市民創世会で、軽井沢町に「通年議会」開催を研修
8月28日、軽井沢町が通年議会を開催されておられることから、鯖江市も議会改革を進めていて、先進自治体にお伺いして、内藤議長、篠原議会活性化特別委員会委員長、市村副議長さんたちから具体的に研修させていただいてきました。
軽井沢町では、平成20年に議会報告会を開いてきておられました。ただ、議会で決まったことの報告は、議会便りを見ればいいとの声もあり、参加者がだんだん少なくなってきたことや続けなくてもいいのではとの声もあり、「議会とまちづくりを語る会~議会報告会~」に変更されたとのこと。
その結果、こんなことしたらどうだろう、という、市民からアイディアをもらう場に、内容になってきたと、政策立案能力が弱かったけれど、このことにも力を入れて、議会が主導する権利を取り戻してきていると話していただきました。
平成22年、理事者側からの提案もあり、1年の施行期間を経て、23年から通年議会に踏み切られた軽井沢町議会です。理事者側は当初自分たちの時間が取られるか、首長の権限が弱くなるとか心配だったようです。ところが、現状は、町のほうが通年議会を利用しているといえる、とおっしゃられました。
通年議会に持っていくためには、定例会条例改正や通年議会実施要綱、議会定例会の招集時期に関する規則改正などやらなければならないことがいっぱいです。議長以下団結してスムーズに進められた軽井沢町の素晴らしい事例を参考にさせて、鯖江市でも専決処分を減らすためにも、議会改革・議会活性化に進んでいきたいと思います。
また、篠原公子議員が議長だったときに模擬議会を実施されてきていて、その結果今年1月の選挙で2人ふえ、5人の女性議員ということも誇りにしておられました。
羨ましい限りです。鯖江市も女性の活躍、なんとか地につけていきたいと思います。
コメント