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2014年11月 3日 (月)

古典の日制定記念 身近に「文楽 狂言をたのしもう」まなべの館で開催

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Kc4d0309近松座の文楽・人形浄瑠璃が始まりました。

Cimg5058NPO法人かわだ夢グリーンの狂言は、増澤善和善和先生の狂言講座から始まりました。

狂言は対話を中心としたせりふ劇で、大がかりな舞台装置は一切用いず、言葉やしぐさによってすべてを表現します。

狂言は中世を通じて、能と交互に同じ舞台で演じられてきました。歌舞を中心とした優美な象徴劇、能に対し、写実的な演技によって、滑稽に人間の姿を描く喜劇、狂言。両者は互いに切っても切り離せない関係を保っています。現在、能と合わせてユネスコの「無形文化遺産」に登録され、歴史的な、また現代に生きる演劇としての価値が、国内外を問わず広く認められています。

室町時代の庶民の芸能であったこと、狂言の大きな特徴は「笑い」。中世の庶民の日常や説話などを題材に、人間の習性や本質をするどく切り取って、大らかな「笑い」や「おかしみ」にしてしまいます。狂言の典型的なキャラクター「太郎冠者(たろうかじゃ)」を始め、様々な登場人物たちが織りなす物語です。

Cimg5059狂言の間に挟まれて舞う小舞「盃」を小学1年生の齋藤ことちゃんが、舞って下さいました。

Cimg5061小舞「土車」 、親子で舞っていただける。ゆきさん出番。

Cimg5062根本さん親子による狂言「しびり」

Cimg5067狂言は、室町時代、口伝えで伝わってきていることも、まなべDEワクワク!アートフェスティバルのときの茂山忠三郎狂言会の先生方からお聞きしました。

継体大王1500年記念イベントの頃に、市学芸員に歴史的な、文化面で、越前漆器など地元にゆかりのものはないかアーカイブスをしていただいたら、狂言「塗師」が、越前漆器を題材にしていることが分かり、室町時代に出来ている狂言に越前漆器が出てくることを誇りに、地域活性化に、NPO法人かわだ夢グリーンは動き始めて6年になります。

来年1月24日には、茂山忠三郎社中と狂言の集い第5回「狂言inかわだ」を開催予定です。

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