鯖江広域衛生組合議員、組合事業の現地等研修
鯖江広域衛生施設組合議員の新任議員の研修会が行われ、ごみ焼却施設、再利用品保管施設(ビンは色分けされ、粉砕されて保管されていますが、1トン5000円でしか売れていない)、燃えるごみ焼却時の危険物の有無、汚泥処理場、鯖江葬祭場(きれいになったトイレ)、一般廃棄物最終処分場(夢の杜おた)等を、事務局長から熱い丁寧な説明を受け、半日かけて見てまわりました。
分別収集された粗大ごみの前処理
ベットの芯、ワイヤーの処理、手間1,000円なり
9月末で、鯖江駅駐輪場に放置されていた自転車の撤去・回収、ものすごい数、もったいない・・・。この後修理で使える自転車は再利用品場所に保管され、売り物として活かされる。
処理された汚泥や焼却されるごみがパイプラインにのって施設内を流れる。
焼却炉の下、普段は入ることのないバックヤード、整然ときれいに清掃されているのに感心。
燃えるごみの中に入っていた危険物、ビールビンのふたもはいっているそうな、燃えるごみに入れては駄目。中にはボンベなどもはいっていて、炉やいたるところの施設機械が故障し、多大な損害も及ぼしている。爆発、大惨事も招きかねない不法な投入は絶対やめなければならない、十分気をつけたいことです。
色分けしたビン類の粉砕処理場、このそれぞれの必要としている業界、会社等に処理費用には見合わない額で引き取られる。乾電池、蛍光灯なども1次保管され、日本でも数少ない業者等に引き取られ、原料としてりようされる。それにしても普段から商品として再利用のビン利用、リターナブルのくらしを心がけたい。
燃えるごみの灰を置き場「夢の杜・おた」、敷地内の雨水は、浄化など管理して地元の村・川に合流させている
これまでも市民運動やNPOの活動で、ごみ処理施設など一連の研修等させていただいてきていたが、管理者の説明ならびに現地研修も含め、新任議員研修に参加させていただき、いい勉強をさせていただいた。
ごみ焼却施設は、近隣市町との違いで、鯖江市は地場産業からの廃棄物が一般廃棄物に混ざって出てくるかもしれないということで、燃えるごみにプラもOKの鯖江市です。現在、設置から27年、そろそろ立替を考えて行く時期になっているようです。当時20億円余で建設されていますがいまだとこの3倍はかかるようです。
生ごみの減量・リサイクル、リサイクルできるものは極力燃やさない工夫を、ビンもリターナブルで、暮らしの中で「ごみ」を考えていきたいものです。勿論、食べ物は、もったいない精神で「食べきり」をがんばりましょう。
コメント