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2015年8月24日 (月)

第74回鯖江広域衛生施設組合議会定例会、開催

7月18日、午後3時から全員協議会が開かれ、提出議案等の理事者からの説明や慣習に基づいて、議席番号や席順、正副議長の選出(議長は鯖江市、副議長は越前町)、監査委員の選出(鯖江市、池田町、鯖江市、越前町で、1年各)について協議しました。

午後4時から、本会議が始まり、牧野管理者から定例会開催に当たっての組合事業の運営状況や議案説明が述べられ、議案2件を可決、1件を同意して閉会しました。

し尿処理は、総搬入量は12,198キロリットルの平年並み、生し尿は、公共下水道および農業集落排水の整備で、前年度より288キロリットルの減になりました。

鯖江葬祭場の利用は、983件で、前年度より30件、3%減少。平成24年度より民間に委託している火葬業務は、3年間の委託期間を順調におえたことから、本年4月から5年間の委託期間の締結を同じ業者で行いました。

26年度におけるごみ処理総量は31,618トンで、前年度と比較して444トン、比率で1%の減。内訳は可燃物は27,539トン、収集で35トンの減、持込で23トンの減で58トン減になりました。不燃物も、収集で95トン、8%の減、持込で276トン、10%の減、合計371トン。10%の減となりました。

あきびんなどの資源物で14トン、3%の減に、乾電池やスプレー缶などの有害物質も1トン、1%の減となり、なおいっそう資源化、減量化への積極的な取り組みを住民の皆さんに期待したいところです。

最終処分場「夢の杜おた」の搬入・埋め立て量は、3,717㎥で、残余容量は62,755㎥、現在のペースで行くと、受け入れ可能年数は16年になるようです。

各施設とも10年間の長期維持補修計画(長寿命化計画)を策定して、毎年の定期点検、適正な補修、施設の長寿命化に努力しています。ただ、ごみ焼却施設に関しては、大規模な焼却炉を、連続運転して、完成より29年が経過して、おおむね平成37年の40年間の維持を目標にしていますが、ごみ処理施設全体を更新するにしても、計画から完成まで相当の年数を要することで、ごみ処理全体を総合的に検討し、今後の方向性を構成市町と具体的に協議を進めていく、と述べられました。

暮らしに一番身近な行政の仕事、現状は勿論、将来を見据えて、論議に加わってまいります。

ごみは、今一度ごみの中身を検討し、あくまでも燃やすか、リサイクルして資源化できるか、取り組みを市民の協力参加を呼びかけて、循環型社会の構築に、かつて環境都市鯖江で動いたときのような情熱で奮起していくことが出来ることを願っておられる市民の付託に答えていきたい。

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