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2015年8月15日 (土)

障がいのある人たちの生きる場所を

  障がい者就労支援を色々な角度から考えると、何処からどう考えたらいいのか、悩む毎日です。冬だったか、越前市で、愛媛県松山市の佐伯さんの講演を聞かせていただきました。すごく熱心な方々の集りで、質問することも出来ないほど、衝撃的な驚きと感想を持ちました。その時いただいた「社会を楽しくする障がい者メディア」VOL.10冊子を今、読み返しています。何か取っ掛かりを欲しい、あの時に質問させてもらっていれば、と後悔したり、そして佐伯さんのホームページにはいらせていただきました。

以下その抜粋です。


2006年からチャレンジド(障がいを持って地域で生きる人達)や社会の中で働きにくい人たちの就労支援に取り組む活動をスタートしました。 その人たちが持っている個性や特性を活かして誇りを持って心豊かに暮らしてゆける社会を育てようと活動を続けていました。 彼らの持っている力を発揮できるものはないのか・・・
あれこれと模索・研究し、悩みもがいている時、一冊の本「りんごが教えてくれたこと」と出会ったのです。
木村秋則さんとの出会い
2010年3月13日 木村さんは愛媛・松山にやって来てくれました。 常識にとらわれない、人と作物が互いに育っていく自然栽培の世界を惜しげもなく教えてくださいました。 そして言葉を残してくれました。

「今いる世界に不平不満をいうのではなく、今一歩出なければ何も変わらないよ。一緒に出よう!」
自然栽培が世界を変える
我々は一歩前に出ようと決意しました。 農地に加えて地域の耕作放棄地、栽培放棄地約2万坪を全て自然栽培に変えてきました。 3年目の今、自然栽培で育った作物や我々のことを少しずつですが全国の人が知りはじめ、商品を買っていただけるようになってきました。 今まで福祉の世界は買ってあげるという情けの世界でした。 我々の商品は「欲しい」と言われることで、誇りを持って販売が出来ています。 自然栽培がそのきっかけを作ってくれました。
そして もう一歩前へ
全国にある耕作放棄地が福祉の力によって甦り 《自然栽培》によって地域の自然環境が甦る。 地域コミュニティの再生にも繋がっていく。 支えられるだけの福祉ではなく、【支える福祉】が全国で生まれたら、 この日本はどれだけ心豊かな国になるでしょう。 みなさん応援してください!頑張ります!

http://sv123.wadax.ne.jp/~madeinaozora-com/user_data/madeinaozora.php


食べるための農業の分野、なにかできそう、そんな勇気も沸くのですが、真剣に考え行動していきたいと思うこのごろです。

さらに、「たんぽぽの家アートセンターHANA」(下記に抜粋)も気になります。いずれにしても鯖江市の状況は、障がい者と共に歩むコミュニティーの場がもっともっとあってもいい、と思います。


みんなが同じ生を受け、みんなに違う生き方がある。 障害のある人たちの生きる場づくりから、個を支えあう新しいコミュニティづくりへ。

たんぽぽの家は、自分らしく生きたいという個人の願いを‘共感’という方法でとらえるところから生まれきた市民活動です。 「やさしさ」を活動の基調とし、たくさんの思考錯誤と多くの人たちのつながりを通して、文化と夢のある社会づくりに取り組んでいます。 たんぽぽの家の活動は、財団法人たんぽぽの家、社会福祉法人わたぼうしの会、奈良たんぽぽの会、の3つの組織で構成されています。http://tanpoponoye.org/news/general/2015/07/22082897/

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