緑綬褒章伝達式が県庁で
平成5年から活動続けてこれた かわだ文庫が、春の褒章授章をいただきました。
淡々と仲間の皆さんとやらせていただけたことは、感慨深いものであります。学校の土曜日がモデル的に休みになったときに、保護者の方々の土曜日休日は今ほど普及していなくて、児童の地域の居場所にも、という思いで読書環境づくりに、生協活動を一緒にやっていた仲間の皆さんにお声掛けをご理解と協力をいただいて、スタートできました。
地域の公民館、鯖江市図書館、県立図書館等のご理解とご協力もいただき、はじめのころは団体貸し出しもして図書をそろえての活動でした。
設立当初、福井県民生協のグループのサークル活動助成金やほどなく伊藤忠記念財団の子ども読書活動支援事業などにも申請したり、数々の助成金で、今やかわだ文庫の蔵書は約5000冊ほどになっています。
オープンまもなく、文庫にいて待っているだけでなく、読み聞かせにも出かけていこうと、小学校に、読み聞かせに入らせていただくことをお願いに伺い、保育所・園へ活動を充実させての活動でした。また、20年ほど前に、ゆめ基金の読書活動支援事業が始まり、その助成金の申請も毎年繰り返しながら、子どもたちの喜ぶ絵本活動を繰り広げてこれました。
褒章の受けて、また初心にかえり、読書環境づくりに頑張っていきたいと思います。
設立当初からのメンバーからスタッフは入れ替わっておられますが、仲間の皆さんと力を合わせて、絵本の持つ魅力をお伝えしながら、社会貢献に励みたいと思います。
石井桃子先生の「創造性と真実を持った本を子どもたちに」を、心の支えに!
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