« 河和田コミセンの桜満開 | メイン | 河和田小学校入学式、29名の1年生 »

2013年4月 6日 (土)

地域ブランド、鯖江市の特産化を目指す「山うに」

山うに

「味覚春秋 3」に、フードジャーナリスト・食文化研究家の向笠千恵子先生が執筆された「おいしい色々⑫~朱赤の越前山雲丹は山里育ち」という原稿が掲載されている。この中で、向笠先生は、幼児体験の頃から「越前雲丹]は憧れの食べ物の一つであったと記されています。

その雲丹そっくりの河和田地区に伝わる「山雲丹」を見つけ、胸がおどったと、感動を伝えられています。先生は、昨年度の農林水産省の「食アメニティーコンクール」の現地審査で鯖江市河和田地区に入ってこられ、この時に[山うに]を使った料理・うるしの里御膳を食していただきました。

今年また1月に、この「山うに」再会を目的に訪れてくださっています。そして今回は作り方も教わって帰られ、早速ご自分で作って頂きました。その感想で、なべや納豆の薬味におつで、イカや刺身に美しく映え、バニラアイスやバタートーストにもいいアクセント、朱赤の山雲丹を生んだ河和田の女性たちに乾杯! と、紹介してくださっています。

福井新聞の平成25年2月23日の論説には、河和田の「山雲丹」、プロジェクトの事業に多大の期待を寄せて紹介されました。

また3月9日に開催されたゆずの里親・植樹研修会、ならびに「山うに」交流会も大きくニュースとして取り上げられました。

県民福井では記者自身が、山うにの調理体験もして、教えて県民くんで「山うに」プロジェクトを丸ごと紹介していただきました。

「山うに」、材料は、ゆずと唐辛子・赤なんばに塩のみをすりつぶし粘りを出した冬場の薬味、河和田地区に古くから伝わる薬味・食文化です。今、現代にも喜んで味わっていただける「山うに」を地元民から地域全体の誇り・自慢に持っていきたい。先人の知恵を頂きながら、遊休農地を利活用して、ゆずの栽培も、赤なんばの栽培も普及して、地域活性化につなげていくことが出来れば、河和田丸ごと、総動員でがんばりたい。

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.mitelog.jp/t/trackback/304673/31359187

地域ブランド、鯖江市の特産化を目指す「山うに」を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

Powered by Six Apart