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2018年2月23日 (金)

「福井県手話言語条例」の内容についてを知ろう! に参加

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手話言語条例の制定が、県において進んでいます。条例が制定されれば… ろう者も健聴者も世界が広がる…。
2月22日、アイアイさばえで、手話言語条例の内容をキチンと話し合う場、みんなのためのみんなのしあわせのために、勉強会が開かれました。

28277402_1706273382789092_427192505手話が普通に使える世の中は、学校だけでなく、市役所、病院、スーパー、買い物、まずは友達同士の会話など生きる権利・人間の尊厳にかかわることでしょうか。福井県ろうあ者協会の渡辺理事の言葉は、お茶一つ飲む場も、手話があるだけで会話を楽しめる、これまでこんなんだ、と自分を我慢させてきたけれど、喜怒哀楽も感情としてでるようになった、と。自分の知らなかった社会の一面を知らせていただけ、涙がにじみました。

28166752_1706273349455762_373667862これまでの歴史は、はじめてのろう学校は、1760年フランス・パリでの手話による教育。1778年にドイツでは口話による教育、日本では小浜生まれの古河太四郎氏による京都聾唖院が1878年に設立されて会話としての手話から言語的手話に、1880年にミラノ会議があり、口話ほうでの教育の優位性が確認され、世界の動きの中で手話が排除されてきたようです。
国連で2010年障害者権利条約に「言語とは音声言語、手話及び他の形態の日音性言語等を言う」と定義、2011年日本では障害者基本法の条文に「言語に手話を含む」と明記、改正障害者雇用促進法、障害者差別解消法と制定されて、2013年鳥取県で一番早く「手話言語条例」が出来ています。
手話を必要とするのは、ろう者だけでなく、社会全体が受け皿になれていないといけないんですね。福井県が今度の3月議会です。市は以前一般質問したときに、県の条例を見てから考えるとの答弁で、歯がゆかったです。
鯖江市聴覚障害者友の会の事務局長補佐の吉田さんからは、「これからの鯖江市あわてないで、手話でコミュニケーションしやすい地域社会、それは社会的弱者も、一般の人もみんなを巻き込んだ究極の共生社会の実現を目指しましょう」と相談を受けています。

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「寺子屋食堂さばえ」で10月11月とろう者と、参加の子どもたち、スタッフで交流、この時のであいに吉田さんがあります。12月は「でふぱぺっと」劇団シアターひとみさんとのワークショップをかわだ文庫として寺子屋食堂さばえと共催など、出来ることをできるところで同時進行。

福井県女性議員の会では、11月4日に茨木市議会議員の米川勝利さんに来ていただき、ろう者の母を持つ市議会議員の活動についての研修会を開催しています。何でもかんでも欲張りです。でも共生社会を目指し、手話も言語として、人間の尊厳を認め合える世の中の実現でしょうか。

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